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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2018年12月

昨日の夜にAmazonで注文していた無線LANルーターが今日届いた。注文してから24時間経ってない。速い、速いぞAmazon。お急ぎ便でもないのにこんなに早いと、金を払ってお急ぎ便とか使う必要性を全く感じない。

無線LANルーター

さっそくセットアップ。うん、速くなった。
自分の机で計測。スマホは7.8Mbps→25Mbps。iPadは2.0Mbps→32Mbps。

計測結果

計測結果

寝室で計測。これがバカみたいに速くなった。出力が強いとこんなに違うとは。スマホは82Kbps→12Mbps。iPadは100Kbps→25Mbps。

計測結果

計測結果

これで動画も音楽も途切れないのだ。

昨晩は珍しくなかなか寝付けなかった。23時半に寝てから眠れず、1時15分にいったん起きて牛乳とチーズを食べた。いつもならそれですぐに寝るのだが、昨日は珍しく貰い物のおかきを少し食べてしまった。眠れなくて夜中に何か食べるのは過食につながるので牛乳とチーズだけと決めているのに、なんでだろう?朝は9時40分起床。起きるのがつらい。

午前中はネット巡回したあと衣替え第二弾。第一弾でほとんどやっていたので、今日は少しで終わった。少し厚手の長袖ハイネックTシャツをたくさん出したのだが、どれもこれも何年も着回していてよれよれ。さすがにもう無理かなあと思いつつ、まだ着れなくもないしどうせ中に着る服だし、と思って去年も一冬過ごした。今年はどうしよう?あまり服は買いたくないのだが、消耗品だからしかたがないと言えばしかたがない。お金使いたくない。

午後からは図書館へ。今日は寒く、ベストを着てマフラーを巻いて手袋をはめて外に出た。いきなり寒くなったので体が慣れていない。日曜日なので図書館には人が多かった。机に向かっている本を読んでいるのはお年寄りが多い。

本を返し、また本を借りてきた。昨日の日記で本は借りないと書いたのに。しかし、「本を読まないといけないという強迫観念にとりつかれるのが嫌なので借りない」なんて、そんな0か100か、白か黒かだけの考え方はまた良くないと気がついた。灰色があってもいいじゃないか。本は読みたければ読めばいい。読みたくなければ読まなくてもいい。自分にはその自由がある。選択肢は手元に残しておく。「読まない」と決めてしまうのはとても楽なことなのだが、自分の状態に応じてその場その場で相応しい選択をするという主体性が消えてしまう。自分の頭と体で物を考え、感じよう。おもしろければ読めばいい、返却日までに読み終わらなかったら返せばいい。それだけのことだ。

てなわけで今日は3冊借りてみた。綿矢りさの2冊は短めでおもしろそうでさくっと読めてしまえそうだったからだ。と言うか、家に帰ってから「インストール」を読み始めたらおもしろくて夕食までの間に一気に読んでしまった。17歳女子恐るべし。その性の知識はどこから仕入れたのか。まあどっからでも入ってくるか。「探偵ガリレオ」は、以前福山雅治が主演でドラマ化されたのを観ていて面白かったから借りてみた。

綿矢りさ

探偵ガリレオ

東野圭吾の小説は人気なのかあまり書架になかった。他の本も読んでみたいな、と思って帰って来てから市立図書館のサイトで蔵書検索してみた。なんか凄い人気で、今年出版された「人形の眠る家」というのを予約してみたが、予約順位は488。何年後に借りれるんだろう。

今日は9時半起床。気分は、ん~まあまあといったところか。起きる時はいつもつらい。

午前中はネット巡回したあと読書。原田宗典の「優しくって少しばか」。なんだかノルマのように本を読んでいる。図書館で借りたから、期日までに返さねばらなない。だからせっせと読まねばならない。読んだら返さねばならない。返したら借りてこなければならない。いつの間にか「ねばならない病」に陥っている。これは心理的に自分を追い詰めるからいけない。昔カウンセリングでさんざん指摘されたことだ。本は読まなければならないのか?読みたければ読めばいいのではないのか?今読んでいる小説はおもしろいが、前のAIの本はあんまりおもしろくないと思いながら読んでいた。これもリハビリなんだ。そう思って読んでいた。リハビリは確かに必要だろう。でもそんなに急ぐ必要はあるのか。

飽きてきたので、妻が見ているテレビを横で見る。それも飽きてきたので、今度はしばらく横になる。なんだか疲れが溜まっている。毎日出かけているからか。今日は外出はお休みにしよう。今週はずっと出ずっぱりだから。記録を見ると、先週も土曜日に敢えて1日休んでいる。休息は必要なのだ。

昼食を食べてからまた本を読む。まだ「ねばならない病」は続いている。でも今読んでいる小説はおもしろい。おもしろい本は読んでもいいだろう。6つの短編集で、いろいろな「男と女」の物語。いつも中途半端、それも「最後にはこういう結末になるな」と思っていたら、その結末の前で終わってしまい、不思議な余韻を残す。え?結局どうなるの?そういう後味の悪さが尾を引く話が多い。

本を最後まで読んでしまった。明日、図書館に返しに行こう。そして、何も借りてこないのだ。勇気を出して。本を読まなければという強迫観念にとらわれているのから抜け出すのだ。

今日は何も貼るものがないので動画を貼っておこう。宇多田ヒカル feat.椎名林檎の「二時間だけのバカンス」。宇多田ヒカルと椎名林檎のレズっぷりがおもしろいのだが、これはどういう世界観なのだろう?「渚の手前でランデブー」って歌詞、宇多田ヒカルが歌うからかっこいいけど、なんか昭和っぽくて古臭いと妻は言う。

最近スマホのSpotifyで音楽を聴いているのだが、寝室で聴いているとブチブチ切れるようになった。何が原因なのかいろいろ試していたら、Wi-Fiが異常に遅い。どうやら無線LANルーターがおかしいらしい。

寝室でスピードを測ると、こんなとほほな数値。

通信速度

82kbpsて・・・。30年前かよ。ルーターの近くで計測すると、7.8Mbpsとまあそこそこ(それでもまだ不満だが)。

通信速度

ちなみにiPadで計測した寝室とルーターのそばでの計測結果はこんな感じ。ルーターのそばでの数値がスマホとだいぶ違うが、大きな開きがあるのは確か。

通信速度

通信速度

今使っている無線LANルーターは金をケチって出力の弱いものを買ったので、ただでさえイマイチだったのだが、ここに来てどうもおかしくなってきたのかもしれない。そろそろ買い替えどきなのか。今度はもう少しまともなやつに。う~ん、お金使いたくないのになあ。

今日は9時半起床。ちょっと起きるのがしんどかった。調子は若干低めか。疲れが取れてない感じだ。

午前中は、学生時代のサークルの名簿をメンテ。名簿係をやっていて、その整理をしていた。その作業と、同期のメンバーへのメールを書いていたら昼前になってしまった。けっこう時間を食ってしまった。Excelの名簿ファイル、メールソフトのアドレス帳、Google連絡先との整合性をとっていたが、ずいぶんサボっていたのでだいぶ齟齬があった。作業をしていたらちょっと疲れてしまった。

今日は金曜日だから生協の配達日。昨日のメールによると、お届け予定時間は14時22分。実際に来たのは14時12分。おお、今週は優秀ではないか。妻は折り紙教室。

午後からはてくてく歩いて横浜美術館へ。先日行ってみたら休館日という間抜けな思いをしたのでリベンジ。先月行ったみなとみらいホールの「オルガン・1ドルコンサート」の冒頭で横浜美術館の学芸員の方が出てきて、今やっている「駒井哲郎―煌めく紙上の宇宙」のお知らせをしていた。例によってこの方面に疎い私は名前を聞いたことがなかったが、学芸員の説明によると銅版画家で、パウル・クレーの影響を受けたりしたという。武光徹や谷川俊太郎とも親交があったと聞いて興味を持った。「パウル・クレー」といい「武満徹」「谷川俊太郎」といい、合唱人の興味を惹くキーワードが出てきては無視する訳にはいかない。ちなみに私の好きなサカナクションにも「Klee」という楽曲があり、「だからクレーの絵を見て落ち込むのは僕が擦れたからか」なんていう歌詞が出てくる。

パウル・クレーというと、学生時代に合唱団で「クレーの絵本第1集」「クレーの絵本第2集」という組曲を歌った。クレーの絵を見てインプレッションを受けた谷川俊太郎が絵のタイトルをつけた詩を書き、その詩に三善晃が曲をつけた曲集だ。私は絵のことはさっぱりわからないが、パウル・クレーの絵はその頃に見てなんかいいな、と思った記憶がある。その展覧会にはクレーの絵も展示しているとか。これはちょっと行ってみたいぞ、と思って行ってきた。平日の昼間なのであまり混んでなくて割とじっくり見れた。モネ展の時は平日でもけっこうな人だかりだったが、普通はまあこんなもんだろう。

駒井哲郎展

銅版画はエッチングやアクアチントなどの技法で作られるとな。エッチングは銅板の上を引っかいたりして絵柄を作り、それを酸で腐食させると銅の部分が溶けて版を作る。自分もやっていたのでちょっと懐かしい。と言っても版画ではない。私は中学生の時に電気クラブに入っていて、銅板に電流が流れるところをマスクしてエッチングする、という手法で電子回路の基板を作っていたのだ。芸術とは程遠い。

版画は油絵などとはまた違った味わいがある。毎年多色刷りの木版画で年賀状をくれる友達がいるのだが、その年賀状も味わい深くて楽しみにしている。駒井哲郎の銅版画はものすごく線が細くて繊細で、仕事が細かい。版画で濃淡を表現する技術もすごいなと思った。一つ一つの作品が小さいのだが、その分近寄ってよく見ると遠目ではわからない細かい線なんかがよく見えて、緻密な作業だなとわかる。絵のことはよくわからない私だが、なんか良かった。

見ているうちに自分の頭の中の何かが共鳴しているような気がしていたのだが、途中で思い出した。エッシャーである。私は錯視の絵(だまし絵)が好きで、中学生の頃からそういう展覧会があれば見に行っていた。エッシャーと言えばその大家であり、大学生の時に彼女からクリスマスプレゼントにもらったエッシャーの画集のカレンダーは今でもお気に入りで本棚に並んでいる。あまり意識しなかったのだが、そう言えばエッシャーの作品もまた版画が多かったのだ。何か懐かしいと感じたのはそのせいだ。

パウル・クレーの銅版画も油絵も見れて大満足だった。そう言えば「クレーの絵本」もこんなタッチだったな、とかすかな記憶を呼び覚ました。今日は行ってよかった。

帰りには、ランドマークプラザにあるつけ麺屋に寄った。ネットで評判が良く、前から行きたいと思っていた店である。魚介系のつけ汁がうまかった。並盛り、大盛り、特盛り全部同じ料金だったので大盛りを頼んでしまった。ちょいと多かったのだ。

つけめんTETSU

グランモール公園のイルミネーション。

グランモール公園

グランモール公園

ランドマークプラザにいたサンタ。レゴでできている。そう言えばこの間レゴストアができたんだった。

ランドマークタワーのサンタ

ランドマークタワーのクリスマスツリー。

ランドマークタワーのクリスマスツリー

最近クリスマスツリーやイルミネーションをよく載せているような気がする。それだけあちこち出かけられているということだろう。

昔もらったエッシャーの本。本棚から取り出したのは久しぶりだ。1991と書いてあるから、もらったのは1990年。28年も前のことなのか。(遠い目)

エッシャーのカレンダー

おまけ。妻が今日折り紙教室で折ってきたサンタ。よくできている。ちょいとボタンとかボンボンとかつけただけで、ただの折り紙よりもずっとそれらしくなる。ワンポイントって大切なんだな。

折り紙サンタ