Webサイト制作業を立ち上げようとたくさんの勉強をしてきた。HTMLやCSSはある程度知っていたが、HTML5で新しく加わったタグ、廃止予定のタグや、CSS3になってからかなり進化したプロパティ。まずはこれらをマスターしようとしたが、今はそれだけでは通用しない時代。必要な知識、スキルは山ほどある。
- HTML5
- CSS3
- Javascript(今ではjQueryが主流)
- PHP/Perlプログラミング
- レスポンシブデザイン
- レイアウト、デザイン、配色
- コンテンツディレクション
- フォトレタッチ
- イラストレーション
- Webフォント
- Webアクセシビリティ
- Webユーザビリティ
- SEO
- CMS(今はWordPressが主流)
- OGP
- ライティング、コピーライティング
- フォトテクニック
等々まだまだあるのだが、正直言って無理である。本来はWebディレクター、デザイナー、コーダー、プログラマー、ライター、フォトグラファーなど、兼務していることは多いものの、チームでやっていることを一人でやらないといけない。
一番の課題は、
「デザインのセンスがない。いや、ないというよりむしろひどい」
ということだ。これはもうどうしようもない。今からデザインの専門学校に通う金も時間もないし、ちょっとお手上げである。今はWebサイト全体のクオリティが相当高くなっているので、付け焼き刃ではどうにもならない。
それからコンテンツディレクションもかなり難しい。デザインなんてのはお店の入り口にしか過ぎない。お店に入ってもらっても、中身がつまらなかったり自分のほしい情報が見つからず、すぐに出て行かれたらなんの意味もないのだ。
Webサイトのターゲット、つまり「そのサイトを訪れてほしい人」がどういう人たちかをきちんとイメージし、わかりやすい言葉で、わかりやすいナビゲーションで、わかりやすいページ構成で、わかりやすいコンテンツになっていないといけない。最近ではさいたま市のWebサイトが「わかりにくい」という声が多くて、全面的にリニューアルした例があるが、コンテンツディレクションがいかに重要かがわかる。
限界を感じている今日この頃。この世界も競争が激しく、自分が想定している価格帯で、自分の力量よりはるかに高いクオリティのサイトを制作している業者はたくさんある。他にもいろいろ策を考えているが、なかなかいい方法が見つからない。舐めてかかっていたわけではないが、想像以上にハードルは高かった。
さて、これからどうしたものかな・・・。