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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2020年7月22日

昨日も寝付けなかった。

しかも夜中食べてしまった。

体重が増えてきている。

日中体がきつい。

ちょっとやばいな。

入院になったときのパターンだ。

眠剤をデエビゴに変えてから眠れるようになったのに、その後また寝付きが悪くなった。なぜだ?マイスリーもユーロジンも飲んでいるのに。

昨日は21時半に寝たが、眠れずに45分くらいして起きてきた。コーンフレークを食べてPCに向かって何かして寝た。記録によると23時4分にPCをログオフしている。

冒頭の繰り返しになるが、体重が増えてきている。不眠に過食、そして不眠から来る体の疲れ。疲れ自体はいろんな理由があるだろうが、睡眠の質が悪くて疲れが溜まることは当然あり、それはきつい。

この状態が続いてエスカレートすると、今までのパターンでいくと入院である。まあ昼間も動けないようになり、さらにそれが2~3ヶ月続いたら、というところだが。

ちょっとやばいな。

なんとか夜は眠れ、朝は8時に起床。重たい頭と重たい体を引きずって作業所に行った。今日の作業はマスクの紐通し。昨日はマスクの検品でゴミや埃を取ったり縫い目をチェックしたりしていたが、次の工程に進んだ。大量にあるのでまだまだ前の工程をやっている人もいるが、私は次の工程で、マスクの左右にそれぞれ1本ずつ紐を通して均等な長さにする、というのをやっていた。たいして難しい作業ではないが、たまに基準の30cmを切っている短いゴム紐が混じってるので注意が必要。一本ずつ長さを確認しながら作業をする。

マスクの作業風景

マスクの作業風景

他のできるメンバー2人はその次の工程をやっていた。マスクを半分に折って紐をきれいに畳んでマスキングテープで留める。テープの長さも5.5cmと厳密に指定されているので、テープカッターにガイドとなるボール紙を片方に貼り付けていた。みんなちょっと何か触るたびに手指の消毒である。指紋が消えるのではないだろうか。

大量のマスク。売るほどある。

大量のマスク

今日のお昼ご飯はチキンカツ丼。買ってきたものではなく、うちのスタッフが作った企画物。最近カレーとかそういう企画が多いが、なぜだろう?うちの職員は腕がいいのでどれもうまい。

チキンカツ丼

午後も同じ作業をしたあと、福祉施設に移動。今日は16時から約1ヶ月半ぶりの面談だった。

面談ではずっと体調が思わしくないことや、睡眠が不安定なことなどを話した。新薬のデエビゴが効いた話には職員は興味を示していたが、神経が高ぶっていたり考え事をしていたらそれでも眠れないと話すと、自分もそういうところはある、とのこと。病気だろうが健常者だろうが、多かれ少なかれそういうところはあるのだろう。私も昔から考え事をして眠れないたちだったし。なんとか眠れるようにならないか、寝るときにかけるのをヒーリングサウンドでなくあえて音楽にして、意識をそっちに向けて考え事をしないようにできないかだとか、すぐ横になるのでなく座った状態で音楽を聴いて自然に眠たくなってころりといかないかとかいろいろ試している、という話をしたら感心された。そういう努力をしている人は少ないのだろうか。

あとは公務員の試験の話。もし受かっても週30時間は今の体調では厳しいから作業所で少し負荷をかけさせてもらおうと思ってる話だとか、論文の試験で失敗した話だとか。問題文を話したら「う~ん、それはけっこう難しいですねえ」と、やっぱり当たり前の反応。「それで40分ってきつくないですか?」と言うが、きついから失敗したのだ。でもまあ、難しかったのはみんな同じだから蓋を開けてみないとわからないです、という話に。

その他は、最近作業所でネガティブな発言が多くて心が痛い、参っているという話もした。正直職員のボヤキとか文句も聞いててしんどい。例えが少し古いが、10万円の給付が遅いとかなんとか、そんな文句ばっかり言ってる。役所もいきなり国から押し付けられて一生懸命やっているでしょうに、と私が言っても「遅いものは遅い!」とお怒りの様子。聞いていて胸くそ悪い。その10万円が早く入らないと破産するのかよ。

障害者間差別、つまり障害者が障害者を差別するというのもいい加減聞いていてしんどい。これは去年私がこの作業所に入って一番驚いたことである。精神障害者は基本的に知能は劣ってないのだが、その精神障害者が知的障害者をばかにする、からかう、侮辱するようなことを本人の目の前で平気で言うのだ。障害特性ゆえに他の人よりできることが少なかったり作業が遅かったりすることを、平気でばかにする。いや、精神が知的を、だけでない。比較的軽度の知的障害者がもう少し重い知的障害者をばかにするケースもある。そしてそれを職員が注意することもない。これは驚いた。完全に人権侵害である。なぜこういうのが常態化しているのか?これも聞いていて心が痛い。

そして最近焼肉の参加の件で自分がパワハラの話をしたときに、ボスが「一流企業はそうでしょうね」みたいなことを言って、作業所では人権は無視かい、と思ったことなど、そういうことをぐちゃぐちゃ職員に話した。なんつーか、愚痴を聞いてもらったというだけだ。

今は体調もあまりよくないだろうから、よけいいろいろなことが重くのしかかってきているのかもしれませんね、と言われたが、たしかにそれは自分でも感じる。自分の余裕のなさを感じる。ここ最近私がこの福祉施設に用事があって来た時、担当職員とは顔を合わせるものの向こうは他の利用者と話していて挨拶程度くらいしかしていなかったのだが、それでも「最近はまーさん表情が固いな」と思っていたらしい。マスク越しなのにわかるほど顔に出ていたであったか。私も最近ここに愚痴ばっかり吐き出しているが、本当にストレスが溜まっていて、でもそれを外に出したら一流ではないな。(何の一流だ?)

終わってから他の職員とちょっと話す。来月の予定表ができたというので貰うと、おおいろんなプログラムが動き出すではないか。その場でリカバリー系プログラム2つ、そしてマインドフルネスが3回、それから来月の面談も入ったし、朗読の会もあるから、8月は施設の予定がいきなり7つも入った。大丈夫かいな?

終わって帰ってきたら17時半。疲れた~。明日から4連休です。頑張りましょう。いや、何も頑張らない。