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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

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朝目が覚めて時計を見たら9時32分。う~んノンストップで10時間も寝てしまうとは。またいろいろ夢を見た。兄が「どうぶつの森」をやりたいからガイドブックを貸してくれと言うがそんなのとっくに捨てたとか、高校時代の友達とスキーに行こうとしたけど、持っていこうと思った物がどうしても見つからない、おかしいな捨ててないのに、という夢とか。捨てた夢とか捨ててない夢とかなんだろう。そう言うと「夢」には「寝ている時に見る夢」と「将来の夢」という2つの意味があるが、英語でもどちらもdreamだな。そこの概念は共通してるのか。「夜中に見る夢は将来の願望」ということなのか。そうでもないと思うのだが。

筒井康隆「日本以外全部沈没」読了。いや、読了してない。途中で読むのを諦めた。ついて行けない。最初の数話は一応話としては形になっている小説だったが、だんだん訳がわからなくて前衛的になっていき、読んでても何が何だか、という状態になったので打ち切った。ひたすら家系図を書き下している話(聖書の最初の方みたい)とか、句読点をほとんど打たず段落も改行もなしにひたすら読者を罵倒している話だとか、いやもう話にはなってないのだが。

前衛的小説前衛的小説

気を取り直して伊坂幸太郎「魔王」を読み始める。自分が思った言葉を他の人に言わせる能力。また伊坂幸太郎の小説に特殊能力の持ち主が出てきた。今のところ、大国を敵視し、少しずつファシズムに流れていきそうになる世間を主人公が憂慮するという話である。これからどう展開していくのかな。それはそうと、さりげなく端役でちょろっと出てくる人物が、おおこれは「死神の精度」に出てくる人間に化けた死神ではないか、とわかって伊坂幸太郎の遊び心にニヤリとしてしまう。

昼から図書館に行った。別に今日行かなくてもいいのだが、明日は通院だし散歩のために。外は雨が降っていて、風もあって寒い。いったんちょっと暖かくなったのにな。サンカンシオンの季節に入るのか。今日は1冊だけ返して3冊借りてきた。

借りてきた本借りてきた本

辻村深月「ツナグ」
吉川英治文学新人賞受賞作ということで借りてみた。

石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」
一度石田衣良の本を読んでみようと思っていたので、ドラマにもなったこの作品をチョイス。このシリーズは13作まで出ているので、面白かったら順番に読んでいこう。

原田宗典「何の印象もない女」
適当に借りてみた。

アンケートサイトに登録したのでかたっぱしから答えてみた。正直苦痛である。実質的にアンケートの形をした商品の宣伝が多い。商品の特徴について、知っていたかとか魅力があるとかないとか答えさせていって、最後には「お試しになりますか?」と来る。そんなの試さないので「いいえ」で終わるのだが、それで10ポイント。1円分。5分で1円。1時間で12円。時給12円とは作業所以下だ。なんかむなしい。

今日の動画。3月3日は桃の節句なので、ももいろクローバーZ「行くぜっ!怪盗少女」。ももクロのデビュー曲。この頃は6人だった。

今日は9時半起床。夜中に夢を見ていた。昔所属していた合唱団の演奏会を聴きに行った。なぜかホールではなく公民館みたいなステージのないところでやっていた。懐かしい顔ぶれが何人かいたが、ほとんどは自分の知らない顔に変わっていた。居心地が悪かったのになぜか打ち上げにも行って団内指揮者と話をしていた。この合唱団はこの前にも出てきたような気がする。

午前中は音楽を聴いたり本を読んだり。筒井康隆の「日本以外全部沈没」を読み始めた。筒井康隆の自選短編集パロディ篇である。「ツァラトゥストラはかく語りき」「日本沈没」のパロディと続いたが、その後の話は何のパロディかすらわからない。でも元ネタがわからなくても十分おもしろい。

お昼から妻とお買い物。近所のお買い物以外でふたりで出かけるのは久しぶりかもしれない。まずはポルタのはなまるうどんで腹ごしらえ。牛肉温玉ぶっかけうどん冷やしの中。ごちそうさまでした。

はなまるうどん

そしてヨドバシへ。3階、4階、5階とまわって買い物をしてきた。まずは3階のトラベル用品売り場へ。1月のダイエーの閉店セールのときにデイパックの予備を買ったのだが、私はデイパック以外に斜めがけのショルダーバッグも愛用している。そのバッグがもうくたくたのよれよれで汚れまくっていたので、それも新しいのがほしいと思っていていろいろ探し回っていたのだが、なかなかいいのが見つからなかった。妻がこの前ヨドバシに行った時に、トラベル用品売り場に良さげなものが置いてあることを発見し、教えてくれたので見に行った。すると、自分の要求仕様を満たすぴったりのものがお手頃価格であった。

ショルダーバッグ

ショルダーバッグ

こういう多機能のものが私の好み。絶対に必要なのはペットボトルホルダー。こまめに水分補給を必要とする私は、バッグを開かなくてもすぐにペットボトルが出し入れできないと困る。

ペットボトルホルダー

続いて4階へ。妻がステレオイヤホンがもう1つほしいと言うので買った。密閉型のヘッドホンも試してみたが、締め付けが強かったり夏になったら暑くて蒸れそうだと言うので、普通のイヤホンタイプ。安かったけどaudio-technica製だから大丈夫だろう。

ステレオイヤホン

そして5階。コードレスのハンディクリーナーが壊れてしまったので新しいのを調達。お手頃価格で必要十分なのがあったのでお買い上げ。オーム電機製。

ハンディクリーナー

充電時は縦型になるので省スペース。ロケットのようだ。10時間の充電で駆動時間10分。スマホだったら袋叩きだな。

ハンディクリーナー

なんかわからんが、ヨドバシにピカチューがいましたよ。

ピカチュー

4年ぶりにSEKAI NO OWARIのアルバムが2枚同時に発売されて妻が狂喜乱舞している。今までためたお小遣いの繰り越し金と、足りない分はこれから節約するとのことで、2枚とも買った。「EYE」と「LIP」。

EYELIP

買ったのは妻だが、私もiTunesに入れて聴いている。うん、これは確かにご機嫌なCDだ。私も気に入ったので、私のお小遣いからも半分出すことにした。

いっぱいお金を使ったけど、必要なものは必要だし、たまにはCDくらい買ったってバチは当たらないだろう。これから引き締めていくのだ。

今日の動画はせっかくだから「EYE」に収録されている曲を。SEKAI NO OWARI「スターゲイザー」。スターゲイザーとは「星を見上げる人」という意味。ちょっと変わってるけどおしゃれな曲。メロディーがないけどラップでもない。妻いわく「コンサートで曲と曲の間に流れる音楽みたい」とな。欅坂46の平手友梨奈が踊るこのMVに出てくる月は本物で、構想から完成まで約1年半もかかったらしい。MVもとても色使いがおしゃれである。(ちょっと暴力的ではあるが)

今日は9時起床。夜中に夢を見ていた。以前勤務していた研究所に行った。仕事のメールが未だに自分の家のPCに届くので、わざわざ伝えに行ったのだ。もの凄く頭のいい先輩や同僚と話をしていた。庶務の女の子もいたが、なぜか合唱団仲間の女の子もいて「え?君ら知り合い?」なんて言っていた。フロア全体の掃除があるとかで、全員ででかけることになってついていったが、忘れ物かなにかで自分一人が戻ったら、机から何から全て消えていた。この夢はなんだろう?

今日は冷たい雨が降っている。外に出るのが面倒だったのでおとなしく家にいてずっと本を読んでいた。

昨日の夜に伊坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す」読了。男女4人の銀行強盗団の話。物騒な強盗ではなく、知能犯で実にスマートなのだが、途中で別の銀行強盗が出てきてそこから心理戦。この先の展開が読めたと思ったら裏をかかれたり、一番最後で一番最初の場面が伏線だったとわかったりする。いやあ面白かった。これはたしかに映画にすると愉快かもな。他人が嘘をついているかわかる能力を持っている人物がいたり、時間を計らなくても何分何秒経過したかがわかる体内時計を持っている人物とか、伊坂幸太郎のミステリーではお馴染みになった特殊能力が出てくる。それから伊坂幸太郎の小説にはよくドストエフスキーが出てくる。自分も読まないといけないのかな、とか思ってしまう。

そして宮部みゆき「ここはボツコニアン5」を読み始めた。短いので今日の昼には読了。双子の姉ピピと弟ピノがボツキャラで構成されたゲームの世界で冒険する話。

ピピピノ

5巻完結なのでこれでファイナル。しかし、6つ鍵を集めないといけないのに4巻までで2つしかゲットしていない。この後どうなるの?と思っていたら、「そんな卑怯な展開あるか!!!」ということに。ネタバレになるが書いてしまうと、合鍵を作って鍵を複製したって、なんだそりゃ?ボツな世界だからなんでもありなのかなあ。そして物語の舞台はいろいろ変わり、最後はラスボスと対決!ではなく、話し合いで終わってしまった。なんだこりゃ?いや、ずっとなんだこりゃと思っていたが、結局最後まで読んでしまった。う~ん、面白かったかと言われれば微妙。とにかくいろんなゲームやSF映画のパロディーとか内輪ネタが多すぎて、元ネタがわからんのでさっぱりわからなかった。

次に、池井戸潤「下町ロケット2 ガウディ計画」を読み始めた。1ページめくってびっくり。

人物相関図

人物相関図である。全部で組織が8つ、登場人物が22人いる。ひえ~ついていけるかな~。まあこの図があるから大丈夫か。1で出てきた人物はだいたい頭に入ってる。今回は医療系の話で、人工心臓とか心臓弁とか出てきた。また特許絡みなのかな。またもや大企業の横暴さが描かれている。心臓に関する医者もので、医科大学での出世争いのストーリーを読んでると、ドラマ「ブラックペアン」を思い出す。あれは二宮和也がいい味を出していた。

今日の動画。ボツコニアンにちなんでRPGぽい曲を。sumika「ふっかつのじゅもん」。

昨日は最近にしては珍しく少し寝付きが悪かった。おそらく30分以上はかかっただろう。一度起きようかと思ったが、我慢して横になっていたらそのうち眠れた。夜中にまた夢を見た。最近夢の内容を覚えていることが多い。中学生か高校生の自分がテストを受けていた。数学と社会と国語。何かの教科で時間が足りなくて全部の問題を解けなかった。ああ人生時間切れ(特に意味はない)。そして9時半起床。

午前中は動画を観たり本を読んだり。伊坂幸太郎の「陽気なギャングが地球を回す」を読み始めた。男女4人の銀行強盗団の話。横浜が舞台なので、馴染みのある地名が出てきたりするとちょっと嬉しい。

午後からちょいと外出。おととい河津桜を見に行ったが、妻はまだ見ていなくて、見に行きたいと言うので一緒に行った。桜はまだ散ってなくてきれいだった。おとといには気がつかなかったが、花壇にたくさん花が植えてあった。まだ冬だけどけっこう咲いてるんだな。自分は花のことは全くわからない。

花

花花花花花花花花花

帰りにセブンイレブンでデザートを買って帰った。「生チョコ仕立てのちょこもこ」。もちもちとした皮の食感がとても良くて、チョコクリームがとてもおいしかった。セブンはお弁当もおにぎりもパンもスイーツもお惣菜もクオリティが高い。

ちょこもこちょこもこ

今日の動画は宮本浩次「冬の花」。なんか昭和っぽい歌。エレカシ宮本が相変わらずアレなMV。ちゃんと前を向いて運転しないと危ないですよ。ドラマ「後妻業」主題歌。

今日は9時起床。朝方夢を見た。また意味深な夢だから日記に書かなきゃ、と思ったのにほとんど忘れてしまった。前の前に働いていた職場の同僚の車に乗っていたのは覚えている。その後場面が変わって、ホテルかどこかで食事するのに自分の分だけなかった。これもやっぱり疎外感の現れか。

昨日の夜に「グラスホッパー」読了。妻を殺された復讐をしようと裏稼業に転職した男、相手を見つめただけで自殺をさせる自殺屋、ナイフを武器にした殺し屋、背中を押してひき逃げさせる押し屋、彼らがそれぞれの思惑で動きながら絡み合って話が展開していく。おもしろいのが、昨日も書いたが幻覚が出てくるところ。幻覚というと統合失調症の症状として代表的なのだが、幻聴、幻覚はあくまでも自分の脳内で作られたものだから、自分が知っている以上のことは言わない(解離性の障害の場合はわからないが)。しかしこの物語では、幻覚が重要な秘密を教えてくれたりする。むむむ不思議なミステリーである。しかししっかりハードボイルドでもある。とてもおもしろかった。

昨日の時点では今日は雨の予報だったが、今朝の予報では曇り時々晴れに変わっていて、空もそんなに曇ってない。今日はどこへ行こうか考えて、なんか中華が食べたかったから。商店街の中華料理屋へ。今日は25日か。ちょっとお小遣いも残ってるし、今月は28日までだからいいだろう。これで打ち止めだ。

豚肉とほうれん草の玉子炒め

豚肉とほうれん草と玉子炒め。うまかった。その後、先日の面談で教えてもらった作業所が近くだったから前まで行ってみた。ビル、というより少し大きめの3階建ての一軒家みたいな建物の1階にこっそり「○○工房」という看板が出ていた。ぱっと見障害者の就労支援施設とはわからない。ここで作業することになるのかな。自宅からは歩いて20分かかるかかからないか、というところで、今くらいの調子だと通えるだろうが、ちょっと体調を崩すとそこまで歩けるかどうかもわからない。

朝から宮部みゆきの「ここはボツコニアン4」を読み始めて、短いので昼過ぎには読み終わった。3巻は確かホラーゲームのパロディ世界で終わったんだったな。で今回はその続き。よしよし今回はちゃんと覚えている。ゲームの中の世界で12歳の双子の姉ピピと弟ピノが冒険するおちゃらけた話。ピノがピピのことを「ピピ姉」と呼ぶのがなんだか微笑ましくて羨ましい。物語はホラーの世界を抜けてから、サブイベントを経て今度はSFの世界へ。

ここはボツコニアン

それにしても今回は、観たこともプレイしたこともない映画やゲームの内輪ネタが次から次へと出てきて、今まで一番よくわからない。宮部みゆきはよっぽどSFが好きなようで、ちょっと遊びが過ぎるのではないかと思うが、「分かる人だけ分かればそれでいい」という作者のスタンスをひしひしと感じる。作者の独り言とか関係ないセリフが多すぎてなかなか話が進まないし、行き当たりばったり感が否めないが、それでも読んでいる。それなりに続きが気になるのだ。それにしてもこのシリーズ、次の5巻で完結なんだがどうも尻切れトンボで終わるのではないだろうか。作者が脱線する間は冒険は進まず、まだ物語は序盤で回廊図書館の鍵も6つのうち2つしか手に入れてないではないか。まあいいや。

今日の動画。DAOKO「もしも僕らがGAMEの主役で」。ピッタリの曲ってあるもんだな。