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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

今日は朝から区役所へ行って障害者手帳を交付してもらった。ちょうど退院日の昨日に交付されるところだったのだが、今日交付してもらったのだ。これで正式に障害者となってしまった。だからと言って僻むことなく奢ることなく、丁寧に毎日を過ごしていこう。

昼から彼女と横浜へ出かけ、携帯のプラン変更をした。今はどこのキャリアも障害者割引プランがあり、そのプランに変更したのだ。その後どこへ行くか決めてなく、カラオケにでも行こうかと思ったが、疲れるのがいやだったので2人でマンガ喫茶に行った。平日のお昼はすいてていい。ドラマにもなった「Dr.コトー診療所」を4巻くらいまで読んだ。その後ダイエーやハンズに行ってショッピングをして夕方に家に帰ってきた。

この近くの商店街では毎年この季節に、月に3回縁日をやっている。今日はその初日だったので夜に行ってみた。いいお天気で湿度も高くなく、そんなに混んでもいなかったので快適だった。たくさん露店が出ていて、けっこう食べまくった。たこ焼き、フランクフルト、カルビ串、ステーキ串、焼き鳥。ずっと入院生活をしていたので食べ物には飢えていたのだ。おなかいっぱい食べて満足なのだ。こういう場所で食べるとおいしく感じるのはなんでだろう。

今日無事に退院したのだ。最初の1ヶ月くらいはなかなか調子がよくならなくて、うわーんこのままだと半年コースかぁ?と覚悟していた(1回目の入院は7ヶ月ちょっとだった)のだが、躁転して2週間くらいして落ち着いて、それから安定してきたので無事2ヶ月と1週間くらいで退院できたのだ。今回は無事軟着陸できた、という感じだ。このまま行けば8月くらいには3年ぶりに職場復帰できそうだ。

それはそうと帰ってきてまずやったのは、ウォシュレットの取り付けなのだ。なぜウォシュレットかというと、退院とは全然関係ない。先週の土曜日に彼女とその友達と一緒に夕飯を食べていたときに、私は今まで勘違いをしていたことを知ったのだ。それは、ウォシュレットというのはトイレを改造するもので、賃貸の住宅やマンションでは取り付けられないものだと思っていた、ということなのだ。そうではなくて、便器の蓋は簡単に取り外しができて、そこにかぽっとはめるだけで済むもの、つまりは賃貸でもつけられる、ということを話の流れで知って、前々からウォシュレットつけたいと思っていた私はさっそく日曜日にネットで安い店を調べて注文し、昨日までには自宅に届いていた、というわけだ。取り付ける際にちょっと工事が必要になるが、ネットで調べたところそんな難しい工事ではないようで、自分でできそうだった。

しかしいざやってみると、一番最初のステップで降参してしまった。タンクの横にある止水栓というのを締めて、そこからタンクにつながっている給水管というのをまず外すのだが、そのために回さないといけないボルトを回せない。タンクと壁の間が狭すぎてレンチが入らないのだ。他の工具でもあれこれ試したが、あまりの狭さにどうしようもできず、これは電動レンチなどの専用の工具がないとだめだぁ〜とお手上げ状態になったのだ。それでどうしたかと言うと、結局業者に頼むはめになった。TOTOのHPから取り付け工事ができる店を検索できたので、そこから自宅に近い業者を見つけ、連絡したらすぐ来てくれた。こういう水回りのトラブルなどを専門にやっている業者は足回りがいい。

というわけでこれから快適なトイレライフを楽しむのだ。それにしてもウォシュレットは最近進んでいるなあ。昔はコントローラが便器の横にどかっと突き出していて幅をとったものだが、今(というか私が買ったやつ)はコントローラがワイヤレスになっていて、ペーパーホルダーの上につけられるようになっている。便器周りもすっきりなのだ。

今日も1日何もできなかった。何をする気力もない。あいかわらず本も読めない。

夜になって夕飯を求めてふらふらと外に出た。今日は彼女はバイトのあと歯医者に行って遅くなるから別ごはんにする約束だった。近くのコンビニの前まで行ったが、コンビニ弁当はなんか自分が惨めだったので、駅前のラーメン屋まで歩くか、と歩き出した。が、途中で歩くのが嫌になって近くの路地に入って家に帰ろうとした。

自宅のすぐ近くだが普段通らない路地。その角に、こじゃれた居酒屋というかお食事どころというか、看板には「居食処」と書いてあったのだが、そういうお店を見つけた。自宅からほんの100メートルくらいなのに今までその存在を知らなかった。これはいいなと思っていったん自宅に帰り、彼女が帰って来るのを待って一緒に行った。いろんなメニューがあるのだが、韓国料理が基本らしい。石焼ビビンバとチヂミを頼んだ。けっこううまかった。他にも刺身やらピザやらいろんなメニューがあって、雰囲気もいいし、大勢で来るのもいいなと思った。しかし地元の人しか通らないような路地の中なので、果たして繁盛しているのだろうか。この店がつぶれないといいのだが。

今朝は4時ごろに目が覚めてから眠れなくなって、朝までMP3プレーヤーで音楽を聴いていた。朝になってからまた寝てしまい、12時半くらいに起きた。

やることもなくぼけ〜っとしていたが、散髪に行こうと思って外に出た。この間は近所の散髪屋に行ったが、今日はなんとなく気分を変えてずっと通っていた日吉の散髪屋まで足を伸ばす。ちょっと足を伸ばしたかったのだ。せっかっくでかけるのなら近所で済まさずに。

土曜日だけど案外すいていて、15分くらい待たされただけですぐに散髪してくれた。終わってから日吉の東急百貨店へ行った。ここへ来たらここの鯛焼きを食べるのがいつもの楽しみなのだ。しかし、なんとお目当ての鯛焼き屋はなくなっていた。ががーん、ショックだった。

しかたがないのでホワイトデーの買い物をして帰る。釣った魚に餌はやらない、ではないけど安い贈り物で済ませようと考える。どうせ高価な物をあげても喜ばない。いや、喜ぶかもしれないが彼女が家計を気にする。財布が一つになった今、二人で無駄遣いはやめよう、と言ってるのだ。いろいろと見てまわったところ、携帯のストラップでかわいいハートマーク型のクリーナーがついたやつがあったのでそれにした。彼女は携帯にじゃらじゃらいろいろつけていたのだが、最近ひもが切れてストラップが寂しくなったと言っていたのでちょうどいい。

家に帰って少し暗譜練習をする。明日はボーカルアンサンブルAのプチ本番。ピアノの発表会に賛助出演するのだ。ホールがデッドなのでAでは珍しくマイクつき。そして、今回は去年のコンサートでやった曲ばかりで3曲と数も少ないので、暗譜しようという話になっている。私はだいたい暗譜できているつもりだったのだが、改めて練習してみるとあちこちあやふやだ。まあなんとかなるだろう。それよりも、明日になって体が動くか心配だ。集合は相模大野に11時半。最近の私にとっては少しきつい時間である。

昨日、診察に行けなかったから、今日薬だけでももらいに病院へ行くつもりだった。予約外なので11時までに病院に着くように、9時には家を出なければいけなかった。

しかし最近の不調さ加減でそんなことできるわけなく、9時の時点で私は全く動けないでいた。しかたがないのでバイトが休みの彼女に行ってもらった。32条の申請書も出してきてもらった。私が動けるようになったのは13時を過ぎてからだった。

帰ってきた彼女が、映画「ホテル・ヴィーナス」を観に行きたいと言う。草彅剛が主演の、全編を通じて韓国語の映画だ。彼女は草彅のファンなので前から観たいと言って前売りも買っていた。私は最初は興味なかったのだが、今週のスマスマを観て、草彅剛が「チョナンカン」として「全く韓国語がしゃべれないけどぺらぺらのふり」をした状態から、ものすごい努力で本当に「ぺらぺらにしゃべれる」ようになった、というのを知って興味を持った。韓国のテレビに出演してノ・ムヒョン大統領とも話をし、いつか日本でオール韓国語の映画を作りたい、と言っていた。それが実現したのがこの「ホテル・ヴィーナス」だった。午後から割と調子もよくなってきたので、15時過ぎに家を出て関内へ。

見てみるとけっこうよかった。私は映画の感想を書いたりするのは苦手なのだが、なんと言うか、派手なシーンとかはないのだが、たんたんと語られる人間模様に引き込まれていってスクリーンから目が離せない、この人たちはいったいどうなってしまうんだろう、そんな感じだった。なんとなく「めぞん一刻」を思い出さないでもない、でも全然違うか。