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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

先日のブログで書いた、来年度1年間だけだが横浜市が障害者を「会計年度任用職員」として募集している件。「採用選考申込書」と「履歴書」の2通、両方に写真を貼って提出しないといけない。それに書く内容を考えていて、ちょっと行き詰まっている。何をどう書いていいのやら。自分のキャリアを活かした職種でばりばり働きたいのだったらそうアピールしたらいいのだが、単なる事務補助である。あんまり「こいつキャリアをアピールしすぎてちょっと厄介」と思われたくもない。

10年以上前だが私がハローワークの障害者求人コーナーで求職活動していた時に、いくら履歴書を送ってもどこも面接にすら進めない、という状況が続いていた。学歴とか職歴とか自己アピールとか十分だと思っていたのだが、ハローワークの職員にはその立派過ぎる経歴がかえって敬遠されるのかもしれない、と言われた。「自分より学歴の高い部下は使いにくい」というような人もいるらしいし、「これだけのキャリアの人には、高い給料を払わないといけない」と思う人もいるかもしれない、とも言われた。その時もエンジニアの仕事でなくて、やはり軽作業や一般事務の仕事を探していたのだが、こっちは求人票を見て業務内容も待遇もちゃんと納得して応募しているのに、向こうが勝手にそう思うので敬遠されるかも、とのこと。

話は戻るが、それで「採用選考申込書」や「履歴書」に何を書くか、である。

「今までに最も力を入れて取り組んだことを具体的に書いてください」

う~ん、どうだろう。具体的にねえ。自分としては最も集中して取り組んだのは受験勉強なのだが、まあそう書いてもいいのかもしれないが、なんかいまいちだなあ。あまりそんなこと書かないか。仕事のことを書くとしたら、

「システムエンジニアとして勤務していた時に、オープンシステムのミドルウェアの全面再構築プロジェクトにおいて、メインプロセスの再設計・構築担当に抜擢され、自らもサーバープロセスのプログラミングを担当し、他のパートナー企業のメンバーと連携してやり遂げたこと。」

いかん、こんな呪文なこと書いたってわかるわけないだろう!と思うんだよな。これ、知的障害者の人なんかとも共通のフォーマットだし、こんなレベルで書いたってあまり意味ないのかな。SEの応募だとこういうレベルの職務経歴書が必要とされるのだが(逆に上のやつでもまだアバウト)。

う~ん、どうしたものか。趣味のこととかでもいいのだが、やはり「最も力を入れた」と言われたら仕事になる。上に書いたような専門用語とか並べても、「ああこの人は読んでいる人が意味が通じるかどうか考えずに書く人なんだな」でコミュ障と認定されるだけだろう。嘘ではなく、ちゃんと相手に通じるように、誠実に何か書くしかない。専門的なことを専門用語を使わずに説明するのは至難の業だが、なんとか書いてみるしかないな。

他の項目もなあ、「得意なことや作業」か。「PCを使った作業や単純作業」とでも書いておけばいいか。「苦手なことや作業」。う~ん苦手なことだらけだぞ。「顧客や取引先との交渉や折衝」そんな業務ないか。なんか無難なことを書いておかなくては。自分はイレギュラーなことに弱いから、「想定外なことに対処するのが苦手」とでも書いておけばいいのだろうか。ある種の障害の人はそういうことが苦手な人が多かったりする。自分の場合の「想定外なこと」とはサーバーがダウンするとかそういうレベルなのだが。いや、サーバーのダウンは想定していないといけない(そういう問題ではない)。

あと、履歴書が専用のフォーマットであって、市販のではなくそれに書かないといけないのだが、

欄が小さい!!!

履歴書記入例

この小さい欄に、出身校やら勤務先やら書くのだが、おいおいこの記入例ですらそうとう小さいフォントで詰め込んでるぞ。大阪府立○○○高等学校とか、株式会社○○○○○○○とか、独立行政法人○○○○○○とか10~11文字になるではないか。厳しい。

「免許・資格」欄に

平成2年7月 普通自動車運転免許
平成4年6月 (旧)第1種情報処理技術者
平成7年6月 (旧)高度情報処理技術者(プロダクションエンジニア)
平成12年12月 (旧)高度情報処理技術者(ネットワークスペシャリスト)

とか書いて意味あるのかなあ。運転免許はあるけど、全く運転できないし。

はあ、とりあえず証明写真撮らなきゃ。近くの500円のスピード写真でいいやと思ったが、友達とLINEしてたら「写真屋で撮ったらデータでくれるよ」と教えてくれた。前に就活したとき(10年以上前か)に写真屋で撮った時はくれなかったぞ。データでもらったら使い回せるし、履歴書をPCで作るなら貼り付けるだけで済むけど、履歴書は専用の用紙で小さな文字で手書きしないといけないし、この先他に履歴書を出すこともないだろうし、あったとしても履歴書の写真なんて3ヶ月以内に撮ったものじゃないとだめだろうし、どうしようかな。近くの商店街の写真屋まで、梅雨に入ってじめじめしてくそ暑いけどスーツを着てネクタイをして写真撮りに行くか。写真はマスクなしでいいんだよね。

昨日は21時40分に寝た。昨日もよく眠れた。そして朝は起きれず。7時の目覚ましが鳴ってからなんども扇風機を止めようとして???となって、ああこっちだと思って目覚ましを止めたのだが、何回止めてもすぐに落ちてしまう。結局起きたら8時だった。

作業所に行ってお仕事。今日は昨日の午前中の続きで2枚の紙を重ねて四つ折りにする。ただそれだけの作業なのだが、これが地味に難しい。普通に同じ大きさの紙を重ねて四つ折りにしたら、車の内輪差ではないが内側の方が少しはみ出してしまうのに、なぜかこれは内側の紙の方がはじめからほんの少しだが大きい。それがはみ出さないように折らなければならないのだが、ちょっとこつがいる。ここで手先の器用さの差が出るのだが、なんかうまくできない。自分、不器用ですから。

今日のお昼ごはん。セブンイレブンの「オイスターソース香る彩り野菜の上海焼きそば」。

上海焼きそば

1日中紙を折ってたら手が黒くなってしまった。昨日は紙で手を少し切ってしまった。血は出なかったからよかったけど、紙ってのは凶器になる。横浜市内のかなりの世帯に配る紙だからまだまだ部数がある。今週いっぱいくらいはこの作業だろうか。

作業終了後、内科に通院。血圧が上が117といつもよりなぜか低かった。この暑さのせい?あまりにも暑いので思わずアイスを買って帰った。アイスでも食ってなきゃやってられん。

レディーボーデン

レヂーボーデン。ナッツがうまい。仕事をしているときも少ししんどいな、と思っていたのだが、帰ってきてからなんかふらふらになった。体が暑さに慣れていない。早くも熱中症だろうか。やばいな。

昨日は21時40分に寝た。あれだけ疲れていて、元の環境に戻ったのでさすがに眠れた。夜中に目が覚めた時に妻に「伝票にうちの電話番号が載ってるよ!」と言われて、あああのブログに載せたやつ、あれモザイクをかけ忘れたか、と思ったが眠剤の効いた夜中に修正できるわけもなく、そのまま寝た。

朝は7時半に起きて、どれどれとブログを見たら確かによく見ると電話番号が見えなくもない。拡大するとよく見える。住所とだいぶ離れたところに書かれていたので見落としたのか。モザイクをかけて画像をアップし直し。アクセス解析を見たらその記事を読んだのは4人しかいなくてそのうち1人は妻だろうから、まあ別に大丈夫だろう。それはそうと朝になっても疲れが残っているし、まだ腰が痛い。

作業所に行ってお仕事。今日は午前中は2枚の紙を重ねて四つ折りにするという作業をやっていたが、午後はカード入れ。作業のことはともかく、ボスがこんなものを見せてくれた。

会計年度任用職員採用選考募集案内

「令和2年度 障害のある人を対象とした会計年度任用職員採用選考 募集案内」とある。来年度、令和3年4月から翌年3月までの1年間限定だが、横浜市が障害者の職員を20人程度募集しているという。週30時間、仕事内容は「所内メールの運搬・仕分け、コピー・ラベル作成・押印、封入封緘作業、郵便物の郵便局持ち込み、廃棄文書のシュレッダー、書類整理等の事務補助」とある。今やっているのと同じようなことだ。勤務地は市役所または各区役所。給料はそこそこで、障害者雇用としては妥当な線。

ふむ、どうしよう。今の作業所は週20時間の勤務で、今すぐに30時間と言われれば厳しい。しかし来年の4月からである。それまでに自分がどれくらいリカバリーできているかによるが、これはちょっとチャレンジしたい。6月19日が申し込み締め切りで、7月に一次選考があり一般論文。「問われた内容に対して自分の知識や経験を踏まえながら、意見を論理的に表現できるか」を問うとのこと。8月に二次選考で面接と実技。実技といっても軽作業なので、うちの作業所と同じく「当たり前のことが当たり前にできるか」ということを確認するのだと思う。

ボスが「誰か応募したい人いる?」とみんなに見せてくれたのだが、興味を持ったのは私だけ。「持って行っていいわよ」と言われたので一部しかない案内をもらってきた。「一般論文」にびびってる人がいて「論文なんて書いたことない」と言うが、軽作業をするのにそんなたいそうなものは必要ないだろうに。「論文」という名前がちょっと仰々しくてハードルを上げているかもしれない。

作業所のあとは今日はメンタルクリニックに通院。さっそく主治医に相談してみた。「いいんじゃないですか」と言われた。妻にも「いいと思う」と言われた。今度は土曜日に利用している福祉施設で面談なので、職員にも聞いてみよう。うまくいけば1年間だが普通に働けるかもしれない。

しかし、ま~横浜市全体で20名程度の募集だから狭き門だけど、と思ったら去年の実施結果が載ってあった。精神障害は申込者69人、受験者57人、一次選考合格者32人、最終合格者18人、競争率3.2倍。3.2倍ならめっちゃ狭き門とまではいかないか。じゅうぶん射程距離である。問題は、体調だなあ。論文やら面接やらは十分自信があるが、面接で体調のことを聞かれて、今は就労継続支援B型事業所で週20時間だけど、それでも時々調子を崩すことがある、と話すとそれがどう評価されるか。しかしそこで嘘をついてもしかたがない。迷惑をかけたり自分に跳ね返ってくるだけだ。

募集要項を見たときはなんで1年間だけ?と思ったけど、なんだかよくわからないが「会計年度任用職員」というのはそういうものらしい。今年の4月から新しく導入された制度のようだ。

おっと忘れるところだった。今日のお昼ごはん。ローソンの「麺屋武蔵監修 冷し真剣(マジ)そば」。つけ麺みたいな感じの冷し麺。うまかったけど少ししょっぱかったかな。

冷し真剣そば

おやつ。お客様からの差し入れでアイス。

アイス

夕食はルーティーンのカレー屋で今週のおすすめメニュー「あぶりチーズのせカツカレー」。

あぶりチーズのせカツカレー

今日大阪から帰ってきたら何やら包みが届いていた。

中国からの小包

中国からである。Amazonで1ヶ月前に注文したパルスオキシメーターがやっと届いた。

パルスオキシメーター

なんかおもちゃみたいだな。取説を読もうと思ったが、字が小さい!英語は簡単だが、老眼殺しである。

取扱説明書

取扱説明書

さっそく使ってみた。

測定中

測定中。

測定結果

測定結果。酸素飽和度96%。心拍数65 。正常である。

どうもこいつ反応が悪く、ときどき指を挟んでいるのに「Finger Out」と出てきて計測できない。

Finger Out

私の指ではだいたい大丈夫だが、妻の指だとずっとエラー。なんで?どうも人によってはハズレなものをつかまされたようだ。

その前に、この数値は信用できるのだろうか。そもそも今後、この機械は必要なのだろうか。

必要にならないことを祈る。

昨日は寝るのが夜遅くなってしまった。やっと布団に入ったはいいが、ぜんぜん眠れない。体は疲れてるのに神経が高ぶってまるで眠気が来ない。諦めてスマホをいじって、こうなったら徹夜でもしてやろうと開き直っていたら、1時半頃に眠気が来て寝た。眠りが浅く何度も目が覚め、朝になると体がばきばきに痛くて疲労困憊。まあ予想されたことではある。しかし寝坊することもなくなんとか7時に起きれた。ベッドから起き上がったら腰にピキッと痛みが走った。腰は大丈夫だと思ってたのに、全く年齢ってのは油断がならん。

とりあえず起きてだらだらと朝食を食べ、その後昨日時間切れだったのとみんな疲れていたのとでできなかった形見分け。とは言っても兄弟揃って「これはどうする?」とかもうできないので、私がほしいと思った物の写真を撮って、「これ、もらって帰ってもいい?」とLINEに流した。そんなに数があるわけでもないのですぐに済んだ。弟からは「全部持って行っていいです」とすぐに返信が来たので持って帰ることにした。幸い軽くてかさばらない物ばかりなので、全部カバンに入る。おととい部屋を捜索してとっておきたいと思った物は、子どもの頃のアルバム2冊を加えたらけっこう重くなったので、兄に宅急便で送ってもらうことにして昨日預けた。

実家の自分の部屋

さらば、自分の子ども時代のかけらよ。ここでたくさん遊んで、ここでたくさん学んだ。

10時過ぎに実家を後にした。兄や弟はまだまだ来て作業をしないといけないが、私はこれが本当に見納めである。

実家

さよなら、僕のふるさと。さよなら、僕を育ててくれた場所。今までありがとう。「さようなら」ではなくてなんとなく「さよなら」な気分。「さようなら」だとまた会う機会がありそうだけど、「さよなら」は今生の別れという感じがして「もう二度と会えないんだ感」が大きい。両親も亡くなった、そして実家もなくなるというのは、自分が帰るところが本当になくなってしまったので、急に寂しくなった。ついこの前まで「別にあんな家、売っぱらってしまってちょうどいい」などと思っていたのに、本当にこれでおしまいだと思ったら急に名残惜しくなった。別れ話をした直後にやっぱり別れなければよかったと思ったものの後戻りできなくなって去っていく元カノの背中を見送ったときの気分はこういうものか(最後は過去の経験のようだが意味不明)。

それにしてもカバンが重くて難儀した。しまった、全部送ってもらったらよかった。時すでに遅し。この重いカバンを持って20分歩いて駅に行くのはしんどいので、1時間に1本だけのバスに乗り(バス停は目の前)、他の駅から今度は京阪の急行バスで京都駅へ。こっちの方が荷物を下げて歩かなくて済むので帰りは京都経由にした。こっちのバスも1時間に1本で待ち時間が35分くらいあったが、お世話になった人と電話で話してたらあっという間に時間が過ぎて時間つぶしができた。

バスに揺られること35分くらい。京都駅に着いたらおなかがすいていて、どこでご飯食べようかと思ったら、なんとマックが店内で食べれるようになっているではないか。横浜ではまだテイクアウトのみなのかな?つい最近全店舗でイートイン可能になったのだろうか。これ幸いと入ってビッグマックセットを注文。

ビッグマックセット

関西に帰って食べた物は、結局ラーメンと寿司とマックである。日常と変わらん。

切符を買おうと券売機で便を選ぼうとしたら、ダイヤがすかすか。まだまだ間引き運転。

新幹線ダイヤ

京都駅に入ったら、おや、がらがらで人が少ない。おとといの新大阪はけっこういたのだが、やはり週末と平日ではだいぶ違うようだ。新大阪と京都でも違うのかな。

京都駅

とりあえず家と作業所へのお土産買うべ、と思ってお店を見る。お土産屋さんも見たことがないほどがらがらで、店員が手持ち無沙汰な状態。何にするか選ぶのがめんどくさかったので、「阿闍梨餅ありますか?」と聞いたら「ありますよ」と案内してくれた。ラッキーである。阿闍梨餅とは八つ橋なんかよりも断然うまい京都みやげで、私の母校の大学の近くに本店があり、そこではできたてを買って食べたりできる。前は普通に土産屋で手に入ったのに、最近なぜか知らないがかなり知名度が上がり、1日に生産できる数にも限りがあって、入手困難になったのだ。少なくとも夕方の新幹線に乗ろうと思ったら、まず京都駅の土産屋では売り切れで買えない。今日は昼間だったのとコロナで人が少なかったので無事買えた。

阿闍梨餅

新幹線の乗車率は行きと同じ25%~30%くらいか。いつもはA席を取るのだが、今日は天気がいいのでE席を取った。A席は3列席の一番窓際で、すいているときには隣2席に乗客が座ることはまずないので一番くつろげるが、富士山とは反対側である。天気が悪いとどうせ見えないが、今日は期待できるかもしれないと思って反対側の窓際にしてみた。静岡に入ったら、晴れてはいるのに山沿いには白い分厚い雲がかかっていてみごとに見れなかった。うちのベランダからだとよく見えるのだが、手前の家の屋根がじゃまなのである。あれどうにかしてくれないかな(と無茶を言う)。あの雲の向こうあたりに富士山があったのだろうか。

静岡の空

定刻通り新横浜駅に着き、タクシーで家に帰ってきた。まだ昼だしそんなに疲れを感じてもいなかったのたが、いかんせん荷物が重い。地下鉄とバスでも帰れそうな気がしたが、無理をせずに今回も帰りはタクシーにした。今回はついに最初から最後まで一度も現金を使わずにキャッシュレスで乗り切った。新幹線はクレジット、あとはPayPayとモバイルSuicaだから財布すら出さなくていい。最後のタクシーでクレジットしか使えなかったのがちと残念。PayPayとか使えるタクシーもあるのかな。

家に帰って、とりあえず風呂に入った。これからの季節は暑さがつらい。明日からまた作業所だ。非日常から日常に切り替えられるだろうか。