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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2021年7月

昨日は21時半に寝た。わりとよく眠れたと思う。やはりおうちが一番。朝は7時半の目覚ましが鳴ったが動けず。今日は午後出勤にしてあるので、遠慮なく寝る寝る寝る。9時10分に起きたが、体がしんどい。このしんどさはなんなんだろう。心臓から来ているのか、メンタルから来ているのか。こういう季節だからしんどいのは日常茶飯事なのだが、なぜしんどいかわからないともやっとする。

昨日までは心臓自体は自覚症状がなかったのに、今日は違和感がある。違和感とはどういう感じか、うまく説明できない。心臓が「そこにある」というのが意識できる状態、というかなんというか。普通心臓はドクンドクンと動いていても、誰かが触っているわけでもなく、特に存在を意識するわけではないのに、なんだか「そこにある」というのが気になる状態。そして全身のだるさ。

「何かあったら病院まで連絡してください」と医師から言われていたので、10時半ごろ病院に電話してみたのだが、主治医の外来が11時までなので間に合わない。他に循環器の先生はいらっしゃいますが、との話だったがまあいいや、来週の火曜日に通院予定だから、それまで心臓が止まらなければOKということにしておこう。しかしこのしんどさは困ったな。

午後から出勤予定だったが、この状態ではなんとか職場にたどり着けても仕事はできそうにないし、そもそもこんなにふらついていたら外を出歩くのは危険である。しかたがないから休むことにして、職場にメールを送った。困ったなあ、休暇がなくなっちゃうよ。こんなところで消費してしまうのはもったいない。

メンタル面の不調で休むこともまだまだあるだろうし、このペースでいったらあと1~2ヶ月で休暇を使い果たしてしまいそうだ。そうするとどうなる?別に休暇がなくなったから即退職という決まりではないのだが、1年分の休暇を半年もたたずに使い果たすペースで休むようだったら、残りの任期もまともに出勤できるはずない。無理して出勤しようと頑張ったら、それに見合ったお返しが来ることは自分の歴史が証明している。「辞めるのはもったいないが、ここで無理をしたらあとから大変になる」という場面で無理をして、あとから大変になったことは何度もある。最悪、退職せざるを得ないかもしれない。

それにしても、メンタル面はともかく心臓がこんな状態になるとはまったくもって想定外だった。全く運が悪い。

昼からもずっと横になっていたが、14時くらいになって気分がかなりましになった。今から職場に行ってみようかと思ったくらいだ。行ってとりあえず大量に溜まっているだろうメールを飛ばし読みするのだ。うん、それはやめておこう。ここで出かけたら自己管理能力ゼロである。今日の残りはおとなしく過ごした。明日は動けるだろうか。

昨日は23時頃まで眠れなかった。まあ家ではふつうのことである。その後はぐっすり眠っていて、携帯型心電計の電池を看護師が取り替えに来たとき、寝ぼけて「何をする~」みたいな感じだった。

朝イチで主治医が来ていろいろ説明されたが、寝ぼけ眼で頭が働いてなかったから、たくさん話を聞いたのにあまり覚えてない。とりあえず、今の状態は「大丈夫」と言えるレベルではないみたいだ。

心房細動は今でも断続的に出ている。それはやはり心臓の組織がまだ不安定な可能性が高いからというが、それでは昨日脈が延びたのはなぜか。最大5秒間心臓が止まったのだ。それに関しては、元々自分がそういう病気を潜在的に持っていて(もともと脈が遅い)、今回の手術でそれが顕在化したのかもしれない。心房細動では脈が速くなるので脈を遅くする薬を今まで使っていた。そのせいで脈が遅くなりすぎたのでは、という説明だった。脈を遅くする薬を中止したから、それでしばらく様子を見るとのこと。その説明を聞いているときは、ふ~んと思っていたが、でも自分どちらかというといつも頻脈だったけど?

それから、症状が出たり出なかったり、という状態をストップするために電気ショックという治療も考えられると。電気ショックについては「それは一時しのぎにしかならない」「再発性が高い」と他の医師に言われたりネットに書かれてあったりした。そのことを話すと、「1回目の治療としてはそうかもしれませんが、アブレーションをした組織を定着させるのには効果があるかもしれません」とのこと。ああなるほど、そういう違いがあるのね。

医師が来たときには朝早かったので(と言っても7時半は過ぎていたが)、「自覚症状はありますか?」と聞かれて「ありません」と答えてしまった。確かに動悸など胸の自覚症状はない。しかし、なんだかふらつく。寝起きだからと思っていたが、8時半になって車椅子で心電図に連れて行ってもらったときに、「ふらつくなあ、やばいなあ」と感じた。

それを病室に戻ってつぶやいたら、ちょうど土曜日に手術の説明をしてくれた医師がいて、改めていろいろ話をしてくれた。「心配でしたらもう1日入院していきますか?と言われたが、早く家に帰りたいのでそれは断った。「何かあったらすぐにこの病院に連絡をください」と言われたが、何かあり得る状態ということか。そもそも「ふらつく」ということ自体けっこう危険なのだ。一瞬意識が飛んで後ろ向きにこけたらどうなるよ。

次の診察は来週の火曜日。ふつうなら1ヶ月後なのに、主治医も細かく経過を知りたいようだ。ここまで来てこの状態というのは、やはりレアケースなのか。「2回やって止まらない人はさすがにほとんどいません」と言ってたのになあ。心臓の組織が安定すると収まってくれるのだろうか。「3回目のアブレーションというのはあり得ますか」と質問すると、「今回ほとんど焼くところは焼き尽くしたから、次に手術するとなると、また別の病気の別の手術になる可能性はあります」とのこと。煮えきらん。

とりあえず今日は予定通り退院し、タクシーで帰ってきた。しんどいなあ。明日の仕事はとりあえず午後からの出勤にしてある。果たして行けるのか?

昨日はよく眠れた。入院して初めてよく眠れた。しかしその眠りをじゃまする者が。看護師が夜中に来て心電図を計っていった。私が胸につけている簡易な心電計から飛ばされている心電図に不整脈が出たので、詳細な心電図を取りたいと。思い切り眠剤が利いていたのであまり覚えていない。夢とごっちゃになった感じがする。

朝になって改めて聞くと、心房粗動のようなものが出たと。なんなんだ?まだ治らない?かなり広範囲に焼灼したと言ってたが、まだどこかから電気が出てるのか?

それにしてもよく寝た。7時半過ぎに朝食が来るまで寝ていた。ご飯を食べた後もだるい。と言ってもいつも起きてる時間か。病院にいると生活が朝型になるな。そのまままた11時頃まで寝ていた。

日勤の看護師がバイタルを取りに来たので、改めて夜中の不整脈について聞いてみたら、問題はなかった、ずっと不整脈が出てなかったのに出たから取りに来た、そう言われた。朝と説明が違う。不整脈は出たそのときに計らないと意味がないから夜中に取りに来たのはいいとして、期外収縮程度の不整脈なら手術後もけっこう出てると執刀医は言ってたよなあ。それはいったん収まっていて、また出たということか。

しかし、午後になってから看護師が何回も何回も血圧を計りに来るようになった。10分くらいおきに来るときもあった。心電図がおかしいらしく、波形が遅れてくるとか。単なる期外収縮なら心配いらないと主治医は言ってたんですけど、と話すと「単なる期外収縮」ではないらしい。では何か。まだ「危ない不整脈」が出てるのだろうか。血圧を頻繁に計るのはなぜだろう。確かに今日は朝から血圧が低い。

なんか頼りなさそうな看護師だったが、夜勤のベテランそうな看護師に変わったのでいろいろ聞いてみた。脈がかなり飛んでいて、最大5秒くらい間隔があいてるらしい。心拍数ってふつう60くらいだぞ。40切ると危険だとか言ってたっけ。5秒あくってたいがいだろう。ちょっとそれはまずいな。それからこの病気、この手術は心臓のポンプ機能に影響を与えるものではないと理解しているので、それで血圧が下がるというのは考えにくいのですが、と話すと看護師もそう思うと言う。主治医ではないが循環器内科の当直医がいるので、随時報告はしているとのこと。まあそれならいいか。

明日は確実に退院できるのか聞いたら、明日になってみないとわからないと言われた。主治医が「週明けに様子を見たい」と言ったときからまた状況は変わっているのだ。まあしかたがないだろう。着替えと他科の薬がないが、薬はこの病院でも出せると言われた。着替えは、一応明日退院の予定で妻が来るから、念のため持ってきてもらおう。

それにしても、どうしてこう一筋縄でいかないのかなあ。いかん、ふらついてきた。やはり影響が出ている。看護師が尿器を持ってきたよ。「無理にトイレに行かないでください」と言われてしまった。使うのは嫌だが、もしものことを考えたらおとなしく使った方がいいんだろうな。

今日の昼、横になりながら音楽を聴こうとしたら、音楽専用のスマホから音が出ない。奇妙なことに、システム音などは鳴るのに音楽プレーヤーソフトやYouTubeから音が出ないのだ。このスマホは今のスマホをできるだけ長く使いたいがために、音楽専用として中古で1,800円で買ったという掘り出し物だが、スペックが低く、日に日にフリーズする頻度が増えていたので、使うのにちょっとストレスだった。

さすがにもう限界かな、と思ってそのままネットで中古品をまた注文してしまった。Y!モバイルのAQUOS sense4。と言ってもSIMロック解除してあるので元のキャリアはなんでもいいし、そもそもSIMは差さない。Wi-Fiのみの利用である。中古Cランクだから見た目は悪いだろうが、見た目などどうでもいい。sense4だから中身は割と新しいはずだ。ちなみに私が使っているのがsense3 plusというやつ。値段が送料込みで7,620円だったからウォークマンを買うより安い。

またひとつぽちってしまった。

レントゲンが終わって病棟に戻ってきたら、今度は循環器内科の医師が訪ねてきた。昨日の執刀医と一緒にオペをやった方だった。昨日の手術の内容について詳しく教えてくれた。今回の手術に関しては、1回目と違って「やってみなきゃわかんない」みたいなところがあったのだが、実際どうだったかというと、昨日も書いたが前回ブロックしたところは再発してないが、左心房内で電気の流れがあったので、ボックスなんちゃら(今調べたら「ボックスアイソレーション」らしい)というのをやって電気の流れを止めたらしい。それが左心房のかなり広い範囲にわたるので、時間がかかったと。

かねてから不思議だったのだが、その今回止めた電気の流れは、前回の手術時には確認されなかったのだろうか。前回の手術後、3時間くらいで私の心臓は動悸がひどくなった。それは再発したのだと思っていたが、そうではなく心臓の焼いてない部分から電気が出ていたのだ。それは新たに出てきたのか?それとも前から出ていたのに、手術中に誘発はできなかったのか?

それに関しては、医師は正直に「わかりません」と言った。「こういうケースはよくあるのですか?」と尋ねると、「2回目にボックス手術をやることはけっこうあります」と言う。それって、1回目の検査、手術では見つけられないものがどうしてもあるということか。私の場合、独特な電気の流れ方をしていたらしい。しかたがない。医療は万能ではない。

昨日の手術後も不整脈は出ていた。期外収縮という、それ自体は全く危険でない不整脈である。それが夜中までけっこう出ていたらしい。電波式心電計をずっと首からぶら下げているので常時モニタしているのだ。まあ火傷させた心臓の組織は安定するのに90日くらいかかるので、また様子見。手術直後の経過としては前回より遙かにいい。

それはともかく、入院が1日延びたのは痛いなあ。仕事は月曜日まで休みは取ってあるのでなんとかなるけど、なんつーかめんどくさい、というか暇だ。どうせ寝てるだけなのに、明日は日曜日だから検査もできないし主治医もいない。だから月曜日の朝イチで検査して主治医と話して退院、ということらしい。まあ広範囲に焼いたから今日、明日と熱が出るかもしれない、とも話していたが。今の所朝イチで36.9℃とやや微熱というところか。昼の時点ではあまり熱っぽくない。このまま逃げきれるか?