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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2015年3月

今日もしんどかったが、夕方から内科と皮膚科をはしご。入院期間がどれくらいになるかわからないが、1ヶ月程度で済むわけはない。2週間は外出許可は出ない。その後、少しずつ回復状態によって外出訓練や外泊訓練を繰り返すのだ。しばらくは他の病院に通院できないので、早めに行って薬をもらっておかなければ。

 

内科に行って、まずは前回の血液検査の結果を説明してもらった。クレアチニンが少し高いが、それ以外の値は全て正常。1年前には考えられなかったことだ。しかし、この1ヶ月でまた体重が増えてしまっているから今現在はまた悪化しているに違いない。

来週辺りから入院することを話し、入院中は妻が代わりに薬を取りに行ってもいいか尋ねたら、入院中は他の病院では薬を処方できないとのこと。え?そうすると内科の薬はどうしたらいいのでしょうか、と尋ねたら、精神科のお医者様でも内科の薬は処方できるので、入院先の病院で処方してもらってください、と言われた。

 

次に皮膚科に行って、同じことを話したら、やはり内科医と同じことを言われた。おかしいな、昔(10年以上前だが)精神科に入院していたときには、外出届を出して近くの皮膚科に通っていたのにな、と思ったら、最近では制度が厳しくなったらしい。とにかく入院中は他の病院では薬は出せないのだ。しかし皮膚科医は、入院先の病院で皮膚科の薬を処方してくれるかどうか、という心配もしていた。ん?なんだそりゃ。とにかく「厳しくなった」らしいのだ。そうは言っても患者にとって必要な薬を通院先でも入院先でも出してくれないと困る。この制度改訂の背景には何があるのか、ちょっと調べてみよう。

皮膚科のお医者様は安全策をとった。まず薬を8週間分出してくれて、軟膏類もかなりたくさん出してもらった。さらに、入院中に薬が足りなくなりそうだったら1日3回の薬を2回にするなど調節して、とアドバイスをくれた。内科では4週間分を処方してもらったが、こちらはどう考えても足りなくなる。入院先で処方してくれないと困るなあ。

 

今日だけで医療費が13,270円もかかってしまった。先日の眼科でも4,000円近くかかっており、今月の医療費は既に24,000円を超えている。なんてことだ。これでさらに入院費がかかるのかよ・・・。

 

入院中に貯金が底をつく可能性もある。そのことは区役所で生活保護の相談に行った時にも話しているし、先日初診で入院先の病院へ行った時にも、美人のケースワーカーにも相談している。貯金が底をつく直前に生活保護の申請をしたら医療費が無料になるので、入院費が払えなくて追い出される、ということもなくなる。ただ、手続き等がややこしくなるかもしれない。入院中にあまりお金の心配はしたくないのだが。

 

入院前に処方された薬

本日の戦利品。左下の薬なんか、箱から出した袋のままだよ。

 

やっぱり眠れない。

今日は布団に入ってから、みっちりと自律訓練法をやってみた。両手足の重量感と温感をたっぷりと繰り返し繰り返し。しかしいつまで経ってもやはり眠気は来ない。諦めて自己催眠を解こうと思ったら、手足は鉛のように重たく、なかなか動かせなかった。しかしここで一度自己催眠を解いておかないと、心身のバランスが崩れて危険らしい。

 

その後、あくびが連発するようになった。お、あくびが出るというのは眠気が来た証拠だな、と思ったがそれでも眠れない。そもそもおかしい。あくびというのは「起きていないといけない状態で眠気がきたときに、脳に酸素を供給して覚醒させるための生理現象」のはずだ。だから寝ようとしているときにはあくびなんか出ない。眠たければそのまま眠るだけだ。この辺からして心身の何かが狂っている。全く天邪鬼な体だ。

 

さて、結局また起きてきてしまったのだが、これからどうしよう。頓服は1錠だけにしよう。食べたいのもできるだけ我慢しよう。我慢・・・できるかな。眠たくなる音楽でも延々と聞くか。誰か上質なクラシック音楽を教えておくれ。いい演奏ほど眠たくなるんだよね。

最近ますます自分がおかしくなっていく。

夜眠れないのがつらいので、頓服を倍の量飲んでしまう。そして何かを食べだす。以前はカップ麺1個食べたら満足して寝ていたのに、それだけではもの足りずに冷凍の唐揚げをチンして食べたり、それがどんどんエスカレートしていって、今度はツナ缶も、トーストも、コーンフレークも、最近ではカップ麺もう1個行きそうになる。

体重は急速にリバウンドして、7キロ太ってしまった。そしてもう1つやばいのは、食べているうちに眠たくなってくるのに、「まだ食べたい」と思って止まらないことだ。そのまま寝たらいいのに、食べ続けてしまう。あきらかに過食症が進行している。

挙句の果てには、十分食べて眠気も来ているのに、PCに向かってなんだかんだやり出す始末。夜明け頃になって布団に入る。全く何をやっているんだか。

 

自分、相当やばいな。本当、これはさっさと病院に入ったほうが良さそうだが、まだ連絡は来ない。病院に行ったのは先週の木曜日、ちょうど1週間前だ。ベッドが空くまで2週間くらいかかる、と言われたのでまだ先だろう。きっちりとした日付はギリギリにならないとわからないだろうし、2週間くらいと言いつつ3週間だったりするかもしれない。入院期間の読めない病気で、全部で30床しかないし。

なんとか自分を制御できないかな・・・。

入院するのに、いろいろ持っていかないといけないが、今日は1日じゅう何を持っていくか選別していた。

 

iPodに入れる曲を。

 

8GBなんて、あっという間に埋まってしまった。う~む、何を消して何を入れるか、悩ましい。いろんな気分用の曲を入れておかないといけない。あれもこれも、とアルバム1枚まるごとずつ入れるとあっという間に容量オーバー。iTunesの画面を見ながら、1曲単位でどれを抜くか、どれを入れるか格闘していた。

J-Popが大半を占めるのだが、合唱曲も入ってたりする。モーツァルトとフォーレとデュルフレのレクイエム、ブラームスのドイツ・レクイエムがまるごと入ってたり、ブルックナーやブラームスのモテット選、ChanticleerやKings Singersなんかもあったり。

ノートPC持ち込めたら手っ取り早いんだけどなあ。

 

荷物自体は「あまりたくさん持って来ずに、キャビネットに入る程度の大きさで、床に直接かばんを置かないでください」と言われたが、どう考えても大量になるぞ。体育館のある大きな病院なので、病棟OTでインドアシューズやら必要だし、精神科では普段着だから衣類もかさばるし。基本、Tシャツにスウェットでいいか、と思っているが汚れた時のために予備くらいは必要だろう。パンフレットにはさらっとしか書いてないが、実は「これも必要だった」というのがけっこうあるしなあ。あと何を持っていけばいいんだろう。

相変わらず眠れない。頓服全部飲んでしまおうとと思ったけど、2日分でやめておいた。

 

もうこんな生活嫌だ。楽しいことなんてひとつもない。何をやってもつまらない。お金がないから電車代がかかるところにも行けないし、お金がかかる遊びもできない。何より体調が不安定だし、妻も去年から病気が増えて、外出があまりできなくなった。ちょっと離れたところにはでかけられないし、電車にも乗れない。常に何かを我慢する日々を送る毎日。

 

昔はよかった。

日々充実していた。

 

歌いたい。

大規模な合唱団で、オケ付きでミサ曲やレクイエムなどを歌いたい。

小規模な合唱団で、いろんな曲を歌いたい。外国曲から邦人曲までいろいろと。とにかく歌いたい。

男声合唱をやりたい。昔は少数精鋭の男声合唱団で多田武彦とかいろいろ歌っていた。あの合唱団は楽しかった。

少人数のアンサンブルをまたやりたい。1人パートで、楽譜に書いてある音を出すのでなく、全体を聴きながら「そこにハモる音」を出す快感。ハモりたい。ハモりたい。ハモりたい。

 

 

登りたい。

木漏れ日が射す緑に囲まれた山道を、一歩一歩自分の足で登りたい。そして頂上についた時の達成感を味わいたい。北アルプスを中心に登っていたが、南アルプスは登ったことがない。日本で二番目に高い山、北岳にはずっと憧れがある。

山小屋泊と違ってテント泊で、自分たちで飯盒炊爨。みんなでご飯を作って食べて、ランタンを消したら辺りは漆黒の闇。寝っ転がって満天の星空を眺めながら、流れ星の数を数えたい。

沢を登りたい。ジャブジャブと沢を遡行していき、岩をへつり、滝を登り、最後はやぶこぎ。真夏のシャワークライミングは最高だった。山岳会の沢の師匠と仲間で「ドブ沢三人衆」とか言われながら、よく沢登りにいった。

クライミングをしたい。さすがに本ちゃんの岩場はやったことないが、岩場で実際に登っていくのが楽しい。登るのも楽しいが、懸垂下降でするすると降りてくるのも好きだった。

インドアクライミングもやりたい。入念に30分近くストレッチをして、ムーブの練習をした。トップロープで上まで登り切った時の達成感がたまらない。その後するすると降りてくるのもまた好きだった。初めてリードで登った時、途中で落ちた。あれは肝を冷やしたが、ビレイヤーがベテランで助かった。「腕がプルプルしてたので、そろそろ落ちるかな、と思っていた」と言っていた。自分はトップロープのビレイしかできない。あれは岩登りと違って、また別のスポーツである。

 

装備を揃えるのに50万はかけただろうか。全部売っぱらってしまった。ハーネスもたくさんあったカラビナやヌンチャクも、クライミングシューズも渓流シューズも、ハイカットの靴もアプローチ用の靴も趣味で集めていたザックもシュラフ2つもコッヘルのセットもポールも、全部売ってしまった。もうどこにも登れない。

近くの手近な山でハイキングくらい、という人もいるが、関東平野は広い。アプローチまでが大変なのだ。そしてアプローチに金がかかる。その時点で今の経済状況では無理である。そして、なまじっか山岳会で山の厳しさを叩きこまれたため、軽い装備で山に登るということが怖くてできない。途中で足をくじいた。痛くて下りてこれない。日が暮れた。真っ暗で動けない。それはもう遭難なのだ。

 

 

スポーツをしたい。

卓球をしたい。テニスをしたい。バレーボールもしたいしソフトボールもしたい。体を動かすのは好きなのだ。運動神経はないが、スポーツは好きなのだ。いつぞやかのように、スポーツジムでもくもくとエアロバイクを漕いだりマシンで筋肉を鍛えるのもまたよし。自分を極限まで追い詰めたい。

 

もう自分は何もできないのか。