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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2019年10月18日

今日作業所でホチキス留めをやっていると、ボスに呼ばれて特殊任務を与えられた。一枚の紙があって、「アセスメント(精神)」と標題が書いてある。表形式のよくあるチェック欄やフリーフォーマットで詳細を書くところがある用紙である。作業所を利用するにあたって「体調悪化のサインはなんですか」というような設問がいくつもあり、それぞれに対して選択項目がいくつかあって、チェックボックスにチェックを入れるようになっている。「その他」のところは自由記入欄になっている。その他に名前を書くところ、日付を書くところ、いろいろあるが、

「これと同じものをExcelで作ってください」

と言われた。ひょえー!いわゆる「ネ申Excel」というやつだよう。こういう「表型ワープロ」としてExcelを使うのは嫌味を込めて「ネ申Excel」と呼ばれ、あまりよくないと言われてるんだけど。でも自分はWordもあまり詳しくないし、言われたとおりExcelで作り始めた。縦に分割されるところを全部数えてその分のカラムを用意し、あとはもう「セルの結合」「折り返して全体を表示」の嵐である。そしてカラムの幅を微調整に次ぐ微調整。ものすごく汚い。

「はまーさんはプロだから」とボスは言うが、Excelなんて自分はプロでもなんでもない。私はITが専門である。こんな汎用的な道具のアプリは、別にITの専門でなくてもいろんな職業、職種で使うし、むしろ事務職の人のほうが詳しいかもしれない。どうも世間一般では「ITのスキル」と「PCのスキル」を混同している人が多いようだ。私の専門はITで、プログラミングなんかもやっていたが、特にサーバやネットワーク、セキュリティ周りなどのインフラ系である。前の前の職場ではたまにハッキングされたサーバの解析の仕事なんてのが舞い込んできたこともあるが、ボスに話したところでExcelとどちらが難しいかわからないだろう。

2時間弱かけてなんとか作り終えた。どうも役所からきたフォーマットの紙で、普通はその用紙をコピーして手書きで記入して提出するのを電子化したいということだったのだが、そういうものは役所から電子ファイルで渡してもらう、というようなことはできないのだろうか?

それはそうと、場所がないからずっとノートPCの前に立った前で作業していた。今はやりのオフィスはそういうところが増えているらしいが、別に最先端のやり方を導入しているわけではない。単純に疲れた。PCを使う仕事は嬉しいような気がするが、今日みたいなのはつまらん。

ボスは「ありがとう~、やっぱりプロだから」とまた言う。いや、プロじゃないんだが。「こんなスキルがあるのに、こんなところにいるのはもったいないじゃん」と言われたが、もったいないとか言われてもしかたがない。1日4時間の軽作業、しかも1時間おきに休憩が入るというこのぬるい職場でも、体調を崩して1週間寝込んだりするのだ。普通に就職して働けるわけはない。細く長く生きていくしかないのだ。そのためには今の自分のキャパを超えることに手を出してはいけない。そこのところ、もうちょっと理解してもらわないとなあ。

Amazonで一昨日の夜中に朦朧としながら注文したブツが2つ届いた。星形ネジ用のドライバーとHDDケース。

星形ネジ用のいろんな太さのドライバーとその他いろいろ。

星形ねじ用ドライバー

これを使って一昨日ぶっ壊れた外付けHDDから中身を取り出し、HDDケースに入れて接続してみたが、PCで認識できず。やはりHDD自体の故障だった。余っている3TBのHDDを入れてみたら、ちゃんと認識した。

3TBのドライブ

3TBと書いてあるが、実際の容量は2.72TBみたいだ。

HDDケースは黒っぽいシルバー。すぐには使わないので、しばらくは眠っておいてもらおう。

HDDケース

今日の動画。星形のネジ用ドライバーが出てきたから、MISIA「星のように・・・」。ウルトラマンの映画の主題歌だとか。がんばれウルトラマン。

昨日は21時半に寝ようとしたが、なかなか寝つけない。最近はよく眠れてるのになあ。30分くらい経ったかなと思って時計を見たら22時20分。え、50分も経ったのか。いったん起きて牛乳を飲んでチーズを食べて、それから妻と話をしていたら23時になってしまった。その後は眠れた。嫌な夢を見た。作業所で作業をしていると、前の前の職場の先輩から「はまーさんこうじゃないよ」とダメ出しをされた。自分は最初に言われたとおりにやっていたのに、プチンとキレてしまって、「体調不良で帰ります」と言って帰ろうとした。隣りにいた同僚が「帰らなくてもいいよ」と諌めてくれた。

朝は7時の目覚ましで目が覚めたが起きれず。7時50分になんとか起きたが、かなり疲れが残っている。まずいな、昨日寝たのが遅くなってしまったからかな、と思いつつもとりあえず頑張って起きて朝食を食べた。しんどさは少し抜けたが少し残った。作業所は、まあこれくらいならなんとかなるだろう、明日は休みだし。そう思っていつもどおり9時に家を出た。

家を出てからしばらく歩いたときに、ふとポケットに手をやるとスマホを忘れたことに気がついた。うわ~、この前は家の鍵を忘れたが、今度はスマホだよ。取りに帰るのもめんどうだし遅刻するかもしれないし、まあいいや、なくても別になんとかなるだろうと思って作業所に行った。途中セブンイレブンでお弁当を買ったが、最近はPayPayで払うところを今日はnanacoで払った。いろんなキャッシュレス決済方法を持っているのは強みかもしれない。

作業所に着いてお仕事。今日はA3の紙を半分に折ったその真ん中の折り目に2ヶ所ホチキスを留めていたのだが、すぐにボスに呼ばれて特殊任務を仰せつかった。それについては別記事で。

午後はホチキス留めの作業に戻ったのだが、それにしてもスマホがないとやっぱり不便である。今日の昼食とかその他仕事でやっているものとかを、いつも記録としてスマホのカメラで撮っているのにそれができない。天気予報を見たり何かを調べようとしてスマホを取り出そうとポケットに手を入れると空振り。「スマホ忘れた」と妻にLINEをしようとしてもスマホがない。けっこう不便だった。携帯がないと自分までスタンドアロンになってしまったようでなんだか不安だった。

作業が終わったあと、横浜駅へ出た。プレミアム付商品券を買い足しにそごうに行きたかったのだが、もしそのままご飯を外で食べてくるのなら連絡して、と妻に言われていた。バスが西口の第二ターミナルについたのだが、とりあえず妻に連絡しようと思って公衆電話を探した。探した。探した。探したけど、全然な~い!世の中から既にこんなに公衆電話が消えているとは。ヨドバシまで行ってみたら、ようやくその前に公衆電話があったので、そこからとりあえず妻に連絡。単三電池が少なくなってきたからヨドバシで買って行って、そごうに行ってから帰る。ご飯を食べていくかどうか今はまだ決めてないけど、このあとまた公衆電話が見つかるかわからないので夜は適当に、ということを話した。驚いたことに、テレホンカードが財布の中に3枚もあった。何十年前から入っていたのやら。

ヨドバシで単三電池を20本買って店を出たが、失敗したことに気がついた。クレジットで払ってしまった。ヨドバシではプレミアム付商品券が使えるのだ。「使えるところでは忘れずに使う」ことにしているのにしくじった。

そごうに移動し、プレミアム付商品券10,000円分を8,000円で購入。これでふたり合わせて35,000円分を28,000円で買ったことになる。使い切れば7,000円の得。最高で50,000円分を40,000円で買って使い切れば10,000円の得になる。10月1日から使い始めて3週間弱の今の時点で14,000円分使っているので、半年で50,000円はまあ大丈夫だろう。思った以上に使えるお店が多い。

しんどかったので食事はせずにそのままバスで帰ってきた。一週間終わった。と言っても月曜日は祝日だったし水曜日は休みにしたから実働3日であるが、それでもけっこう疲れたよ。

スマホを忘れた日に限って、日中に着信があったらしい。昼休みの時間に兄がかけてきたようだ。なんで日中に?急用か?と思ったが急用なら固定電話にもかけてくるだろう。用があるならまたかけてくるだろうと思っていたら、夜に電話が来て、単に来週仕事で横浜に来るから、ちょっとだけうちに顔を出していいか、というだけのことだった。兄に会うのは一昨年の9月以来だ。ぜんぜん大阪にも顔を出してないが、帰ったらいつも体調を崩してそのあと何日も寝込むし交通費もかかるので、なかなか帰るに帰れない。