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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

カテゴリー:日々の出来事

昨日は21時半に寝た。さっそくトトノエライトを使ってみる。赤い光を1時間で切れるようにして寝た。音楽も最近では一番催眠効果が高いロシアの教会音楽をかけてみた。よく眠れたのだが、最近はよく眠れていることが多いので、効果があったかどうかはわからない。

朝は早くに目が覚めてしまった。自分の状態を観察する。今日は動けそうだ。6時頃だったが、もう起きてしまおうかと思ったが、トトノエライトを試してみないといかん。7時15分からだんだん明るくなって7時半にアラームが鳴るようにしている。結局アラームが鳴るまで布団の中にいた。かなり明るい。これはいいかもしれない。今日みたいに自然に目が覚めるのでなく、調子が良くない時にどれくらいの効果があるだろう。寝室は遮光カーテンで、朝になっても真っ暗なのでかなり期待できるかもしれない。

出勤して仕事をする。体調は大丈夫なようだ。先週の水曜日に休暇を使い切ったので、木曜と金曜は欠勤になるはずだ。勤務管理簿にどう書けばいいのか、事務のお姉さまに聞いた。正式な職員は勤怠管理はシステム化されている。今どき当たり前だが、会計年度任用職員は手書きなのだ。休暇の申請も手書き。欠勤の場合は「私傷病欠勤」と書いてください、と言われた。そして「欠勤した、欠勤が多かったからと言って、再度任用(いわゆる契約更新)ができなくなるということはないので安心してください」と言われた。ジョブコーチにも言われていたが、もう一度言われると安心する。大事なことだから2回言いましたよ、は正しい。

しかしまあ、仕事をしていて頭を抱えた。業者さんから取り寄せた資料をずっと読んだりファイルシステムを漁っていろんなファイルの中を見ているのだが、あちこち足りないものがあるなあと思っていたが、それ以前に丸ごとドキュメントがない部分がある。こ、こ、これは?なんとなくであるが、この部分は全く資料がなさそうな感じだ。

頭を抱えたまま今日は終わって帰ってきた。明日同僚に確認してもらおう。

昨日は21時半に寝た。昨日は眠れた。朝目が覚めたがやっぱり動けない。でも今日は8時45分に起きれた。昨日までよりは早い方か。

今日は昨日よりは調子がいい。午前中から寝てない。昨日の夜に注文した光療法のライトが早くに来たので、喜んでいじっていたら昼になった。

昼過ぎに買い物に出かけた。私のカップ麺の在庫が少なくなったので買い出しである。5日ぶりに外に出た。う~ん不健康。いや、健康ではないのだが。私の昼ごはんはラーメンと憲法で決まっているのだが、毎日家にいるからどんどん減ってしまった。安いカップ麺の多いローソンストア100に行って、まいばすけっとで妻に頼まれたお買い物をして帰ってきた。せっかくだからウォーキングもしたいと思って遠回りして歩いたが、そんなにたいした距離ではなかった。もうちょっと足を伸ばせばよかった。

今日は比較的落ち着いて過ごせた。回復してきたのかどうかは、明日になってみないとわからない。さあ、どうなっているだろうか。光療法のライトの効果を信じるのだ。プラセボでもいいから信じるのだ。「プラセボでもいいから」と言ってる人間にプラセボ効果はあるのだろうか。

どうでもいい話だが「プラセボ」なのか「プラシボ」なのか「プラシーボ」なのかわからないのでGoogleで検索してみたら、「プラセボ」が214万件、「プラシボ」が99,300件、「プラシーボが」867,000件。「プラセボ」が一番メジャーらしい。

ずっと調子が悪くて仕事を休んでいるが、この時期は毎年しんどいからがまんするしかない、と手をこまねいているわけにはいかない。前回の診察で光療法を主治医に勧められたので、それを試してみることにした。攻めの治療をしなければ。光療法のための照明器具を購入することにして、昨日の夜にAmazonでいろいろ調べてポチった。

光療法は日照時間の短い北欧では盛んに行われているが、日本ではあまり勧める医師はいないと聞いた記憶がある。しかし、今の主治医もその前の主治医も勧めてきたし、そもそも前の主治医は入院していた病院の医師なのだが、病棟に光療法のライトを置いてみんなで浴びていたくらいである。活用しているところは活用している。

光療法のための照明器具を購入するのは、実は4回目である。最初のはもう15年くらい前に使っていた「サンライズクロック」というもので、アラームをセットすると、それより前の時間から徐々に明るくなっていって、セットした時刻に一番明るくなってアラームが鳴るというものだ。愛用していたが、照度はそれほどでもなく普通の照明器具だった。壊れてしまったのでその手の機器はしばらく使っていなかった。

2015年に入院したとき、前述の通り病棟で光療法をやっていて、私は個人的にこれは効果があると思ったので、入院中にものすごく簡易なものを買ったが、あまりにもちゃちいので、すぐ使わなくなってしまった。そこでどういう器具を買ったらいいか主治医に聞いてみた。光療法は1万ルクスの光を必要とする。当時は光療法用の照明器具は日本では手に入らなかったので、主治医に教えてもらった機種をアメリカのAmazonで購入した。玄関先で関税を取られたよ。

退院後もしばらくは朝しばらくその明かりを浴びるということをやっていたが、だんだんやらなくなり、どでかい電気スタンドみたいな形でかなり場所を取るので、結局しまってしまった。それっきりである。

前回の診察で、主治医から「最近ではいろいろその手のものが出ていて、Amazonでも簡単に手に入る」と聞いたので、昨日調べてみたら、たしかにたくさんあるが、ちょっと胡散臭い国のものが多い。値段は3千円台からあるが、アラーム機能がなかったりする。安物買いの銭失いになってもいかん。病気の治療のために使うのだからそんなところでケチってはいかんだろうと思って、国産(と書いてあったが本当かなあ)の3万円くらいするやつを夜に注文したら、今朝10時前に届いた。はや~い。やはりAmazonプライムに入っているとお急ぎ便が無料で使えるので便利。

購入したのは、moonmoonというメーカー?ブランド?の「トトノエライト」という製品。サクラチェッカーでもサクラ度0%だった。

moonmoon トトノエライト 光目覚まし時計 ( アイボリー / ナイトライト ) 大音量アラーム デジタル時計 / 睡眠改善 快眠 安眠 / 朝日 太陽光 / スマホ連動

開封の儀。箱はこんなの。「ちっちゃ」と思った。

箱

本体を取り出してみると、さらに「ちっちゃ」と思った。比較のためにボールペンを置いてみたが、手のひらサイズである。しかしこいつ、2万ルクスの光を出せるらしい。

本体

さっそくセッティングしてみる。スマホのアプリと連動できるので、スマホにアプリをインストールし、本体を電源に接続してBluetoothで接続。あっさり繋がったと思ったら、表示されていた時刻が現在時刻に変わった。スマホがセットしてくれるのだ。便利~。

スマホの設定画面

このアプリからライトをオン・オフしたり、アラームの時刻やスヌーズやら、何分前から明るくなるかなど、いろいろ設定できるのだ。さらに本体自体がWi-Fiに接続して、本体のアップデートまで自動で行うらしい。進化してるのだ。こんなちっこいものが3万円?と思ったが、まあいろいろ便利だから許そう。

スマホのアプリ画面

照明を試してみた。消灯時はこんなもの。時刻が表示されてる(消すこともできる)。

消灯の状態

ここから3段階に明るくできるのだが、

第1段階

第2段階

第3段階

はっはっは。これじゃさっぱりわからんな。周りが暗くなっていっているだけのような気がするが、これはカメラが自動的に露出を調整しているからで、実際には周りの明るさは変わらなくて、照明がどんどん明るくなっているのだ。無理やり露出を調整した写真を撮ると、

第3段階・露出調整

真っ白だ。なんにも写らん。「まーぶしーすぎーるあーさひー」という平井堅の歌を思い出す。

赤い光も出せる。これはおやすみの時に使うらしい。徐々に眠りにつけるように、セットした時刻に自動的に消灯する。これは他の機種にはない特徴だ。「赤ちゃんの寝かしつけに活躍」が強調されている。この用途は確かに他にはない。これも試してみようかな。

赤い光

これで明日から朝日とともに爽やかに起きて動けるだろうか。

昨日は21時半に寝たが、ぜんぜん眠れなかった。いったん起きようと思ったが、なぜか昨日は「眠れるまでがんばる」と何をどうがんばるかわからないが、そう思って布団の中にいた。しかし眠れない。ふと時計を見たら0時半。ありゃ?こんな時間?のどが渇いたのでいったん起きてりんごジュースをがぶ飲みする。ぜんぜん眠れてないような気がしたが、3時間も経ってるからいつの間にか寝てたんだろう。

朝は全く起きれず、9時過ぎに起床。普通なら「休日ならこんなもの」というところだが、昨日まで仕事をしていたわけでなくずっと休んでたのに、今日もこんな調子で、あまり気力がない。これがいきなり元気になっていたら、自分では自覚していないが実は「仕事いやいや病」だったのかもしれない、と思うところだが、土曜日でもしんどいのなら、やっぱり病気の症状なんだろう。

そういうことで、なんにもやる気がしないので、午前中はひたすら寝ていた。12時半くらいになって起きて、ひとりでカップ麺を食う。午後は少し気分が持ち直したので、カリンバを弾いたり適当に遊んでいた。無謀にもカリンバでジャズの曲に挑戦してみたりしているが、やっぱ難しいなあ。ジャズのことなんて何もわからんのに。

昨日は21時半に寝た。よく眠れたのだが、朝になったらまた動けない。昨日までの「動けない」と少し質が違う。ずっと「体がしんどい」だったのだが、今日はそれほど体はしんどくない。しかし「心がまったく動かない」という感じで、何をしていいかわからない。いや何をと言っても起きて仕事に行けばいいのだが、全くやる気が起きない。はあ。

そのままずっと布団に横になっていて、9時を過ぎてからメールで欠勤連絡をした。これは「鬱」というやつである。典型的な「気力減退」で、これはもうこの病気になって初期の頃から「なんで会社に行けないんだろう、なんで会社に行けないんだろう」と途方に暮れていたあれだ。仕事がやりたくないわけではなく、むしろやりたいことが色々ある。あるのに動けない自分がもどかしい。

そういうわけで、今日も1日中横になって寝ていた。昼からはスマホで漫画を読んでいた。昨日から読んでいた「左ききのエレン」。こういうストーリーとかセリフはどうやって思いつくんだろうなあ。いろいろ刺さるセリフが多い(わりに覚えてない)。

「子どもの頃は、大人は「夢を見ろ」と言うくせに、大人になると「現実を見ろ」と言うんだよ。」

こんなセリフ、100年経っても思いつかん。たいした夢は見ていなかったが、こんな現実を突きつけられるとは思ってなかったな。でもそれを受け入れるのが大人なのか。

そんなこんなで今週は終わってしまった。1.5日しか出勤していない。来週から復活できるだろうか。急ぎの仕事はないと思っていたが、コロナがこんなに炎上していて、今はまだマンボウだがキンジタが出たら自分たちの仕事に影響がある。その時わたしが動けなかったら、代わりに誰かが動けるようにドキュメントを作っておかなければ。それから業者さんから取り寄せた資料が足りないので、出せるもの全部出してもらって4月までに頭に叩き込んでおかなくては。もうちょっと余裕があると思ったが、この出勤率だとやばいな。

急がねば。急がなくてもいいのだが、急がねば。