TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2019年2月17日

今日は9時半起床。8時50分に目が覚めたがその時は起きれず、定刻に。

メールチェックすると、私が公開している他のページへの質問が来ていた。私が使用している家計簿ソフトMicrosoft Moneyに、金融機関からダウンロードしたCSVファイルを取り込むためのExcelマクロを作成したという話を以前ブログに書いたところ、そのマクロがほしいという人がいたので公開したのだが(「CSVファイルをMicrosoft Moneyに取り込むExcelマクロ」)、そのマクロがうまく動かないとの質問。原因を調べたがよくわからなかったので、回避策を調べてメールで送信。無事動いたというメールが返ってきた。こういうのは久しぶりだ。エンジニアをやっていた頃を思い出す。嗚呼エンジニアに戻りたい。

午前中はいつもどおりネット巡回に動画を観て読書。今日は日曜日なので屋上の工事はないはずなのに、近くで道路工事だかなんだかわからないけど、それっぽい騒音がしてうるさい。はあ、工事ばっか。

午後からは図書館へ。2冊返して2冊借りてきた。前に借りたのは4冊なのでまだ全部読み終わってないのだが、天気もいいので散歩がてら行ってきた。予約している本もまだ全部揃ってないけど、用意ができている本だけを借りてきた。

本2冊

筒井康隆「カメロイド文部省」
池井戸潤「下町ロケット」

「カメロイド文部省」は筒井康隆の「自選短編集5」と副題がついている。今日読んだ「怪物たちの夜」が「自選短編集2」なのでそのシリーズ。「下町ロケット」は、下町の工場がロケットを作るという話・・・いや解説はいらんか。映画やドラマになった本はきっと面白いだろう作戦(?)で借りた本である。

帰りにはいつもの公園を半周して帰ってきた。今日は日曜日で天気もいいので割りと人がいた。ハーモニカを吹いてるおじさんがいた。腕前を披露してると言うよりか、譜面を見ながらつっかえつっかえ練習していた。家でやるとうるさがられるのかな。私はオカリナを吹くのが趣味だったが、近所迷惑になるのでもう10年以上吹いてない。昔入院していた病院では敷地が広大だったので、よくその敷地内で吹いていた。この公園だったら吹いても迷惑にならないかなあ。また音楽をしたいのだ。

図書館の近くの自販機にこんなものが売っていた。

アフリカ開発会議の水

「横浜市オフィシャルウォーター 第7回アフリカ開発会議横浜開催」。「はまっ子どうし」と小さく書いてあるが、これは横浜市の水源のひとつである道志川の清流水のことである。値段が電子表示なのでカメラでちゃんと写らなかったのだが、これで120円である。水道水ではないとは言え、富士山麓とか六甲とかよりも格段にブランド力が落ちる水に120円も払うかなあ。コンビニでも水は100円で売ってるよ。

夕方、筒井康隆の「怪物たちの夜」を読了。今まで読んだドタバタエログロナンセンスではなく、正統派のSFもしくはコメディー、ギャグ、ブラック、ホラーなどのショートショート集。おもしろい。1ページで終わる作品もあり、4コマ漫画を読んでいるようだ。ほとんどが自分が生まれる前の作品なのに、色褪せることなくちゃんと面白いのはさすがである。

本文との脈絡はないが、今日も昨日に引き続き宇多田ヒカルの動画を貼っておこう。「真夏の通り雨」。「花束を君に」同様、自ら死を選んだ母親を思って書いた歌。歌詞の一つ一つが深い。「いつになったら悲しくなくなる」「思い出たちが不意に私を乱暴につかんで離さない」といった歌詞に胸が痛くなる。「自由になる自由がある」という歌詞があるのだが、「自由になる自由」というのが自死を選ぶ自由と解釈されていたりと、とにかく意味深なキーワードらしい。最後の歌詞「ふりやまぬ真夏の通り雨」。「通り雨」なのに「ふりやまぬ」というのは、もし自分がそこで死んでしまったら、次の瞬間というのはない。だから「ずっとやまない」のだと、宇多田がNHKのSONGSで言っていた。

人は自由になる自由はあるのだろうか。自戒をこめて問う。