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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2014年4月

今日で4月も終わりか。
今月も医療費が3万円くらいかかった。2ヶ月連続だ。

自分のアトピーがひどくなり、朝晩と全身に薬を塗りたくるようになって、皮膚科への通院頻度も増えたし、新たに抗アレルギー剤も追加されて、薬代が増えてしまったし。

今年に入ってかから、妻が慢性蕁麻疹になって、自分と同じく皮膚科に定期通院するようになり、抗ヒスタミン剤を服用するようになったり。

妻が不正出血して婦人科に行ったら、子宮体がんの検査をした方がいいと言われ、その検査をしたりだとか。結果が出るのは連休明け。何もなければいいが。

自分の内科の薬も高い。痩せれば薬も減らせるだろうが、なかなか体重も落ちないし。もっと運動をした方がいいのだが、しんどくて寝ていることが多いのが現状。それなのにきっちり腹は減る。

メンタルクリニックの通院代は、二人とも自立支援医療制度を利用しているので、まだ低く抑えられているのだが。

まあ、なんだかんだ、塵も積もれば、ということで、こんな金額に。

こんなに医療費がかからなければ、生活ももう少し楽になるのだが、必要だから病院に行っているので、減らすに減らせない。

全く頭が痛い。頭痛薬でも飲むか。

最近ネガティブなことばかり書いていて、貯金も底が見えている、という書き方をしたので、この日記を読んでくださっている方には、ご心配をおかけしているかもしれない。

実は、貯金自体は確実に減っているのだが、夫婦ふたりとも障害年金を受給しているので、余程の臨時出費がない限り、あと1年くらいはなんとかなりそうな状態、というのが現状である。ちょっと大げさな書き方だったかもしれない。

しかし、この「1年」というのは、「まだ1年もある」だけではなく、「あと1年しかない」というのが自分の感覚。今の生活では、不本意ながら生活保護になったとしても、お金が足りなくなる。なんとか切り詰めなければ、なんとかしなければ。でもなんともならなかったらどうしよう。そういう焦りばかりが出てしまっている。

あと1年のうちに、何かが変わるだろうか。何かを変えられるだろうか。自分が働けるようになるのが一番なのだが。

怖い。

追い詰められた時、

自分が崩壊するのが。

自分の中の秩序が、

自分の中の倫理が、

自分の中のモラルが、

自分の中の正義が、

自分の中の良心が、

自分の中の理性が、

崩壊するのがとてつもなく怖い。

追い詰められた時、

人は変わってしまうのだろうか。

自分は変わってしまうのだろうか。

出さないといけない封書がある。82円分の切手を貼って、ポストに投函するだけである。しかし、家には80円切手しかない。しまった、2円切手をたくさん買っておけばよかった。

この封書を出すためには、郵便局かコンビニに行って82円切手か2円切手を買い、貼ってポストに投函するだけだ。

たったそれだけのことができない。昨日からできない。外に出ることができない。

郵便ポストならすぐ近くにあるから、そこまではなんとか行けるだろう。しかし、この団地は坂の上にある。コンビニにせよ郵便局にせよ、坂を下って歩かなければならない。そして登って帰って来なくてはならない。

この坂がものすごく高いハードルになっている。帰りに坂道を登ることを考えると、とたんに体が動かなくなる。鬱の時はいつもそんな状態だ。

寒いからとか、暑いからとか、少しのことが大きなハードルに感じる。坂道もまた然り。

毎年この頃には調子があがってくるはずなのに、今年はダメダメだ。


What you need in your life is courage, imagination and some money.

チャップリンの映画「ライムライト」でのセリフである。「人生に必要なのは、勇気と想像力と、少しのお金。」日本語の字幕では「愛と勇気と少しのお金。」と出ているらしく、そちらの方が聞き覚えがあるかもしれない。

その「少しのお金」がピンチである。
貯金がなくなったらどうしよう。
もう底は見えている。金策も尽きた。
最後の手段は、生活保護ということになるだろうが、やっぱり生活保護は嫌だ。
自分で働いて稼ぎたい。
今の状態では到底無理なことはわかっているけど。
もう自分は働ける体に戻らないのだろうか。
後ろ指をさされながら生きていかなければならないのか。
それが一生続くのか。

毎日家計簿をつけている。

生活保護になった時のシミュレーションをしているが、今の支出ではやっていけない。医療費や健康保険料など、生活保護になったら免除になるものを引いても赤字である。障害者加算があるのにもかかわらず、赤字である。あまり余計なものは買っていないつもりなのだが、エンゲル係数が高いのだ。

節約料理をして、もっと食費を切り詰めたりすればいいのだろうが、2人とも病気である。料理をするというのは、しんどい時はとても大変なのだ。だが、しんどくても容赦なく腹は減る。ついついチンするだけの冷凍食品やらお惣菜、お弁当、外食に頼ってしまう。当然割高になる。

なんとか出費を減らさなければならない。

先月末に、スマホからガラケーに戻した。時代と逆行しているが、スマホの月額料金は高い。千円でも2千円でも節約したい。新聞もやめることにした。もう少ししたら、契約更新のために販売員がやってくるだろう。相手も食い下がるだろうが、負けてはならない。

このサーバを維持管理するのに、1年で1万5千円くらいかかっている。月1300円くらいだが、こいつもいずれ廃止しないといけないだろう。そのときは、この日記も公開できなくなる。日記くらいは普通にブログサイトで書けばいいが、「生活保護日記」なんて情けなくて、そこまでしたくはない。

インターネットもPCも携帯も、今ではなくてはならないが、それらも切らなといけなくなるかもしれない。不便なことこの上なくなる。自分が管理してるあれやこれや、全部誰かに引き継いでもらわなければ。

どうせPCも携帯も壊れたら終わりだな。いや、それ以前に、冷蔵庫が壊れたらどうしよう。洗濯機は?電子レンジは?こいつらは生活のインフラなのだ。

区役所で相談したときには、月々の扶助の中から少しずつでいいから貯金するようにしてください、と言われた。しかし、どうやって切り詰めたら足りるのか、という心配をしている状態なのに、貯金なんて無理っぽい。

消費税8%も、ボディーブローのように地味にきいている。10%になったら、どうなることやら。しんどくて買い物に行くのが大変なので、ネットスーパーをよく利用しているが、105円だった配送料が、324円になってしまった。逆風ばかり。

こんなに心身ともにしんどい状態で、綱渡りの生活を一生続けて行かなければならないのか。家電製品よりも先に、自分が壊れる。