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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

今日は9時半起床。今日は特別に起きるのがつらく、起きた後もしんどかった。最近は午前中も調子がよかったのだが今日はしんどい。

メールチェックすると図書館からメールが来ている。ああ、また予約していた本が4冊も準備できている。今年の図書館は明日までだ。さっさと今借りている本を返してまた借りてこよう。ちょっとしんどいけど11時半頃家を出た。今日は夕方から面談が入っているし、明日は妻と年末年始の買い出しの予定なので、午前中に行くことにしたのだ。

昨日財布を忘れたから、行く前に妻が「財布持った?」と聞いてきた。「持ったよ」「本は?」

・・・持ってなかった。返しに行く本を持ってなかった。ボケボケである。

そして無事本を返して、また4冊借りてきた。

図書館で借りた本

図書館で借りた本

筒井康隆「傾いた世界」「聖痕」、東川篤哉「謎解きはディナーのあとで3」、東野圭吾「名探偵の掟」。図書館のサイトで適当に検索して出てきた本ばかり。東野圭吾の新しい本が読みたいが、大人気で予約がいっぱいなので少し古い本。筒井康隆の「傾いた世界」はかなり古い本でボロボロだなあ。

16時からは某福祉施設で面談。最近は割といい調子をキープして、イベントを見にみなとみらいまで歩いて行ったりとよく歩いていることや、図書館に通って本を借りてきて片っ端から読んでる、というような話をした。まあ昨日主治医にしたのと同じような話である。妻からは、何かに没頭するとブレイクを入れずに突っ走ってるのでそれが心配というような補足があった。確かにそれは自分でわかっているし、積年の課題でもある。職員の方からは、いい調子で来てるのでその調子をキープしつつ、予め休みの予定を入れておきましょうというようなことを言われた。前も同じことを言われたような気がする。

今年は調子も上がっていってこの季節になってもキープしているし、私も妻もプログラムに参加し始めたというのは大きな進歩なので、来年の目標としては他のプログラムでもそれ以外のときでもいいから、月にもう1日くらい福祉施設に来る、ということにした。リカバリー系のプログラムに誘われたので(前から誘われていたが)、どんなものかわからないが1月17日に参加することにした。予約制なのでその場で予約したが、吉と出るか凶と出るか。一度そのプログラムに関しては主治医に相談して、「激しい人もいるから引っ張られないように注意した方がいい」と言われたのでちょっと敬遠していたのだが、どうなることやら。

今日は9時半起床。朝食を食べてネット巡回した後、本を読んでいたら妻が録画していた「明石家サンタ」を見始めたので一緒に見た。ついこの間見たばかりだと思ったのにもう1年経ったのか。早いなあ。明石家サンタは今年も面白かった。今年は「別に」の八木アナネタがなかったな。

今日はメンタルクリニックへの通院日。今後他の通院の予定も入ってないので、病院はこれが今年最後の予定である。いつも通り身支度をすませてバスで病院へ。受付で診察券を取り出そうとズボンの尻ポケットの財布に手を伸ばしたら、

ない。

やってしまった。

自分、この「財布忘れ」というのを時々やるのである。とは言え途中でふっと気がついて取りに戻ることも多いのだが、今日は完璧に忘れていた。バスは財布とは別に福祉パスを持っていたのでそれで乗れた。なので病院に着くまで気がつかなかった。どうしようか。取りに戻るか。そうしようか。16時の予約だったが、事情を話して17時半の予約に変更してもらった。

そして妻に電話。どうしようか相談したら、病院まで持ってきてくれるという。うう、すまない妻よ。少しの間待っていたのだが、ふと「こんな時のために」と隠し持ってるお金があることを思い出した。いざという時のために、いつも持ち歩いているカバンの中にカモフラージュした一万円札を忍ばせているのだった。それがあることを確認し、妻に再度電話。幸いまだ家は出ていなかった。

受付で予約を元に戻してもらって、無事診察を受けてお会計を済ませることができた。診察券もなかったが名前と生年月日を言えば調べてくれた。保険証も財布に入っていたが、今月初めての受診ではなかったので事なきを得た。備えあれば憂いなしだ。それにしても診察券を出すタイミングで財布がないことに気づいて良かった。もしこれがどこかの飲食店で食事をしてお会計しようとした時だったら顔面真っ青だ。コンビニなんかだと商品を元に戻せばいいが、食べた物は戻せない。まあそんなときのための「隠し持ってるお金」なのだ。

診察では、最近は割と調子が安定していてけっこう外も歩いていることなどを話した。具体的には、イベントがあってみなとみらい方面まで歩いていること、図書館に通って本を借りて読んでいること、福祉施設のクリスマスパーティーに参加したことなどである。しんどくて横になることも最近はない。主治医はいつもどおりふんふんと聞いてオウム返しするだけ。しかしまあ、この時期にこれだけの調子をキープしているのは珍しい。やはり少しずつ回復基調にあるのか。

帰りに行きつけのカレー屋に寄ったが、お目当ての「今週のおすすめ」は売り切れで残念。昨日Twitterでメニューが発表されていて、私の好きな「Bigロースカツカレー」だったのに、夕方の時点で売り切れとはよっぽど人気が高かったのか。うう、久々の当たりメニューだったのに、リベンジしたいぞ。

今日の動画。ぼくのりりっくのぼうよみ「人間辞職」。Spotifyで流れてたおもしろい曲。なんか前向きに卑屈。それにしても最近変わった名前のアーティストが多いな。

今日は目が覚めて時計を見たらジャスト9時半。体内時計というのは侮れない。朝から長い記事を書いていた。昨日の夜から書いていて、まだ完成していなかった。今日もけっこう時間を割いた。いつか書いてみようと思っていた内容である。一生懸命書いた割にはおもしろくないので自分でも残念だが、まあ記録として残しておくのもいいだろう。あれから17年か。二人とも老けるはずだ。はあ。

記事を書いていると妻が掃除機をかけ始めたからお手伝い。うちは二人とも捨てられない人間で、いるのかいらないのかわからない物で部屋中が埋め尽くされている。掃除機をかけるのにも物をどかすのに一苦労。ロボット掃除機がほしいところだ。と言ってもルンバみたいなやつではない。物をどかしながら掃除機をかけてくれる人型ロボットがあればいいのに。

そう言えば何年も大掃除なんてやってないから、今年はちょっとはやろうか、どうしようか。妻も私もそんなに元気があるわけではない。日頃からちょこちょこ細かいところまで掃除していれば大掃除なんて必要ない、なんてことをどこかで読んだことがあるが、日頃からやってない我が家はどうすればいいのやら。毎年「まあいいか」で終わる。

午後からは読書。「謎解きはディナーのあとで2」を読む。相変わらずおもしろい。東川篤哉という作家は初めて知ったが、他の作品も読んでみようかな。「謎解きはディナーのあとで」で一躍有名になったが、それ以前からミステリー愛好家の間では評判が高かったらしい。

途中で中断して妻のお買い物について行った。激安衣料品店、スーパー2軒、鳥屋さん、ドラッグストアをまわって帰ってきた。鳥屋さんで私はフライドチキンを買ったが、妻は大きすぎて食べきれないと言うので焼き鳥を買った。クリスマスイブに焼き鳥。まあ、チキンと言えばチキンだが。

フライドチキン

焼き鳥

17年前とはまるで違うクリスマスイブだが、幸せなのは変わらない。

今日はクリスマスイブなのでアドベント企画最終日。前にも載っけたことあるが、イギリスの少年合唱団Liberaの「Carol of the Bells」。この曲は、確か学生時代だったと思うが「ホーム・アローン」を観に行ったときに主人公ケビンが教会に入っていくシーンがあって、そこで聖歌隊が歌っていて、それを聴いていい曲だなと思って気に入った。何という名前の曲だろうと思っていたら、それから数年後に偶然曲名を知った。今でもクリスマスソングの中では一番好きかもしれない。

今日はもう一本。これも以前に載っけたことがあるが、引き続き「Carol of the Bells」。今度は今や大人気のアカペラグループPentatonix。

後半3日はアカペラに偏ってしまったな。まあ私の趣味だから。

先日Twitterでこういう情報を見つけた。

このアカウントは横浜でのイベント情報を呟いてくれるので重宝している。ランドマークプラザの1階で、12/22~12/25の間に30分のミニコンサートがあるという。なんと、奥華子とかCrystal Kayとか来るではないか。奥華子が聴きたいぞ。23日の16時なら福祉施設のクリスマスパーティーの後に行けるではないか、と思ってスケジュールがタイトだが行ってきた。

奥華子はけっこう好きなアーティストである。とは言えあまり曲は知らない。昔アルバムを1枚か2枚借りてきた程度だ。ただその頃はそのアルバムにはまって繰り返し聴いていた記憶がある。奥華子の曲はCMでたくさん使われているので、彼女の名前を知らない人でも曲を聴けば知っているという人は多いかと思う。

クリスマスパーティーの後、バスに乗って桜木町へ。ランドマークプラザに着いたのは開演の25分前。会場の1階のエリアの周りにはもう黒山の人だかり。2階や3階の会場が見下ろせる場所、1階へ降りる階段も人でいっぱい。なんとかステージ正面を2階から見下ろせる場所の、他の観客の一列後ろを確保した。前の人の頭と頭の間から首を伸ばせばかろうじてステージが見える。始まる頃には5階まで人で埋め尽くされていた。

ライブはとても良かった。5曲歌ってくれた。1曲目だけは知っていたが、その後の曲は新しい曲だったようだ。

「やさしい花」(デビュー曲)
「変わらないもの」(アニメ版「時をかける少女」挿入歌)
「願い」
「ガーネット」(アニメ版「時をかける少女」主題歌)
「クリスマスの夜」(新曲)

優しい歌詞、優しいメロディー、優しい癒やしの声が胸に響く。奥華子の曲は自分の幸せを願うより、他の人を慈しみ、他の人の幸せを願う曲が多い気がする。デビュー曲である「やさしい花」の歌詞、

愛する人を守れるように 人は生きていくのかな
君を守る人になりたいと ずっとそばで歩きたいと

に象徴されていると思う。至福の30分だった。当然ながら撮影禁止なので写真はない。本番前のステージだけ載せておこう。

ランドマークプラザのステージ

23日の奥華子でこんな人だかりなんだから、25日のCrystal Kayはどうなるんだろう。見に行きたいけどやめておこう。行きはバスで行ったが帰りは雨がやんでいたので歩いて帰ってきた。

奥華子の動画を載っけておこう。「帰っておいで」。CMでも使われていたのでご存知の方も多いかと思う。この曲は昔疲れた自分を慰めてくれた。妻が仕事でとてもつらい思いをしている時にも、私がこの曲を口ずさんだら妻は泣いてしまった。

お腹がすいたら帰っておいで 仕事をすませて帰っておいで
今日のあんたはよく頑張った 文句も言わずによくやった
帰っておいで 帰っておいで
涙こぼれそうになったら帰っておいで
帰っておいで 帰っておいで
いつも変わらない場所が 迎えてくれるから

帰る場所が自分にはある。それが何より。

今日は9時半起床。起きるのは最近にしてはつらくなかった。それならもう少し早く起きたいところだが、目が覚めて時計を見たら9時29分というのはちょっと、ちょっとちょっとである。

今日クリスマスイブイブは昼から某福祉施設でクリスマスパーティー。天気が悪いし正直あまり乗り気ではなかったのだが、まあちょっとくらい顔を出すか、と思って妻と一緒に行ってみた。いつもは多くても10人くらいしか利用者がいないこの福祉施設だが、今日は人でごった返していた。50人もいたらしい。このNPOが運営している他の作業所やグループホームからもたくさん人が来ていたからだ。

パーティーは予想を大きく裏切ってとても楽しかった。みんなでクリスマスソングを歌ったり、有志による歌の披露があったり(レベルはこの際置いておく)、そしてなんと言ってもすごかったのはボランティアの方による口笛の演奏。「Time to say goodbye」とかいろいろ吹いていたのだか、こんなに力強くて優しい口笛の音は初めて聴いた。特に突き抜けるような高音がすごかった。ちょっとこれは慰問のレベルを超えてるぞ。伴奏のトーンチャイムという楽器は初めて見た。みんなも一緒に演奏しましょう、ということでおもちゃのハンドベルが1人ずつ手渡されて、音楽に合わせて鳴らしてみたりもした(音階を奏でるわけではない。リズムに合わせて振るだけ)。

手作りケーキも振る舞われた。イチゴが大きい。二日連続でケーキを食べてしまった。

手作りケーキ

その後はビンゴ大会。なかなかビンゴが出なくて、やっと出て景品をもらいに行ったら残り物ばっか。ボールペンをもらってきた。ビンゴ大会なんて何十年ぶりだろうか。

ビンゴカードボールペン

妻の景品はこれ。なんていうのだろう。靴下の上から履くやつだ。

靴下の上から履くやつ

その後は全員でじゃんけん大会。なんと50人のうち3位に入ってまたしても賞品をもらってしまった。ウェットティッシュ入れである。実用的なものばかりいただいた。今日はいろいろ収穫があった。

ウェットティッシュ入れ

最後にみんなで記念写真を撮っておしまい。そしてその足でランドマークプラザに向かったのだ。今日は忙しい。

アドベント企画第4段。The Real Group「Silent Night (The World for Christmas)」。リアルグループと言えば泣く子も黙る世界一のスーパージャズアカペラコーラスグループ。スウェーデンの5人組。1回だけ日本公演を聴きに行ったが、鳥肌が立った。