TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

毎年恒例、清水寺で発表される今年の漢字。

毎年こいつと流行語大賞を予想するのを楽しみにしている。去年は流行語大賞の「政権交代」は当てたが、漢字は外れてしまった。(確か「鳩」と予想したっけな?)
今年は予想というか、はじめて投票してみたが、自分の投票したものが選ばれるとやっぱり嬉しいな。でもこの漢字は続いてほしくないぞ。

自分にとって今年の風物詩はほとんど終わってしまった。体調は先日大きく崩したものの、その後に回復して小康状態だが、なんとかこの状態をキープしたい。そして就労支援センターに何度か通って職業カウンセリングを受けて、年が明けてから就職活動を開始する予定である。ただ、大学生の就職内定率が過去最低だという超就職氷河期で、しかもハンディを抱えている。精神障害者の就職は今たいへん難しいのだ。

なんとかなるかなあ。今までなんとかなってきたから、これからもなんとかなる。なんとかしてみせるさ。

長年、家計簿ソフトとしてMicrosoft Moneyを使ってきた。最初はExcelで自分で作ろうとしたが、けっこうめんどくさいのでフリーウェアを試してみて、なんかちょっと物足りない、とか思っているうちに、結局お金を出してこのソフトを買った。直接このソフト向けのデータをダウンロードできる金融機関のサイトも多く、私はクレジットの明細をダウンロードできるので重宝していた。

しかし、そのMicrosoft Moneyは開発が終了した。Microsoftのサポートも終了したが、金融機関からのデータのダウンロード機能は使えていたのでずっと利用していたが、それも2011年1月で終了するという。ちょっと困った。いや、ちゃんと明細と家計簿があっているか、目視で確認すればいいのだが、なんとかシステマチックにできないだろうか。

そう言えば、クレジット明細の画面からMoney用にファイルをエクスポートするだけでなく、CSV形式でもダウンロードできるのだった。一応毎月請求額が確定したらCSVファイルはダウンロードしているが、それを何かに利用するということはなかった。こいつをなんとかできないかな、と思ってやってみた。

MoneyにエクスポートされるファイルはOFXという拡張子のついたSGMLのファイルだった。今まで直接中を覗いたことはなかったので初めて知ったのだが、テキストファイルならファイル形式を解析して自動変換ができるはずである。ということで、数年ぶりにExcelのVBAでマクロを組んだ。

久しぶりだったのでいろいろ忘れていた。いやはや、Windowsでのプログラミングというのはなかなか融通がきかない。いっそのことPerlか何かで処理してしまいたかったが、Excel上で完結させたかったので、CSVファイルをダブルクリックして開き、個人用マクロブックのCSV→OFX変換マクロを実行すれば、ファイル形式を変換して「名前をつけて保存」し、Moneyを起動して取り込むところまでVBAでゴリゴリと書いた。何とか全部自動化できた。

これで他のソフトに乗り換えないで済むのだ。しかしプログラム書いたの、何ヶ月ぶりだろう。誰か仕事を恵んでください。

風邪をひいて病院へ行ってから5日経っても、いまだに咳と痰と鼻水が止まらず、声もまだかすれている。5日分の薬ももうなくなるので再び病院へ行った。どうやら風邪ではなく、喘息が悪化しているようだ。多分気管支に細菌が入ったな、こりゃ。

というわけで、今度は14日分の薬を大量にもらって帰ってきた。これで一日に飲む薬は43錠になった。

おーい肝臓、大丈夫かああああああぁぁぁぁぁ。

前に出してもらったものより強い吸入ステロイド剤も1日2回、1回につき2吸入しなければならない。ああもう、めんどくさいのだ。これで今月の医療費は2万円を超えてしまった。おまけに今年の医療費の累計は20万円を超えた。健康な人が羨ましいよ、ほんと。

仙谷官房長官が「一寸先はなんとやら」と言っていた。
「なんとやら」ではなく、「やみ」と正確に言った方が短いのに、なぜ誰もがわかりきっているところをぼかすのだろう?

他にも「触らぬ神になんとやら」など時々耳にするような気がする。政治家のレトリックだろうか。いやレトリックというほどのもどでもないし、使っているのは政治家だけではない。

文章でも、「某公共放送が」とか「フ○テレビが」などと、誰が見てもそれが何か特定できるようにぼかしたりするのを見かける。そう言えばネットでよく私も使っているではないか。なんでなのか自分でもよくわからん。

曖昧なものを曖昧にしておくだけでなく、確固たるものまで曖昧にしておくのが最近の日本人なのだろうか。

どうやら風邪をひいたようだ。4日前に朝起きると喉が痛かったのだが、夜になって息が苦しくなった。私は呼吸器系が弱く、気圧の低い時や体調が悪いときにときどき喘息が出る。今回もいつも同様、気管支拡張剤を吸入してそのまま寝た。しかし次の朝も起きると喉が痛くて、さらに声がかすれるようになった。それなのに、妻の実家におじゃまして話し込んでしまい、よけい喉が痛くなって、その帰りに病院へ行った。

糖尿病で通院している診療所なので、医師はいわば内科のかかりつけ医。私の喘息のこともよくわかっており、鎮咳薬とか炎症止めとかの薬と一緒に「体に貼る気管支拡張剤」というのを処方してくれた。

kikanshi02.jpg

気管支拡張剤というと、私が苦しくなったときに使っている「メプチンエアー」に代表されるような、即効性があり吸入した薬剤がダイレクトに気管支に効く薬しか知らなかった。こういうニコチンパッチみたいな経皮吸収するタイプもあるんだ。皮膚に貼ってどういう風に効いているのだろうか。ちょっと気になって調べてみた。どうやら「ホクナリン」という薬のジェネリックらしいので、そんなに新しい薬でもないのようだ。特徴として、

  • β2受容体刺激薬に分類される気管支拡張薬です。
  • 気管支に選択的に作用します。旧来のβ刺激薬に比べ、心臓を刺激する作用が弱いほうです。
  • 皮膚から有効成分を吸収させるテープ剤です。作用時間が長いので、明け方の発作をおさえるのに好都合です。子供を含めて、喘息や気管支炎の治療に広く使用されています。なお、喘息においては、吸入ステロイド薬と併用するのが基本です。

ということらしい。ふ~ん「気管支に選択的に作用」なんてできるのね。

それにしても、病院に行って2日経った今もまだハスキーボイスである。昨日はハローワークで精神保健福祉士と今後の仕事探しについて相談する予定が入ってたのに、これでは文字通り話にならないのでキャンセルした。(ぼちぼち再就職に向けて動き出しているのだ)

今日はメンタルクリニックに通院だが、これはキャンセルするわけにはない。しゃがれ声で話すとするか。