昨日、我が家に4台目のカリンバが届いた。
なぜ4台も買うのか?それは、これが今のところ最強のカリンバだからである。
1台目:Amazonで見つけておもしろそうだったので、1,280円と楽器にしては安いので買って遊んでみたら、めっちゃおもしろくてはまった。しかし安いだけあっていろいろいまいちで、音も悪くて響かないし、作りが雑でチューニングがすぐ狂う。
2台目:せっかくおもしろいおもちゃを見つけたので、ちゃんとしたやつを買った。めっちゃ音がいい。しかし、今一番普及している17音タイプのカリンバで半音階がない。つまりハ長調に移調して臨時記号がない曲しか弾けない。
3台目:半音階が出ないのが不満なので、ついにカリンバにしてはちょっとお高い「クロマティック・カリンバ」という半音階が出るカリンバを購入。キーが2段構えになっており、Cの上にはC#という配置。しかし一番低いCDEFの#は捨てて(Eの#はFなので、実質CDFの#は捨てて)、その代わりに低いFGABを割り当てている。音域は広くなったが、捨てた3つの音が出ないのが弱点。
ふつうの17音のカリンバはたくさん売ってるのだが、11月の時点で日本で手に入るクロマティック・カリンバはこの1種類しかなかった。他の種類は海外のサイトで買わないと手に入らなかった。のだが、
4台目:10日ほど前に、日本でも上記のクロマティック・カリンバの弱点をなくして改良されたカリンバが発売されて、飛びついて買ってしまった。何が違うかというと、前のクロマティック・カリンバはCの2段目にC#が載っている、という配列なのだが、Bの上にB#、Eの上にE#、その次のBの上にB#が載っている。て、B#はC、E#はFである。これらは1段目に同じ音がある。つまり無駄な音が3つ2段目にあるわけで、その3つをなくしてぎゅっと詰めれば、上のカリンバで捨てたCDFの#の音、入るんじゃね?というわけで、そういう配列になっている、半音もきちんと出るし、音域も広げた最強のカリンバである。ただし指使いが難しくなった。
カリンバと言えば音階シールである。YouTubeにカリンバの演奏動画を載せている人が何人もいるが、みんな音階シールを貼っているし、かなりの腕前の人でもこれがないと弾けないという。自分なんぞはシールがあってもまともに弾けてない。機種によってはシールを貼らなくてもキーに刻印されていたりもする。
このカリンバはシールはついているけど「ドレミ」表記だったのが嫌なので「CDE」表記なものを自作し、自分で貼った。こういうものを自作している人がいて、エーワンの「お名前シール」というラベル用紙を使って、「ラベル屋さん」というソフトで音階シールを作り、そのデータをネットで公開していたのだ。それを利用させてもらって、自分でシールを作って貼ったのだが、いかんせん手先が不器用なもので見てくれが悪い。まあいいのだ、自分がわかれば。