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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

昨日は22時半くらいに寝た。最近にしては割と早く寝つけたようで、追加眠剤は飲まなかった。しかし、夜中何度か目が覚めるのはなんとかならんものか。朝は7時に起きた。昨日の夜中、うなされていたと彼女に言われた。そうだ、思い出した。具体的な内容は忘れたが、確か何か悪い夢を見ていて、必死に何かを叫ぼうとして、それが言葉にならなくて苦しんでいた。彼女が私の腕をつかんで起こしてくれた。「助かった」そのとき、私の口から漏れた言葉である。やはり、自分が思っている以上に精神的にプレッシャーというかストレスがかかっていて、夢の中でそれが出てくるようだ。

午前中は読書。正午頃にスーパーへ買い物に行き、帰ってきてから今日は家で昼食を作って食べた。その後、昨日TSUTAYAで借りてきた「海猿」を観た。たまたまベスト10のコーナーに並んでいて、そう言えば今ドラマでもやっていたなあと思って、なんとなく借りた。そんなに期待をしていたわけではなかったのだが、これが私のつぼにはまった。途中で泣きそうになってしまった。そして見終わった後、爽やかな感動を覚えた。う〜ん、セカチューよりずっとよかった。「海猿」のHPを観ると、第2弾が2006年春ロードショーと書いてある。楽しみだ。

午後はその後本を読んだり、だらだらと家の中で過ごした。外はめちゃ暑い。明日に備えて体を休めているのだが、なんとなく不安がつきまとう。明日は会社に行けるのだろうか。朝ちゃんと起きられるのだろうか。起きて体を動かすことができるのだろうか。考えれば考えるほど不安になっていく。一度不安になると、頭の思考が負のスパイラルに陥って、なかなか抜け出せない。

何日か前、テレビをザッピングしていたときに何かの番組で誰か女の人がこんなことを言っていた。「実際にそう思ってなくても『何もかも全てうまくいく』って口に出して言っていたら、本当にうまくいくようになるから」芸能人だか占い師だかわからないが、適当なことを言ってるけど、要はまあ自己暗示だね、と思ってその場は聞き流していた。今日、ちょっと口に出して何回か繰り返してみると、「何もかも全て」ではないけど「少しはうまくいく」ような気がしてきた。自己暗示。これは精神医学と言うより心理学的なことだが、病気の要因の一つに心理的なものが大きく関係しているとカウンセラーに指摘された自分にとっては、気休めかもしれないが、案外有効かもしれない。

昨日は22時半くらいに寝ようとしたのだが、布団に入ってから彼女となんだかんだ話をしていたら眠れずに時間が過ぎてしまい、気がつくと0時前。追加眠剤と牛乳を飲んで寝た。今日は7時前に起床。調子はわりとよい。

午前中はだいぶ前に買って読んでなかった本「妻は多重人格者」を読み始めた。ノンフィクションの話で、さらに帯に「精神科医の町沢静夫(その筋では有名な人ですだ)がその患者を診た」、と書いてあるのでおもしろそうだと思っていたのだが、内容的にはいまいち。なんせ、最初から4分の3くらいまで読まないと多重人格のことが出てこないのだ。それまでは、妻が勝手に借りまくった借金のため、ヤミ金から脅されて夜逃げして弁護士に頼んで債務整理して、でもまた借金して、という顛末を延々とだらだらと書いていて、読んでいて飽きてきた。もう、めっちゃ冗長。LHAで圧縮したろうかと思った。やはり実話とは言え、書いたのが物書きが本業ではない、患者本人の夫だからだろう。同じノンフィクションでも、この間読んだ「救急精神病棟」や、ダニエルキイスの「24人のビリーミリガン」なんかは、事実を徹底的に取材して、それを元にライターなり小説家なり、物書きのプロが書いたものだからとてもおもしろかった。やはり餅は餅屋といったところだろうか。

昼前に家を出て、最寄りのTSUTAYAへ歩いて行った。「誰も知らない」はやっぱり全部レンタル中だった。今年の上半期レンタルベスト10のコーナーにあるのだが、その中でも1位の「セカチュー」とか、その他の「下妻物語」とか「スウィングガールズ」とか「半落ち」とかは、全部がレンタル中ということはないのに、「誰も知らない」だけいつ行っても全部レンタル中なのだ。やはり「星になった少年」の影響だろう。同じベスト10のコーナーにあった「海猿」を借りた。ついでに一度も見たことがない「はねるの扉」のDVDも借りた。1から3まであったが、1がおもしろかったら2と3も借りてみよう。

そしてそのままバスで移動し、伊勢佐木町のユニクロへ。今日は彼女に頼まれたTシャツを買いに来た。しかし、それだけでは気が済まない。390円に値下げしたTシャツを買って自分の購買欲も満たし、昼食を食べて帰ってきた。

帰ってきて「はねるの扉」を見た。う〜ん、ちょっといまいちだ。いや、おもしろかったコントもあるのだが、そうでないのも多い。これって、DVDで出ているってことは一応「選りすぐり」なんだよねぇ。2と3をわざわざ借りる気にはちょっとならなくなった。

夕方、バイトが終わった彼女と合流してバスで横浜へ出て夕食。その後ダイエーでお買い物。私が職場復帰してから休みがあわなくなったので、なかなか2人で外食とかショッピングとかもできなくなってしまった。どうしても夜になってしまうのはしかたがないが、たまにこうやって2人で外へ出かけると何だか新鮮だった。

昨日は23時過ぎに就寝。夜中は2回くらい目が覚めた。7時に起床。少しだるい。 起きて朝食を作って食べて新聞を読んだが、朝からしんどいのでまた寝た。11時くらいまで寝てしまった。そんなに体に負荷はかかっていないのに、こんなにしんどいのは、やはり鬱が再発する前兆だろうか。精神的な症状より先に、必ず身体的な症状がサインのごとく現れるのだ。

11時過ぎに家を出て行きつけの散髪屋へ。土曜日だし混んでいるだろうから1時間くらいは待たされるだろう、その間に昼飯を食べに行こう、と思ったらがらがらでお客さんも少なく、すぐに散髪してくれた。前はすごく繁盛していたのに、いったいどうしたのだろう。

散髪を終えてから昼食を済ませ、近くのデパートへ。無印を通り抜け、いろいろなお店の間を抜けると奥には泣く子も黙るUNIQLO。ぶらぶらしているだけで楽しいのだが、あれもこれもほしくなってくる。今シーズンに入ってさんざん服は買ったので、もう買う必要はないのだが、それでも590円とセールで安くなっているレイヤードTシャツとタンクトップを買ってしまった。

横浜に寄って買い物をしようとしたが、お目当てのものは見つからず。いつも外から帰ってきて、汗だくの体をビオレパウダーシートで拭くのだが、その詰め替え用がほしかったのだ。しかし、どこに行っても無香性のものがない。なんでかなあ。結局どの店でも見つけられずに帰ってきた。

帰ってきてほっと一息。知り合いからのメールの返事を書いているときに、ぐらっと来た。地震だ、しかもちょっとでかい。その場はとりあえず揺れが収まるのを待ち、収まったらすぐに自分の部屋からリビングに出てドアを開けた。地震のときには建物がゆがんでドアが開かなくなることがあるからだ。こんなときのために、登山で使用するスタッフバッグと呼ばれるいろんな大きさの巾着袋みたいなやつに、防災グッズを詰め込んである。そして65Lのザックにそいつらを放り込んでリビングに出し、いつでも避難可能な態勢にに入った。テレビをつけるとこの地域は震度5弱か4という微妙なところ。しかし、その後余震が来ることもなく夜を迎えた。

夕方に彼女がバイトから帰ってきた。ドラッグストアでバイトしているのだが、棚から商品が落ちたりしたんじゃないかと思ったが、それはなかったらしい。しかしテレビではあちこちで怪我をしたりエレベータに閉じこめられたり、と地震の影響を受けている人がいる。そう言えば彼女の家族が熱海に旅行に行っていて、今日の夜に帰ってくると言っていたが、電車はちゃんと動いているのだろうか。試用版を気に入って思わず買ってしまった「駅探エクスプレス」の運行情報表示画面を起動する。各交通機関からの運行情報を受け取って表示する画面だ。うん、そのまんまの説明だな。それによると、JR東海道線は不通とのこと。他にも不通の路線が多数。交通機関は麻痺しているようだ。

彼女が家族に連絡をしようとしても、携帯がつながらない。何時間も経った夜になってもまだつながらないというのだ。地震の影響でアクセスが殺到しているか、あるいはキャリアが制限をかけているのだろう。結局20時45分頃、彼女の家族からうちの家電に連絡が入った。メールを何回も送ろうとしたがことごとく失敗で、電話もつながらなかったらしい。この時間になっても携帯から携帯へはまだ電話がつながらなく、固定電話にはやっとつながったらしい。この程度の地震で何時間もメールすらできなくなるというのは、携帯が重要な通信インフラとなった今日、ちょっとどうかと思うところだ。日本の明日は大丈夫なのか。日本人はどうも危機管理意識が根本的に薄い民族なように思える今日この頃である。こういう自体も考慮に入れて、改めて我が家もコンティンジェンシー・プランを練り直す必要があるだろう。

昨日は寝たのが23時半頃だった。いくら次の日が休みだからと言って、あまり遅くならないように気をつけなくては。朝は7時に起床。実は時計を見て「8時だ」と思って起きたらまだ7時だった。でも眠気はないし体もだるくないし、そのまま朝食を作って食べた。

朝からなんだかんだ忙しい。今日はプラスチックのゴミの日だけでなく、地区でやっている資源集団回収で、たまりにたまった段ボールや新聞、紙類などを一斉に出した。そしてアメリカにFAX。なぜアメリカにFAXかと言うと、昨日アメリカのオンラインショッピングサイトで買い物をしたのだが「国外のクレジットカードを使うには、この用紙に必要事項を記入してサインしてFAXしてくれ。国外のカードを使うためにはこの方法でしか認証しない」とメールが来たのだ。これは、システム的にそういうものなのか、先日のクレジット情報の大量漏洩を受けて、本人認証のためにオンラインの手続きだけでなく、ちゃんと直筆のサインした紙を送れ、ということなのだろうか。自宅の住所や電話番号だけでなく、クレジット会社の電話番号も書く欄があるので、クレジット会社に問い合わせて登録情報と一致しているか確認するのだろうか。

めんどうだがしかたがないので、送られてきたWordファイルの用紙にせっせと記入した。うちにはFAXがないが、WindowsのFAX機能を使っていつも送信しているので、Wordファイル上で記入したファイルをそのままFAXで送ろうかと思ったが、サインだけは手書きでないといけない。しかたがないから、一度プリントアウトしてサインした紙をスキャナで読み込み、PCからFAXで送った。ちょっとめんどくさかった。

そして午前中は久しぶりに皮膚科へ。最近ちょっとまたアトピーが悪くなりつつある。薬が少なくなっていたのでもらいに行った。待っている間にニンテンドーDSで「直感ヒトフデ」をやったり、先日Amazonで買った「救急精神病棟」を読んだりしていた。この本、めちゃおもしろい。精神病院に入院していた自分ですら「こんな病院があるなんて」と驚く。日本で唯一の24時間態勢の救急精神病院の密着レポだ。

昼はハナマサで大量に買って冷凍してある肉を焼き、インスタントラーメンを作って食べる。今日も暑いので、一度外から帰ってくると、また外へ行く気がしない。午後はずっと「直感ヒトフデ」をやったり「救急精神病棟」を読んでいたりしていた。どちらもはまるのだ。

夜は今日も女子バレーワールドグランプリを観戦。予選ラウンドでは惜しくも敗れたブラジルにリベンジ、と行きたかったが、負けてしまった。1セットは取ったものの、最後の大事な場面での大友選手のサーブミスは痛かった。予選でのブラジル戦でもフルセットでデュースの最後の最後で大友選手がサーブミスをして負けてしまったので、トラウマになってはいないだろうか。このチームはいいときはいいのだが、なんだか自分たちのミスで流れを崩してしまってばたばたしているような気がするなあ。明日も強豪キューバ、そして明後日は世界ランキング1位の中国。どんな試合になるのだろう。

昨日は23時過ぎに寝た。割と早く寝付けたと思うが、夜中に何回か目が覚めたような気がする。夜中と言っても、もう朝方だったと思うが。6時25分に布団から起きて出てきた。気分は割といい。

しかし、仕事をしているとなんだかだるさを感じた。朝も昼も暑かったからだろうか。世間はクールビズと言うのにうちの会社は割と寒い。うちのフロアにマシンルームがあるからだろうか。夏場は外と中の気温差で体調を崩してしまう。今日みたいに暑い日が、これからずっと続くのだろうか。去年のような猛暑だったらたまらんなあ。

会社の帰りにTSUTAYAに寄った。彼女が「誰も知らない」を観たいと言うので、レンタルして今日の晩に観ようということになっていたのだ。が、一枚もない。全部レンタル中だった。やっぱこれは「星になった少年」の影響だろうか。彼女は「象になった少年」と言い間違えていたが、それは星になるより可愛そうかもしれない。象ならまだましかもしれないが。

で、代わりに今更ながらセカチューを借りてきた。私は去年入院中に原作を読んだのだが、感動してぼろぼろ泣いた記憶がある。もっともあの時期は躁状態が強くて感情の起伏が激しく、友人の結婚式でもぼろぼろ泣いていた。今でも涙もろいので、この映画を観たらまた泣いてしまうかも、と思って観たのだが「原作とぜんぜん違う〜」と思いながら観てたら終わってしまった。なんかあんまり釈然としない。まあ、原作とは別物と考えればいいのだろうが、なんだかよけいな登場人物が、しかもストーリー上かなりの鍵を握っている人がいろいろ出てきて、なんか違うのだ。カセットテープでやり取りなんかしてなかった。その運び屋なんてもちろんいなかった。婚約者なんていなかった。て言うか大人になった場面なんかなかった。小説では、もっとダイレクトなコミュニケーションでもっとストレートな純愛物語だった。やっぱり原作を読んだ話は映画で観ない方がいいというのは定説なのだろうか。