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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

うーん.....。

なにげに綱渡りだ。

先週の日曜日に鬱に陥って以来、水曜日まではしんどかった。

が、

それからもちなおした。

完全によくなったのではなく、朝はつらい。7時にセットしてある目覚まし時計が鳴っても止めるだけ。8時を大幅に過ぎて、頑張って頑張って頑張って頑張ってやっと起きることができた。昨日も今日もそんな感じで会社に行き、9時半頃には着いた。動き出してしまえば体は普通に動くし、頭も普通に回る。月曜日は無理やり動かしてもだめだった。

それにしてもいい天気だ。バス、電車と乗り継いで、その後は自転車で会社へ。颯爽と五月の爽やかな空気と同化したように、青空へ吸い込まれそうになりながらペダルを漕ぐ漕ぐ漕ぐ漕ぐ。今日みたいな気候が一年中続いてくれたらいいのに。四季折々で自然はいろんな顔を見せてくれるのはありがたいのだが、灼熱の真夏や底冷えのする真冬に自転車は厳しい。

明日からゴレンジャーだ。もとい、ゴレンキューだ。でも連休中はあんまり天気はよくないらしい。でも、う〜ん寝正月、ではなかった寝連休にならないようにどこかへ出かけたいな。せっかく横浜に住んでいるのだから、何か横浜開港博のイベントでも見に行こうかな。混んでるだろうけど。

なにげに調子いい。

糖尿病と診断されてから3週間、それまでの自分への甘えを断ち切り、徹底したカロリーコントロールで、最初の2週間で体重は4キロ減った。するとドクターから「ペースが速すぎ」と言われ、「教育入院」というものを勧められた、ということは先日書いた。

そして今週の水曜日、紹介状を持って「糖尿病内科」という診療科がある、糖尿病の治療に重点を置いている総合病院へ行った。その時点でさらに体重は1キロ減っていた。やはり医師から「ペースが速すぎ」と言われた。減量のペースが速いとリバウンドのリスクも高まる。そういうわけで、5月11日から2週間、教育入院をすることが決まった。

木曜日はいつもバスで横浜駅に出るところを歩いて行った。糖尿病の本を買って読んでいるのだが、やはり一番手軽で効果的な有酸素運動はウォーキングだという。歩くことは基本である。

そして会社の帰りに蒲田のサカゼンに寄って、スーツを取りに行った。先月不幸があって急いでブラックフォーマルを作ったのだが、やはり社会人として普通のスーツも一着くらい持ってないと、と思って4月の頭に買いに行ったのだ。いびつな体型で、ウェストにあわせてスーツを選ぶと上着はぶかぶか。裾だけでなく、上着の袖丈も着丈もつめてもらった。時間がかかるので後日取りに行くことになっていたのだが、その後のダイエットにより、ウェストはみるみる萎んでいき、今朝ズボンを履いてみるとぶかぶか。ああ、なんてことだ。余計な買い物であった。

昨日の金曜日は歩きに歩いた。前日と同じく横浜駅まで歩いただけでなく、会社の最寄り駅からいつもバスまたは自転車で会社に行くところを徒歩で行った。そして昨日は通院日だったので会社の帰りに病院により、いつもはそこからバスで帰るところをやはり歩いて帰った。

その結果が、これだ。
 

歩数計
 

そして今日はこれから健康診断である。水曜日に行った病院で、採血採尿胸部X線腹部エコーとやったばかりなのに。そのときの数値は驚くことに、空腹時血糖値が正常に戻っていた。自己管理を徹底すれば、それは数値になって現れる。これをExcelにでも入力して推移をグラフ表示でもさせてやれば、モチペーションを維持できるであろう。

それにしても、おなかすいた。検診の予約は10時。もっと早い時間にしておけばよかったが、調子が悪くて朝しんどいと困るから、と思ったのだが、振り返ってみると今月はずっと調子がいい。4月2日に休んだきりである。たまたま体調の波がいいところで持続しているのか、食事制限が何か影響を与えているのか、ウォーキングが躁鬱病の運動療法にもなっているのか。

なにはともあれ、全体をひっくるめて自分の状態は改善に向かっているところだ。一番怖いのは「油断」である。我が敵は我にあり。

う〜ん.........。

なにげに綱渡りだ。

土曜日は元気に外出できたのに、日曜日はくたっていた。1週間の疲れがどっと出た。しんどくて午後は何時間か忘れたが、眠ってしまった。しんどい、明日から会社行けるかなあ、とちょいと弱気であった。

そして今朝、朝7時に目覚ましで起きたものの、う〜ん、ちょっとしんどいぞぉ。以前はこういうときは、えいやああ、えいやああ、と何とか無理やり起きようとして、そしてぽきんと心が折れてそのままあきらめてしまっていた。

今は少し学習した。布団の中で少しずつ体を動かしていく。お腹から息を吐きながら、雑巾のように体をねじるようにストレッチをする。それを繰り返していくと、少しずつであるが体が楽になっていく。そして、「よし、行ける」という状態になれば、多少フライング気味でも起きて、まず着替える。着替えてしまえばこっちのものだ。多少しんどくても、電車で行くのがしんどいならタクシーを拾ってでも、とにかく会社に行けばいい。

今日は幸い起きてからはどんどん調子があがっていき、ゴミを出したり髭を剃ったりきちんと朝食を食べたり、と朝のメニューをこなして会社へ。仕事をして、今日は定時で会社を後にした。先週は毎日19時半とか20時まで残業していたから、今週hは早く帰ろうウィークにするのだ。

と言うか、今週は病院ウィークなのだ。今日は歯医者。虫歯ではなく、定期的に歯石除去を行っている。悪いところだらけの体だが、歯だけ強しなのだ。
 

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水曜日は午前中に紹介状を持って、糖尿病の教育入院を希望する病院へ。夜は皮膚科へ行く予定。金曜日はメンタルクリニックである。ああ、医療費でお金が飛んでいく飛んでいく。入院する予定だから、もう来年は確定申告確定だな。

一病息災というが、糖尿病と宣告されてからから自分の体はどんどん変化している。本気で食生活を見直した結果、少しペースは速いが体重は順調に減っていき、16日で5キロ落ちた。そして「糖尿病とつきあっていくために」という冊子で、運動療法では有酸素運動だけでなく、ストレッチも効果がある、と書いてあったので毎晩ストレッチを20分くらいみっちりやっていたら、どんどん体が柔らかくなっていくだけでなく、一日の疲れもとれてリフレッシュされ、次の日にあまり残らないようになった。

アトピーやら躁鬱病やら糖尿病やら、他にも喘息とかあるけど、全部ひっくるめて自分である。生かすも殺すも自分次第。うじうじせずに、どうせなら明るく生きよう。

それにしても、今日はわりと歩いたな。
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相変わらず食事療法で食事を済ませた直後から空腹に耐えている毎日だ。

そんなことより、今日またショックなメールが来た。学生時代の友人が倒れ、一時は昏睡状態だったのだが、右小脳出血の開頭手術をはじめとして何回も手術を繰り返し、今ではやっと名前が言えたり手でグーチョキパーができる状態だと言う。アメリカの科学雑誌「サイエンス」にも論文が掲載された優秀な研究者で前途洋々だったのに。

これから彼はつらいリハビリに入るのかもしれない。私が糖尿病でおなかすいたとか言ってるレベルではない。一日も早く彼の回復を祈ることしか自分にはできない。

つい先日の同い年の知人の急死、先週の糖尿病の宣告、そして彼の病気。「病魔」と言う言葉があるが、本当に悪魔の仕業としか思えなくなってくる。

デブの味方、サカゼン。石塚英彦がシンボルキャラクターとなっている大きな服をたくさん置いている店である。その「朝市」のダイレクトメールが先日来た。今日の午前8時から11時まで、何と数量限定だが2パンツスーツが1万円ぽっきり。他の商品も大幅割引。これは行くしかない!

と言うのも、どんどん太ってしまったため私が持っているスーツは全部着れなくなってしまっているのだ。先週お通夜があったが、急いでブラックフォーマルを買いにやはりサカゼンに行ったのだ。社会人としてスーツを一着も持っていないというのはちょっといかがなものか、と思っていたところだった。

しかし、起きてみたら朝はちょっとしんどかった。でもなんとか家を出て10時半くらいに店に着いた。目玉商品の1万円スーツはさすがになかったが、大幅割り引きのスーツを1万5千円でゲットした。しかし体の中で一番出っ張っているウエストを基準にサイズを選んでいるため、パンツはいいがジャケットはぶかぶか。着丈と袖丈をつめてもらうことにした。すると何とパンツの裾直しも含めて4500円かかるという。う〜ん、でもしかたがない。大人の服を着せられた子どものようなのだ。

他にもブルーのワイシャツ(矛盾してるな、この言葉)とカジュアルのシャツ2枚をお得な価格でゲットした。出費は痛いが、安く済んでよかった。家の近所だとチラシが入るのだろうが、何と言ってもうちは横浜、店は蒲田。ダイレクトメールが来て良かった。会員登録は必要なところはしておくものだ。

そして横浜に戻り、眼科へ行った。糖尿病と診断されて怖いのは合併症であるが、その中でも網膜症という目の見えなくなる病気が一番怖い。とりあえず検査してもらいに眼科に行った。

ちょうど視野検査の予約が入ってなかった時間帯らしく、ついでに視野検査もしたり、目のエコーをしたり、いろんな検査をした。私は目の中が「視神経乳頭陥凹」という、緑内障の患者に見られる状態である。しかしこの状態であっても緑内障とは限らない。だけど年に一度くらいは視野検査をした方がいいと言われているのだ。前回は去年の2月にやったので、ちょうどよかった。緑内障もこれまた怖い。進行を遅くすることはできても治すことはできない病気で、視野がだんだん欠けてきて最後には目が見えなくなってしまう。

そして網膜症の検査もして異常なし、だった。とりあえずはよかったが、糖尿病である以上、一生安心することはできない。半年に一回は網膜症の検査を受けてください、と言われた。

ああ、うちの医療費はどんどん増えていく。妻とあわせて一年で10万円なんか超えてしまいそうだから、来年は確定申告しようかな。でもめんどくさいんだよな。詳しそうな人に聞いてみるとするか。