TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2019年1月

今日も9時半起床。寒くはないがだるい。

「アイネクライネナハトムジーク」を読み終わった。最終話では今までの話の登場人物が次から次へと出てきて、おまけに時系列が飛びに飛ぶ。この人、どの話に出てきて何した人だっけ?と前のページをめくって探すことが多い。ああ検索機能がほしい。「終末のフール」でもあったが、この人達はその後どうなったんだろう?という終わり方をしたその人達のその後が、さりげなく後の話で出てくる。こういう仕掛けは好きだなあ。最後の最後で畳み掛けるように「この人が切り札で出てきた」とびっくりする。ちょっと目頭が熱くなった。

昼過ぎに妻のお買い物について行った。商店街まで往復して帰ってきたらなぜか疲れが溜まっている感じ。今度は「キャプテンサンダーボルト」を読み始めたのだが、いまいち集中力がない。やはり疲れているせいか。そんなに無理はしてなかったのだが。

夕方、妻がシチューを作るのをお手伝い。と言っても疲れているので具材を切るのは妻に任せて、私はそれ以降の工程をお手伝い。

・・・またミスをしてしまった。カレーでもミスしたのに。火を止めてルーを入れた後、5分煮込んでから牛乳を入れるのにいきなり入れてしまった。よく読んでなかった。どうも注意力が散漫だ。疲れている証拠か。まあ出来上がりはそんなに変わらないとは思うのだが。

シチュー

うちではカレーを作った後はたいていシチューになる。材料が余るからだ。人参とか玉ねぎとか1個ずつで売っていたらいいのだが、近くのスーパーではそういう売り方はしてない。イトーヨーカドーとか大きなスーパーでは1個から売ってるのになあ。別に他の料理を作ってもいいのだが、しんどいのでどうしても切って煮込むだけの料理になる。

MISIA「君のそばにいるよ」。MISIAの声ってパワフルだな。こっちもパワーをもらえる気がする。この曲、Spotifyで流れたときには「I’ll Be There」と表示された。なんで日本語と英語2つの曲名があるんだろう。「I’ll be with you」じゃないんだ。「There」というと君のそばに決まってるのだろう。

今日も9時半起床。今日も寒い。昨日あまりに寒かったから風呂に入らなかったおかげで頭がかゆい。うちの風呂は恐ろしいほど寒いのだ。ぶるぶる震えながら頭を洗ってると、体が凍てつくかと思ってしまう。

そして今日も朝から読書。昼くらいに「ゴールデンスランバー」を読み終わった。とてもおもしろかった。なぜか首相殺害の犯人に仕立て上げられ、ひたすら逃げる男の物語。自分は追いかけられたことってあったかな。鬼ごっことかは別にして。そう言えば小1のときに、みんなから嫌われている女の子から追いかけられていたっけ。「はまーくんが好き」と公言してて、男子トイレまで追いかけてきたのには参った。私はそこまで嫌いではなかったのだが、一緒にいると冷やかされるのだ。何十年かぶりにそんなことを思い出した。

昼過ぎから図書館へ行って、読み終えた本を返したあと、久しぶりに情報科学のコーナーへ行ってみた。最近の調子なら専門書とかも読めるかなと思ったのだが、ずらっと並ぶ専門書の背表紙を見るだけでなんだか嫌になった。何冊か手にとってぱらぱらと見てみたが、とても読む気にならなかった。結局予約していた本を2冊借りて帰ってきた。帰りにローソンへ寄ったら、目に入ったのは特大の恵方巻き。

トイレットペーパーの恵方巻き

よく見たらトイレットペーパーじゃねえか。食べる気失せる。恵方巻きは大量廃棄が問題になって、今年は農林水産省が異例の「需要に見合った販売を要請」という通達を出したとか。

今日借りたのは阿部和重×伊坂幸太郎の「キャプテンサンダーボルト」。合作と書いてあるのだが、どんな風に合作なのか楽しみ。もう1冊はやはり伊坂幸太郎の「アイネクライネナハトムジーク」。

キャプテンサンダーボルト

アイネクライネナハトムジーク

とりあえず「アイネクライネナハトムジーク」から読み始めた。短編集で2話まで読んだが、1話読み終えただけでじーんと目頭が熱くなった。ええ話や。2話目も良かった。独立した話だが、1話目の登場人物がさりげなく出てきたりする。伊坂幸太郎はよくこういう手法を使うそうだ。どうやらこの短編集はいろいろな出会いの物語らしい。私と妻の出会いもなかなかレアだぞ。こういう出会い、もうないだろうなあ。(あってどうする)

Alexandros「Run Away」。MVはひたすら走っている。アクロバティックに走っているのを見るとフランス映画の「ヤマカシ」を思い出す。逃げて逃げて逃げまくれ。自分もこれから逃げるから。(何からどこに?)

今日も9時半起床。なぜきっちりこの時間なんだろう。起きたらめっちゃ寒い。スマホで天気予報をチェックしたら今日の最高気温は7℃。思わず暖房を入れたくなったが、まだ我慢できるのでフリースを着込み、ブランケットを膝にかけてPCに向かう。冬山よりはましだ。

昨日の夜に「虚ろな十字架」を読み終えた。これも重い話だった。その前まで読んでいた筒井康隆との落差が大きすぎる。読み終えて、いや読んでいるうちから暗い気分になった。命ってなんだろう。ここまで書いて、このあとに自分の思ったことを一気に書いたが全部消した。ネタバレになるのと、自分の過去をぶっちゃけ過ぎだったからだ。自分の心の中にはまだまだ大きな闇がある。

お昼頃、買い物から帰ってきた妻が「今日は寒いよ。雨降ってるよ」と言った。私はガタガタ震えながら、伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」を読んでいた。ついに根負けして、この冬初めて居間の暖房をつけた。寝室は私の体中に薬を塗る時に寒いからその時だけ暖房を入れるのだが、居間は日当たりも良いのでずっと我慢していた。今日は久しぶりの雨で日差しもなく、家の中もかなり寒い。これが限界か。こんなことでは冬山には登れない。いや登らないと思うけど。去年の12月初めくらいまでは暖冬だなんて思っていたのに、本当に本気の冬というのは容赦ない。

今日は外出しないことにして静かに本を読んでいた。月曜日から金曜日まで予定が詰まっていたのを無事こなしたのだ。外も寒いしゆっくり休もう。「ゴールデンスランバー」は700ページ近くあって読み応えがある。今日はいまいち集中力がなくてなかなか読み進められなかったが、まあ急ぐことはないからゆっくり読もう。

夕方からは私がメインでカレーを作った。我が家で料理らしい料理を作ったのは久しぶりかもしれない。料理と言ってもカレーなんて、剥いて切って炒めて煮込むだけなのだが・・・

いきなり失敗してしまった。何も考えずに玉ねぎを切っていたら、妻に「みじん切りにしたの?」と聞かれてはっとした。カレーに入れるのにみじん切りにしてしまった。しかたがないのでそれとは別に玉ねぎを改めて切り、みじん切りにした方は最初に飴色になるまで炒めた。これは昔私がよく作っていた「ナスと挽肉のカレー」で使っていた手法で、玉ねぎのエキスをナスが吸ってとても美味しくなるのだ。それにしても頭がボケている。

てな感じで、うちらにとってはカレーひとつ作るだけでも一苦労なのだ。包丁を使う火を使う神経を使う。とても疲れる。今日も疲れ果てた。でも自分たちで作ったカレーは美味しい、などとキャンプみたいなことを思った。うちの定番はジャワカレーである。これが一番うまい。今年はじめての共同作業、かもしれない。

カレーライス

凍えそうに寒かったから、今日の動画はAimer「凍えそうな季節から」。途中から始まって途中で終わるけど。

今日は9時半起床。そして今日も朝から読書。筒井康隆「農協月へ行く」を読み終わった。ドタバタエロ・グロ・ナンセンスの短編集。簡単に男が女を犯し残虐に人が人を殺してしまうような話が多く、時には官能小説みたいになる。おもしろいのだが、読んでいて胸糞悪くなる話もある。それなら読むのをやめればいいのに、続きが気になって読んでしまう。筒井康隆ワールドは自分の内なる嗜虐性を刺激するのだろうか。

続いて東野圭吾の「虚ろな十字架」を読み始めた。ある殺人事件の被害者家族と加害者家族を両面から描いた物語。死刑制度とはなんぞや。昔、自分が自殺未遂をしたあとに、「死」についていろいろ考えた時期があった。死刑制度の是非についても考えたことがあったが、自分の中で結論は出ずに、やがてそんなことは忘れていった。

夕方には内科へ通院。血圧を計ると「131の85。下がギリギリです。先月もギリギリでした」と言われた。うひょ~、それは困りますぅ。血圧は上の値ではなく下の値が重要なのだ。この内科では以前はコレステロールの薬を2種類、血圧を下げる薬、肝臓の薬を処方されていた。生活習慣を改善して体重を減らしていくうちに薬が減っていって、今ではコレステロールの薬1錠を朝食後に飲んでいるだけなのだが、また薬を増やされてはかなわん。生活習慣は変わってないのに、これ以上血圧を下げるにはどうしたらいいんだろう?

帰ってきたら、妻が「三日月が見えるよ」というので見てみた。ベランダから見たらとてもきれいに見えたのだが、私のスマホのカメラではやっぱりうまく撮れないなあ。光学ズームがないとこんなものか。

三日月

妻が折り紙教室で作った猪。猪と言われればそう見えなくもないが、「何に見える?」と聞かれると、何の動物だろう?という感じかなあ。

折り紙の猪

妻が実家からまたお菓子をもらってきた。あの家は義母や義姉が生徒さんやお客さんからいろいろ頂いてくるので、いつもお菓子がありあまっている。そしてうちがおこぼれに預かることになる。義姉が「はまーさんに」と言ってこれをくれたらしい。「人生七転び八起きせんべい」。「七転び八起き」というより「七転八倒」という感じだが。

七転び八起きせんべい

今日の動画。絢香「三日月」。この曲は説明不要だろう。

今日は9時前に起床。仮の詰物をした歯が痛い件で、朝イチで歯医者に電話するためにもっと早く起きるつもりだったが、これが限界だった。朝食後に電話してみたら、10時の予約が取れた。おお、午前中に診てもらえるとは。いそいそと準備をして家を出る。行ったら、どうも詰め方が悪く歯茎も少し赤くなっているとのことで、仮の詰め物をいったん全部はずして詰め直してくれた。

その後は歩いて図書館へ。借りている本3冊を返して、また3冊借りてきた。筒井康隆「農協月へ行く」、東野圭吾「虚ろな十字架」、伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」。ゴールデンスランバーは映画にもなったので名前は知っていたが、あとの2冊は適当に検索したもの。午前中からけっこう歩いたな。

農協月へ行く

文庫本2冊

「農協月へ行く」を読み出した。ドタバタコメディ短編集。うむ、見事な差別と偏見に満ちた卑猥な話だ。今ならネットで炎上してるかもなあ。昭和54年か。ああ筒井康隆よのうと言ったところか。こんな奇抜なアイデアはどこから出てくるのだろう。

午後からは某福祉施設で朗読の会。これで3回目の出席。今日は3人もお休みがいて少なかったが、大学の看護学部の実習生がいた。むむむ「ぢょしだいせい」である。ここぞとばかり質問攻めにする。今は作り物の腕相手に注射の練習をしているが、そのうち学生同士で注射の練習をするらしい。友達の腕にぶすりと刺すようになるとか。

朗読の練習をするが、どうにもまだ棒読みだ。他の人はとても上手い。十年選手の人もいるしなあ。特に指導してくれるわけではないので、上手い人の真似をして盗まなくては。セリフの部分がどうしても照れが出てしまう。演劇の台本を読んでいるつもりで読まないと。会話の部分となると、1人2役をやらないといけないので更に難しい。

10月の福祉フェスタで発表する話を決めないといけなくて、今まで2つ決まっていたのだが今日最後の1つが決まった。これで3つを読むことになった。自己練習しないとなあ。

会の後半はお茶会。お茶とお菓子をいただきながら雑談。「○○病院は最悪よ」とかそういう話題で盛り上がる。その病院の悪評は自分も聞いたことがあったが、入院していた人が言ってるからやはりそうなのか。そこにはお世話になりたくないものだ。終わってからお菓子が余っていたからもらって帰ろうかと思ったが、他の利用者さんにおすそ分けしましょうということになった。お菓子も女子大生もお持ち帰りとはならなかった。残念。

お菓子

今日の動画。中村佳穂「きっとね!」。昨日米津玄師がTwitterで「さいこー」と呟いていたので載せておこう。マトリョーシカみたいなMVである。