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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

昨日も今日も暇である。なんせ一週間は自宅療養することになっているのだ。しかし、午前中はまだ眠たくて二度寝してしまうものの、午後からは元気である。午後からなら出社できそうなのになあ。自宅療養することになっているから、派遣の営業から電話がかかってきたときに家にいなくてはまずい。医師の指示も守れない=自己管理ができない、と思われてしまう。あ、いや実際そうなのか。

午前中も、前はいったん起きたものの「しんどい」とか「だるい」でまた寝てしまっていた。しかし、今は単なる「眠い」ので、6時半に起きても8時頃にまた寝てしまうのだ。これは朝のデパスが倍の量になった副作用だろう。前みたいにお茶をがぶ飲みしてカフェインで抑え込めるはずだ。

ちょっと勉強したい分野があって、Webで情報を探したが英語の情報ばかり。日本語の情報もちょっとあったが、結局深く知ろうとすると英語のサイトにたどり着く。Perlをベースにしたオブジェクト指向プログラミングのフレームワークでCatalystというのがあって、うちの職場ではなぜかそれを使ってプログラムを作っているのだ。そういう手合いのものはいろいろあるのに、なぜかうちの職場ではそれがお勧めらしい。

それで私も勉強しようと思ったのだが、Perl自体ろくに勉強してない。でも、言語はPerlだろうがなんだろうがあまり関係ない、部品がたくさんあるから、組み合わせてロジックの部分だけちょちょいと書けば、あっという間にWebアプリのできあがり、とNさんは言っていた。

う〜ん、しかしまだまだ知識が乏しいので、Webの情報を読んでも今ひとつぴんと来ない。やはりこういうときは書籍をじっくり読んだ方がいいだろうと思ってAmazonで検索したが、出てくるのはCiscoのスイッチの本ばかり。そうだろうなあ、この業界でCatalystというとCiscoのスイッチだよなあ。

昼頃、会社のメールを覗いてみた。お、チームリーダーは今日は休みらしい。と言うことは派遣の営業がチームリーダーと今日接触することはない。今日は電話がかかってこないだろう。これはチャンス!

と思って横浜に出て、そごうで妻はカルチャースクールの申込み、私は紀伊国屋で本を漁る。オブジェクト指向のフレームワーク関連の書籍を探したが、プログラミング関連のところにはSmalltalkやJavaを使用したものはあっても、Perlのものはない。

そして探し回った結果、なぜか「OS」のコーナーに「まるごとPerl! Vol.1」という初刊の雑誌?を見つけた。表紙には、

「特集1 Web2.0の迅速開発を支えるPerlのフレームワーク Catalyst / Sledge / Jifty 」

とある。おお、これでちょっと何かわかるかもしれない。この本を読んで1週間でいろいろ遊んでみよう。明日からは缶詰な毎日である。と言うか、本当に休養しないといかんな。調子に乗るなと自分に言い聞かせたい。

今日は朝8時頃起きた。調子は悪くない。朝食を食べて、勉強しようと本を読んでいた。まだまだ技術的な面で私の知識には穴がたくさんある。それは、今までたまたまその分野には首を突っ込むことがなかったので深くは知らないということもあるし、現場を離れていた間に技術が進歩したということもある。とにかく勉強し続けないとこの業界ではやっていけない。

しかし、9時頃に眠たくなって寝てしまった。う〜ん、これはやはりデパスを1mgに増やしたからか?起きたら11時過ぎ。しばらくゆっくりして、昼食を食べてから13時頃、妻と一緒に妻の実家へ行って団らん。しんどいということもなく、午後も調子はよかった。

昨日、妻の実家にメジロが飛び込んできたそうで、1泊させたらしい。狭い部屋の中をばたばたと飛び回っては壁に激突して落っこちていた。つかまれるところがあると思って飛んでいったら何もなくて、そのまま落ちているようなのだ。かわいそうにくちばしの付け根から血が出ている。壁にぶつけたからかなあ。だいぶ弱っているみたいだ。
 

mejiro2.jpg

姪の手の中のメジロ。

この後メジロは近くの木に離した。ちゃんと生き延びてくれるといいのだがなあ。

15時頃に妻の実家を出て、買い物をして帰った。ようやく少し涼しくなったが、これからまたぶり返して暑くなるのだろうか。なりそうだなあ。9月が終わるまで気が抜けない。

帰ってからは、ゆっくりと日経ネットワークを読んでお勉強。ちょうど802.1Xの特集をやっていたのでじっくり読んだ。実は会社で802.1Xを利用した無線LANを採用しており、ユーザからのリクエストに応じて認証サーバへの登録作業を私がやったり、WLCの設定方法について今までの方法ではまずいことがわかってメーカに問い合わせたりしていたところなのだ。しかし、中身をよくわからずにやっていた。かなり勉強になった。

しかしまだまだ勉強しないとみんなにはついて行けない。なんせ昨日帰りのバスで一緒だったNさんは、オライリーの原書、つまり英語の本を手に持って、読もうとしているところだったのだ。居室の本棚にもオライリーの本がずらーっと並んでいて、洋書も多い。日本語版が出るまで待てない、そういう新しい技術をどんどん調べては試していく、そういう文化なのだ。研究所ならではなのかもしれない。おぢさんも必死についていかないといけない。Nさんは10歳くらい年下なのだ。

今日くらいの調子だと、午後から勤務というのはできそうだなあ。来週一週間休んで、その後午後出社から始める、という方針は今の回復状況だといいペースかもしれない。とりあえず無理はしないように気をつけよう。

今日も朝6時半くらいにいったん起きた。朝食を食べて、新聞を読んだりPCに向かっていたりしたが、7時半くらいにしんどくなって寝てしまった。

昨日、派遣会社に診断書のFAXを送ったのだが、無事営業の手に渡ったのだろうか。営業と会社の間で何かコンタクトは会ったのだろうか。お昼頃だったか、派遣会社に電話していたが、外出で14時頃戻るとのこと。

今日はちょっと低調。午前中はだいぶ眠ってしまったし、午後も14時から2時間くらい寝てしまった。まあ、日ごとの波はあるだろう。今週中の回復はちょっと見込めないが、あせらずにいこう。

夜は今日も世界陸上を見ていた。見ていたというか、眺めていたというか。末続慎吾は残念だった。世界の壁は厚い。やはり農耕民族だった日本人に陸上競技は不利なのだろう。

21時頃、派遣会社の営業から電話がかかってきた。派遣先のチームリーダーと話をして、とりあえず今はドクターの指示にしたがって休んでもらうしかないだろう、ということになっているとのこと。私が一番心配しているのは、これで契約解除とかそういうことにならないか、ということだが、現段階ではまだ契約云々の話は出てないとのこと。とりあえず今週の金曜日に病院に行くことになっているので、その帰りにでも状況を報告してください、とのこと。

さて、その時点でどれだけ回復しているか。無理はできないが、主治医に嘘は言えないし、嘘の診断書を書いてもらうわけにもいかない。書ける範囲で診断書を書いてもらい、あとは派遣会社とチームリーダーとの間の話になるのか。それで契約解除になってもしかたがない。

それにしてもなあ、いずれ調子を崩すにしても、せめて3ヶ月くらいはもつと思っていたんだけどなあ…。

今日は朝6時半くらいにいったん起きた。朝食を食べて、PCに向かっていたりして、今日は何とか回復したか?と思ったが、7時半頃にやはりつらくなって、また寝てしまった。

9時頃に起き、なんとかまず派遣会社に電話したが担当営業は既に外出。というか直行なんだろうな。電話に出た人に事情を説明し、先週の診察でドクターに書いてもらった診断書をFAXで送るので、本人の手に渡るようにとお願いしてFAXを送った。

その直後に会社に連絡したが、チームリーダーはまだ来てなかった。とりあえず庶務の子に今日も休むことを伝えてもらうことにした。チームリーダーは昼までには来るそうだ。ルーズな会社なのだ。

10時半頃、自分が抱えている仕事のうち期限のあるものがひとつあるのを思い出し、会社へ電話。ネットワークチームの残り2人は…、来てなかった。ルーズな会社だ〜。チームリーダーはまだ来てなかった。

11時半頃、また会社へ電話。チームリーダーがやっとつかまったので、派遣会社の営業に話したのと同じようなことを話した。ここで矛盾があってはいけない。とりあえず今週いっぱいはドクターストップが出てしまっていることを伝えたら、自分の方からも派遣会社に連絡してみる、と仰っていた。

そんな感じで午前中は1時間ごとに起きては電話してまた寝て、という繰り返しだった。調子はけっしてよくはなかったのだが、こんこんと眠る、というほどでもなかった。

12時半頃、会社へ電話。やっとネットワークチームの先輩がつかまった。手短かにずっと休んで申し訳ない、今週いっぱいもドクターストップが出ている、ということを伝え、DMZ上のサーバ群の脆弱性調査云々の件が私預かりになっていたが、という件を伝えて、ああそれはNさんにお願いしよう、ということになって肩の荷が下りた。他になかったよなあ、自分が抱えているもの。

午後からも調子はいまいち。冷房の効いた部屋でぼ〜っと横になっている。もっと調子が悪いと、こんこんと眠ってしまうのだが、そこまで調子は悪くない。その辺りは先週より回復しているようだ。しかし、午前中がんばって電話したから疲れたのか、いまいち気力も出ない。寝ているのが精一杯。まあ、それが鬱ってものだが。

夕方からは元気が出てきたような気がする。日内変動の典型的なパターンか。しかし、昨日よりは回復してくるのが早くなっているし、朝も一度起きてからまた調子が悪くなるが、その一度起きる時間も早くなっているし、寝たきりというわけでもなくなっている。この調子で無理をしなければ、思ったよりも早く回復するかもしれない。とにかく、今はじっと待つのだ。ところで派遣の営業から何らかの連絡が来るかと思ったが、来なかったなあ。

今日も夜は世界陸上を見ていた。室伏広治は残念だった。日本ではメダル候補はもういないのかな。マラソン団体(メダル対象外)で日本が1位というのがよくわからん。マラソン団体ってなんだ?

今日は午前中にちょっと出かけたものの、あまりの暑さに溶けてしまいそうだった。なんでこんな暑いんだ。地球温暖化を文字通り肌で感じる今日この頃。それにしても会社がTシャツOKでよかった。半ズボンの人もいる。まあ、会社といっても所詮研究所だから、その辺はラフである。裸婦ではない。昼頃には家に帰ってきた。バスから降りて家に帰る途中に見た大きな入道雲が、いかにも

「夏なんです」

って主張しているようだった。

昼食のおそばを食べた後、冷房を入れて座いすに座って買ってきた本を読んでいた。妻は最近買ったヨガの本についてきたDVDを穴が空くほど見ながら、いや穴ははじめからDVDに空いている。いやいやDVDの円盤を見ながらではなく、DVDの映像を見ながらいろんなポーズをとっていたが、その本を読みながら、そして眠気を誘うようなDVDからの音楽を聴いているうちに、いつの間にか眠ってしまった。やはり疲れはたまっているのだ。やはり週末でちゃんとリセットしないといけない。

まあ、のんびりした一日であった。明日からまた一週間、適当に頑張ろう。