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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2020年2月14日

昨日はかなり調子が悪いので19時50分に寝た。20時に寝るというのは自分の必殺技(?)なのだが、10分前倒し。この10分に効果はあるのか?と思いながら床についたが、寝付けない。さすがに早すぎたのか、眠剤を飲むのが遅すぎたのか、それとも単なる睡眠障害か。40分経ってからいったん起きて牛乳を飲んでチーズを食べ、おまけにたい焼きも食べてしまい、妻と少し話をしてから寝た。その後は眠れたから、まあ21時までには眠れたのではないだろうか。

朝は7時20分に起きたが、疲れがまだ残ってる。なんでやねん・・・。どうしたものかな。今日は午前中から作業所に行って、午後は某福祉施設でSSTの予定だが、どうしよう。今日は給料日(現金支給)で、しかもバレンタインデーで職員から義理チョコが配給されるということなのだが、まあそれはどうでもいいので作業所は休むことにした。ただ、明日は公会堂で物販があるのだが、職員の帯同がなくてそれぞれ現地に行ってくださいとなっている。メンバーの1人が行き方がわからないというので、私と待ち合わせて一緒に行くことにしたのだが、もし明日も私が調子が悪くて行けなかったら彼女が困ってしまう。ガラケーなのでGoogleマップとか使えないらしい。そんなに難しい行き方ではないので、簡単な地図を書いて、道順を言葉で説明した紙を作り、作業所にFAXして彼女に渡してもらった。まあ自分が行ければ一番いいのだが。

そんなことをしていたら、玄関の鍵が開け閉めできないというトラブル発生。これに関しては別稿を参照。

午前中はずっと横になっていて午後に備えた。しかしまだしんどさは抜けない。どうしたものか。別にSSTは強制参加ではないし予約していたわけでもないから行かなくてもかまわない。しかしこのSSTというプログラムは、以前入院していた病院でもやったのだがとてもおもしろいのだ。去年の4月にセンターの年間スケジュールで2月と3月にSSTがあると聞いて、ずっと楽しみにしていた。

とりあえず行ってみた。どうしてもしんどくなったら帰ってくればよい、そんな感じである。全4回のこの講座の1回目の今日は「アサーション」。一言で言うと、「相手の立場を尊重しつつ、自分の意見や要求を主張する」ということ。まさに自分の今の課題である。以前にも習ったはずだがやはり身についてない。SSTではお馴染みのロールプレイでのケーススタディも4つやった。とてもためになったのだが、こういうのはじゃあ実生活ですぐに実践できるか、というとそこが難しいところ。

この辺りでSSTの解説を。SSTとは「ソーシャルスキルトレーニング」のことで、日本語では「社会生活技能訓練」と訳される。ソーシャルスキルとは主にコミュニケーション能力をさすのだが、こういう病気の人は対人関係を「うまくやる」ということが苦手な人が多く、そこで日々ストレスをためてしまう。そこでコミュニケーション能力を高め、ストレスを軽減させたり人間関係を円滑にしようというプログラムである。

私が入院中にやったのは、毎回「上手に謝る」「上手に断る」「上手に折り合いをつける」とテーマが決まっていて、「上手にこれらの気持ちを伝えるのにはどうしたらよいでしょう」ということを考え、実際に具体的な場面を設定して「あなた○○の役をお願いします」「あなた☓☓の役をお願いします」というように役を割り当てて、ロールプレイでその場面をやってみる。そしてその後でそれを振り返る、という感じ。座学だけでなくなかなか実践的なトレーニングである。とは言えそこでやってすぐにその技量が上がるというわけではないのだが、少しでもヒントになれば、という感じである。今日やったアサーションはもっと手前の部分というか、全ての基礎となるところだった。

帰ってきたら疲労困憊。おなかも全くすいてない。すぐに横になった。明日大丈夫かな。今日は昨日よりも早く寝てやる。予定では19時就寝。あと10分だ。

今日の朝、玄関でなにやらがちゃがちゃ音がしていた。ゴミを捨てに行った妻が鍵を開けようとしても開かないらしい。妻は超心配症で、団地の階段を下りて出たら30秒もかからないゴミ集積場に行くのにも鍵を閉めていく。それで戻ってきたら鍵が開かなかったようなのだが、とりあえず私が内側から開けて試してみた。確かに鍵を挿しても左右に回らない。鍵を変えてもだめである。どうやらシリンダーの方がおかしくなったようだ。2人そろって外出してなくてよかった。

しかたがないので県営住宅のサービスセンターに連絡した。シリンダー交換が必要になりますが、居住者の負担になります、と言われた。「またかよ」というところだ。トイレの鍵が壊れたときも自己負担だった。故意に壊したわけでもないのに、玄関の鍵なんて県営住宅の設備なんだから県の方で負担するべきでしょう。とは言わなかったが、言ったほうがよかったのか?「知っている業者があればそちらに頼んでもらってもいいのですが、こちらからも業者を紹介できます」と言われて、知っている業者なんかないのでそのまま紹介してもらった。

紹介してもらった業者に電話をしたら、金額は税込みで22,000円です、と言われた。

22,000円、2万2千円、にまんにせんえん、ニマンニセンエン、nimannisenen・・・・・・・・・・・・

ううううう、この数ヶ月臨時出費が続いて経済状況がどんどん悪化しているので、もう大きな出費がないといいのに、と思っていた矢先である。なんでうちで負担せなあかんねん。思わず関西弁が出てしまった。はあ、頭が痛い。

そう言えば昔、妻と結婚した頃に住んでいたマンションで、防犯のために玄関にもう1つ鍵をつけたいと思って管理会社に相談したら、「自費でつけるのはかまわない。鍵は退去時にこちらに渡してもらう」ということで了解が得られたので、業者に頼んでつけてもらったことがある。消費税がまだ5%の頃だったのだが、事前の電話では「料金は21,000円になります」と言われていた。そして業者が工事に来て代金を請求されたときに、「21,000円と消費税で22,050円です」と言われて、「なんじゃそりゃ」と思った記憶がある。21,000円と言われたら20,000円+税だと思うだろう、普通。なんだか腑に落ちなかった。

改めてネットで鍵の業者を探してみたら、4,000円とか10,000円とか書いてあるが、「部品代が別とか言って法外な金額をふっかけてくる悪徳業者もいる」というのも書いてあったので、自分で業者を手配して失敗するよりまだいいか、と自分を慰めてみる。