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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2019年2月20日

今日も9時半起床。起きるのがしんどい。昨日からちょっと不調。今日も屋上工事の音が凄まじい。頭が割れそうだ。ヘッドホンで音楽を聴いていてもよく聞こえない。スマホ難聴になってしまうよ。

午前中はなんだかしんどいながら、昨日から読んでいた「カメロイド文部省」読了。筒井康隆の自選短編集の1つで、この本は「ブラック・ユーモア《未来》篇」と書いてある。う~ん、そんなにブラックだったかなあ。筒井康隆の小説にはもっともっとブラックなものがあるので、そういうのに慣れてしまったから麻痺しているのか。先日読んだ「怪物たちの夜」は「ショートショート篇」だった。このシリーズには他に何があるか調べてみたら、「ドタバタ篇」「パロディ篇」「ロマンチック篇」「ブラックユーモア《現代》編」の4冊あることがわかった。また借りてこよう。

調子が悪いのを我慢しながら本を読んでいたら、昼にはますますしんどくなった。明日は利用している福祉施設でリカバリー系のプログラムだ。先月も出る予定だったが、調子が悪くて行けなかった。明日は行けるだろうか。そう言えば今回のテーマを聞いてなかったので電話して聞いてみた。「不安」らしい。そしてサブタイトルとして「不安はむしろ勝利者のものだ」と書いてあるとな。むむ、どういうことだろう。まあ明日のお楽しみだ。

午後になってもしんどかったが、頑張って図書館に行った。借りていた本4冊を返して、また4冊借りてきた。今日はめっちゃ暖かかったのに、いつもと同じダウンを着て行ったら暑くて手にかけて歩く羽目に。

今日借りた本。

本2冊

本2冊

宮部みゆき「ここはボツコニアン3」
伊坂幸太郎「グラスホッパー」
薬丸岳「Aではない君と」
伊坂幸太郎「死神の浮力」

「ここはボツコニアン3」は、先日読んだ1,2の続編。薬丸岳はやはり先日読んだ「宮辻薬東宮」ではじめて知った作家。なにか受賞作を借りてみようと思って、吉川英治文学新人賞を取った「Aではない君と」をチョイス。「死神の浮力」は以前読んだ「死神の精度」の続編。あれはものすごく面白かったので楽しみ。

「ここはボツコニアン3」から読み始めた。12歳の双子の姉と弟のRPGの中の冒険物語。前回の続きなので、あらすじを忘れないうちに、と思って読み始めたら・・・やっぱり。忘れてる。なんで三国志の話から始まる?と思ったら、ようやく思い出した。あんまんを追っていって三国志の世界に迷い込んだ所で終わったんだった。ファンタジーなRPGの世界から一気に三国志へ。宮部みゆき、ゲーム好きだなあ。

読み進めるが、う~ん、いまいちピンとこない。と言うのも私は三国志のことはさっぱりわからないのだ。最初に「3分でわかる三国志」みたいな解説があるものの、やっぱりよくわからん。三国志を読んだ人や「真・三國無双」とかゲームをやってたらピンとくるのかな。しかも出てくるのはボツコニアンだけあって、三国志には出てくるけどゲームには出てこない「マイナーなキャラクター」すなわち「二軍三国志」の物語。登場人物は郭嘉、荀彧、楽進、蔡瑁、張允、蒋幹、程普、魯粛、孫策、張昭、丞相。こういう名前は覚えられないので苦手なのだ。それにしてもGoogle日本語入力はこれらの名前をちゃんと変換してくれたからありがたい。

ストーリーもぶっ飛んでいる。なんか知らんが実際の三国志の正史の作者と、それに脚色を加えた「三国志演義」の作者の争いで、赤組と白組に分かれて○×クイズをしていたらゴジラみたいなモンスターが現れて暴れだし、それを科学者が作ったタコ型ロボットが退治するという荒唐無稽ぶり。作者やりたい放題という感じである。なんでもありだな。今日はこの三国志の章を夕方まで読んで終わった。本を読んでいてもちょっとしんどかった。

というところで今日の動画。MISIA「オルフェンズの涙」。オルフェンズとはガンダムのシリーズらしく、この曲はそのガンダムのエンディングテーマ。男の子と女の子がコンビがボツコニアンみたいだ。