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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

今日は8時50分起床。微妙に早い。午前中はずっと音楽を聴いていた。と言うか、YouTubeでミュージックビデオを漁っていた。最近なぜか毎日のように動画をアップしているのだが、そのネタを探していたのだ。最近は公式のMVも増えたが、たまに誰かが勝手にアップした動画も混じっている。アップしたところで再生してみる人なんかいるのか?と思いつつ自己満足で載っけている。

年末だし少しは掃除しないとな、と思ってガスコンロの掃除をした。まともに掃除なんかやったことあったっけ?という自分である。どうやれば一番いいのかわからなかったのでネットで検索。マジックリンで浸してしばらく放置。一気に減ってしまったな。

ガスコンロ

時間が経ったのでボロ布で拭いてみたが、う~んあと少しか。どれだけきれいになったかわからん。Beforeの写真を撮っておけばよかった。まあこんなもんでいいかあ、というわけで終了。妻はトイレと玄関をいつもより細かく掃除した後、風呂場をどうしよう、と言っていたが、昼ごはんを食べたら疲れてしまって断念したようだ。食事をすると疲れる、というパターンがあるらしい。私も時々あるような気がする。

昼過ぎに妻とお買い物。いつもは行かないスーパー「肉のハナマサ」へ。ハナマサはご存知の方も多いとは思うが、「プロ仕様」のでかい物をたくさん売っている店である。今日はめちゃくちゃ混んでいた。中年の男性が多かったが、年末休みで買い出しに行かされているのか。

晩白柚(ばんぺいゆ)があった。でかい。ハンドボールくらいあるぞ。

晩白柚

肉。目の毒である。

大きな肉

大きな肉

私は大晦日の夜は、毎年テレビを見ながら裂きイカとかそういう乾き物を食べながら過ごすというのが慣例となっている。それで毎年ハナマサで大袋の裂きイカとかそういう乾き物を何袋も買ってくるのだが、今日はいくら探しても裂きイカがない。店員さんに聞いたら「取り扱ってません」と言う。ショックである。あの大袋を一気に食べてしまうというのが一年に一度の贅沢だと思って毎年楽しみにしていたのに。

しかたがないので、その次に寄ったローソンストア100で100円の裂きイカとかを何袋も買い込んだ。今年はこれでいいや。妻もお菓子を買い込んでいた。二人して太る準備である。

乾き物

その後にもう1軒スーパーに寄り、激安衣料品店へ寄って帰ってきた。明日は妻は実家でお正月料理のお手伝い。そして私は年越しそば用の海老天を買いにさまようのだ。今年もお肉屋さんのでいいかな。商店街のお蕎麦屋さんも天ぷらの出店を毎年出していたのだが、潰れてしまった。昔はかなり賑わっていたという商店街なのだが、どんどん寂れていってしまう。ちょっと悲しいのだ。

今日の動画。あいみょん「マリーゴールド」。紅白に出ることが決まって初めて知ったアーティストなのだが、今人気あるのね。

今日も9時半起床。最近判で押したように毎日9時半だ。前はその後二度寝してしまうようなことが多かったが、最近は午前中も調子がいい。

朝からず~っと読書。昼過ぎには「聖痕」を読了。借りてきた本のうち3冊を読んでしまった。ペースが早い。そんなに急いで読まなくてもいいのになあ。図書館は正月過ぎまで休みだから、読んでしまっても次はしばらく借りれないのに。

15時過ぎ、妻が今日も実家に行くというのでついて行った。いつも忙しい義姉が今日は家にいるという。普段あまり顔を合わせることもないし、年末年始もずっとお店が忙しくて休めないらしい。今日なら会えるので一緒に行ったのだ。行ってみると大学4年生の姪もいた。正確には「義理の姪」という言い方をするのかな。義理の母、義理の姉、義理の姪、義理の妻と一緒に小一時間談笑。あ、妻は義理ではない。今日も萩の月とかお菓子をいただいてしまった。

姪が卒論をこの間提出したとかで見せてくれた。日本語日本文学科の彼女の卒論のテーマは「『魔女の宅急便』の、原作と映画の云々」とかいう感じで、4万字以上の長いものだった。自分の卒論はもう電子媒体が失われてしまい、手元にはない。今では化石となった5.25インチのフロッピーディスクに保存していたら、そのフロッピーが腐ってしまったのだ。あれはあれで苦心の作だったのでもったいない。去年実家に帰って自分の荷物を整理していた時に、縮刷版のコピーを発見したので記念に持って帰ってきた。自分が研究した証の貴重な資料である。久しぶりに見てみたら、テーマが「分散オペレーティングシステムDM-1における状態移送及び凍結に基づく障害対策機能」とあり、開くといきなりアブストラクトが英語で2ページ。本文は日本語だが、読んでもさっぱりわからん。これ本当に自分が書いたのか?

卒論のAbstract

姪は12月に卒論を提出したら、後は口頭試問かなんかがあるだけで卒業式まで学校に行かなくてもいいらしい。休みがたっぷりあって羨ましい限りだ(自分も今はずっと休みだが)。私は2月半ばが卒論提出で、その後も3月の学会に向けて忙しかった。ちょうど卒業式の日が学会発表の日だったので卒業式にも出られなかった。東京理科大であった学会から大阪に帰ってきて、今度はすぐに横浜の会社の寮に旅立つという過密スケジュールだったな。ぜんぜん暇がなかったなあ。卒業旅行とか行ってる友達が羨ましかった。

今日の動画。THE YELLOW MONKEY「天道虫」。イエモンは来年の4月に19年ぶりのアルバムを出すらしい。

今日は9時半起床。午前中から読書。東野圭吾の「名探偵の掟」を読み終えた。登場人物が小説世界と小説の外の世界、つまり小説を読んだり書いている立場の世界を行ったり来たりする異色な作品だった。何回も使える手ではないな、という感じではあるが。このシリーズはもう1冊あるらしいから予約した。3作目も刊行予告されていたらしいが出ていない。

続いて筒井康隆の「聖痕」を読み始めた。美少年が幼少期に変質者に男性器を切り取られるというショッキングな描写から始まってげんなりした。いや、そういう小説だとはわかって借りたのだが、筒井康隆の描写力でなんだか気持ち悪くなったのだ。でも読み進めると面白い。そういう主人公の一生を描いた物語だと思っていたら、いやそうなのだが、なんだか方向性がおかしい。これはグルメ本なのか?

しかし読んでて難しい。文体が自分が理解できるぎりぎりのところといったところか。それに見たこともない言葉が並んでいる。なんせこんな風に見開きページの左端に言葉の解説が並んでたりするのだ。

聖痕

まるで辞書を引きながら英文を読んでいるようだ。こんなの以外にもよくわからん言葉がたくさんあるが、面倒なのでいちいち調べずに適当に読み流している。読んでてへこたれそうになるが、でも続きが気になるから頑張って読んでいる。今までは急ぐように本を読んでいたが、これはじっくり読もう、と思いつつ朝からもう半分くらい読んでしまった。

15時くらいまで本を読んでいたが、家の中に籠もってばかりではいかんと思って着替えて外へ出た。いつもの公園へ行こうとしたのだが、今日は寒いし風も吹いていて体感温度が低く、歩いて5分くらいで心が折れた。結局ローソンでお買い物だけして帰ってきた。20分くらいしか外にはいなかったよ。これからずっと寒いのかなあ。

帰ってきたら実家へ行っていた妻が帰ってきていた。今日はお正月料理用の食材を母親と買い出しに行ってたらしい。お正月はお煮しめやその他の料理を作るらしいのだが、毎年年末には妻が手伝いに行っている。今年は12月31日に手伝いに行くらしいが、妻曰く「毎年里芋の皮を剥いているだけ」らしい。義母が作る煮物が美味しいから作り方を覚えてほしい、と結婚当初は思っていたのだがもう諦めている。

妻がもらってきたお菓子。「萩の月」がうまいんだよな。妻の母親は編み物教室の先生をやっていて、生徒さんがいろいろくれるらしい。そしてそのおこぼれはうちに回ってくるのである。

和菓子

今日の動画。高橋優「虹」。2017年の「熱闘甲子園」のエンディング曲だったとか。元気をくれる曲だなあ。「前へ 前へ 数cmずつでいいから」「奇跡を待ちはしないよ それを起こしに行くんだろ」という部分が好き。前向きに生きたい。

今日の午後は横浜へお買い物。まずはそごう横浜店のロフトへ。ロフトはお正月用品でいっぱい。おそらく2日前まではクリスマス用品もいっぱいあっただろうが、一晩で入れ替えたんだろうな。こういうお店で働いてると大変だろう。お正月もお店やってるのだろうか。妻のお姉さんはファミレスで働いているが、年末年始は16日連続勤務とかあったらしい。

ロフトで山積みになっていた「アランジアロンゾ」というシリーズ物のキャラクターのグッズ。私は知らなかった。なんかひねくれてそうなところがかわいい。

アランジアロンゾ

ロフトの後は隣のスカイビルに移って100円ショップのSeriaへ。そこでもお正月コーナーがあって妻が物色。小さなだるまを買ったようだ。

Seriaのお正月コーナー

だるま

小さな鯛がいた。買ったら良かったかな。

小さな鯛

その後はそごうの地下で、妻の実家に持って行くお年賀の品を購入。妻が生協のカタログに載ってあるのを見つけて「これがいい」と思った品があったのだが、注文日を過ぎてしまっていたので売っている店を探したらそごうにあった。「幸せを呼ぶ馬車道馬蹄パイ」。

馬車道馬蹄パイ

そごうの地下は平日なのにものすごい人だった。有閑マダム、いや有閑婆と思しき人が多かった。やっぱり年末だからか。ここに来たら御座候が食べたいと思ってお店に行ったら長蛇の列で諦めた。またすいてるときに来よう。

今日は9時20分起床。相変わらず起きるのがつらい。起きた後もしばらくつらい。

午前中から読書。昨夜から読み始めた筒井康隆の「傾いた世界」を読み終えた。「自薦ドタバタ傑作集2」とサブタイトルがついている。7つの物語の短編集で、文字通りドタバタで何でもありである。うん懐かしい、まさに筒井康隆ワールドだ。

「毛布はないか」と、おれはケララに訊ねた。
「どっちの毛布だ」ケララが言った。「寝るための毛布か。起きるための毛布か」

このバカバカしさがいいなあ。

少々古臭いが面白い。古くても面白いものは面白いのだ。古いなと思ったら、一番古い話は昭和47年だと。自分は3歳だ。それはそうと、古いし筒井康隆だからか(?)、障害者への差別的表現が当たり前に出てくる。今でもこの本売ってるんだろうか。てんかん騒動で断筆宣言する前にも問題にならなかったのかな。これくらいは当たり前の時代だったのか。あまりにも暴力的で読み進めるのがしんどい作品もあった。ナンセンスの世界は何でもありと言えばありだが、筒井康隆はタブーを敢えて破っていくのだろう。

続いて東野圭吾の「名探偵の掟」を読み始めた。どうやら「天下一大五郎シリーズ」というシリーズ物の最初の本らしい。名探偵と警部の2人が、小説の登場人物ということを意識しつつ、「今回はお決まりの密室殺人か」などとありがちな推理小説のパターンに辟易したり、「あのトリックは見破ったがここで明かすと話が続かないのでまだ話さないでおこう」などと言いながら話を進めるという不思議な小説である。「推理小説っぽくするために、しかたがないからこんなセリフを吐くか」「密室なんて読者は飽き飽きしているだろう」みたいな描写が多い。Wikipediaの言葉を借りると「メタフィクション」とのこと。斬新で面白い。

宇多田ヒカル「誓い」。ゲーム「KINGDOM HEARTS III」のテーマソングで、この動画はそのトレーラーなので短い。ピアノ伴奏の2拍目と4拍目が微妙に後ろにずれていて、なんだか躓いているという印象を受ける不思議なリズムの曲。