今日は9時起床。夜中に夢を見ていた。以前勤務していた研究所に行った。仕事のメールが未だに自分の家のPCに届くので、わざわざ伝えに行ったのだ。もの凄く頭のいい先輩や同僚と話をしていた。庶務の女の子もいたが、なぜか合唱団仲間の女の子もいて「え?君ら知り合い?」なんて言っていた。フロア全体の掃除があるとかで、全員ででかけることになってついていったが、忘れ物かなにかで自分一人が戻ったら、机から何から全て消えていた。この夢はなんだろう?
今日は冷たい雨が降っている。外に出るのが面倒だったのでおとなしく家にいてずっと本を読んでいた。
昨日の夜に伊坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す」読了。男女4人の銀行強盗団の話。物騒な強盗ではなく、知能犯で実にスマートなのだが、途中で別の銀行強盗が出てきてそこから心理戦。この先の展開が読めたと思ったら裏をかかれたり、一番最後で一番最初の場面が伏線だったとわかったりする。いやあ面白かった。これはたしかに映画にすると愉快かもな。他人が嘘をついているかわかる能力を持っている人物がいたり、時間を計らなくても何分何秒経過したかがわかる体内時計を持っている人物とか、伊坂幸太郎のミステリーではお馴染みになった特殊能力が出てくる。それから伊坂幸太郎の小説にはよくドストエフスキーが出てくる。自分も読まないといけないのかな、とか思ってしまう。
そして宮部みゆき「ここはボツコニアン5」を読み始めた。短いので今日の昼には読了。双子の姉ピピと弟ピノがボツキャラで構成されたゲームの世界で冒険する話。
5巻完結なのでこれでファイナル。しかし、6つ鍵を集めないといけないのに4巻までで2つしかゲットしていない。この後どうなるの?と思っていたら、「そんな卑怯な展開あるか!!!」ということに。ネタバレになるが書いてしまうと、合鍵を作って鍵を複製したって、なんだそりゃ?ボツな世界だからなんでもありなのかなあ。そして物語の舞台はいろいろ変わり、最後はラスボスと対決!ではなく、話し合いで終わってしまった。なんだこりゃ?いや、ずっとなんだこりゃと思っていたが、結局最後まで読んでしまった。う~ん、面白かったかと言われれば微妙。とにかくいろんなゲームやSF映画のパロディーとか内輪ネタが多すぎて、元ネタがわからんのでさっぱりわからなかった。
次に、池井戸潤「下町ロケット2 ガウディ計画」を読み始めた。1ページめくってびっくり。
人物相関図である。全部で組織が8つ、登場人物が22人いる。ひえ~ついていけるかな~。まあこの図があるから大丈夫か。1で出てきた人物はだいたい頭に入ってる。今回は医療系の話で、人工心臓とか心臓弁とか出てきた。また特許絡みなのかな。またもや大企業の横暴さが描かれている。心臓に関する医者もので、医科大学での出世争いのストーリーを読んでると、ドラマ「ブラックペアン」を思い出す。あれは二宮和也がいい味を出していた。
今日の動画。ボツコニアンにちなんでRPGぽい曲を。sumika「ふっかつのじゅもん」。