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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2019年6月19日

今日は7時半起床。7時に目が覚めたがやはりすぐには起きれず。でもまあ作業所がない日にこの時間に起きれるのは調子がいい証拠だ。

午前中は読書。羽田圭介「走ル」読了。思いつきで家から遠く離れた学校まで自転車で行ったあと、行き当たりばったりで東京からひたすら遠く青森まで自転車で旅する話。「せっかくここまで来たからあとちょっと。」私もいろいろ思い当たる節がある。中断する勇気、辞める勇気、引き返す勇気が人生には必要だ。物語は山場などがなく淡々と続き、今まで読んだ羽田圭介の小説に共通するものを感じるのだが、最後は「え?これで終わり?」という感じ。まああとは読者の想像にお任せするというか、敢えて描写することもないということか。う~んと、「スクラップ・アンド・ビルド」や「黒冷水」ほどは面白くなかった。ちょっとハズレだったかな。

午後からは某福祉施設でリカバリー系のプログラム。先月から参加している。今日のテーマは「主体性」。参加者はいつも8人~10人くらいのはずなのだが、欠席者が複数いて、ファシリテーター1人に対してメンバーが4人。それに看護実習性が2人いた。むむむ「ぢょしだいせい」である。ここぞとばかりに質問攻めにする。三代目J SOUL BROTHERSのファンで、夏にコンサートに行くためにあと5キロ痩せたいと言っていた。いまいち繋がりがわからないが、「一番前の席になったときに、もっと痩せてないとやばい」と言う。そんなに太くもないしそんなに一人ひとり気にして見てないでしょう、とは思ったがそこは乙女心か。ちなみに雑貨屋さんでバイトしているらしい。ああ「ぢょしだいせい」の話はどうでもいい。

今日は少人数なので自分もたくさん話すことがあるだろうか、と思ったのだが、2時間の間にほとんど話はしなかった。私は話に入っていけないというより、話す内容が思いつかなかった。そんな自分に主体性はあるのだろうか。

最後のチェックアウトのときに一人ずつ感想を言うのだが、その「自分に主体性があるのかどうか」というのをそのまま話してみた。そもそも2つのリカバリー系のプログラムは、最初はあまり興味はなかったのだが、前の担当職員に繰り返し「出てみろ」と言われていたのでなんとなく出るようになったのだ。毎回「よくわからない」と思いつつ、これが自分の役に立つものかどうかわからないまま、とりあえず肯定も否定もせずに続けてみることにしている。そういう話をしたら、「それは立派な主体性ではないですか」と言われた。そうなのかな。「でもせっかく来たのに何も話せずに終わってしまって」と言うと、自分で話をするだけが参加ではないですから、と言われた。確かにいろいろな意見を聞けたのだが、帰ってきたら全部忘れたよ。

プログラムの前に担当職員と少し話ができた。作業所を利用するのに役所に提出しないといけない福祉サービス利用計画書のことをすっかり忘れていてストップしていたのだ。セルフプランの用紙を横浜市のWebサイトからダウンロードしたら、ものすごく簡素化されたものだったので、これでいいのか?と思ったら、もっと詳しく書くフォーマットの用紙も同じサイトのここからダウンロードできるよ、と教えてくれた。それを先日ダウンロードして見てみたら、今度はやけに詳細に書かないといけないようになっており、おまけにモニタリング実施月がどうとか書いていて、「これは事業者側が作成するものなのでは?」と思ったので、それを見せて「これのことっすか?」と聞いてみた。それでいいらしい。けっこう細かい目標とか計画とか利用する社会的資源や求める支援の内容を書かないといけない。来週の面談までに適当に作ってチェックしてもらうとするか。

帰る途中でセブンイレブンに寄ったらまたおやつを買ってしまった。ブラックサンダーのお友達、「焼もろこしサンダー」。うまかった。自分はコーンが好き。

もろこしサンダー

今日の動画。「走ル」を読んだから、サンプラザ中野くん「Runner」。爆風スランプではないのね。このバトンリレー好きだな。