What you need in your life is courage, imagination and some money.
チャップリンの映画「ライムライト」でのセリフである。「人生に必要なのは、勇気と想像力と、少しのお金。」日本語の字幕では「愛と勇気と少しのお金。」と出ているらしく、そちらの方が聞き覚えがあるかもしれない。
その「少しのお金」がピンチである。
貯金がなくなったらどうしよう。
もう底は見えている。金策も尽きた。
最後の手段は、生活保護ということになるだろうが、やっぱり生活保護は嫌だ。
自分で働いて稼ぎたい。
今の状態では到底無理なことはわかっているけど。
もう自分は働ける体に戻らないのだろうか。
後ろ指をさされながら生きていかなければならないのか。
それが一生続くのか。
毎日家計簿をつけている。
生活保護になった時のシミュレーションをしているが、今の支出ではやっていけない。医療費や健康保険料など、生活保護になったら免除になるものを引いても赤字である。障害者加算があるのにもかかわらず、赤字である。あまり余計なものは買っていないつもりなのだが、エンゲル係数が高いのだ。
節約料理をして、もっと食費を切り詰めたりすればいいのだろうが、2人とも病気である。料理をするというのは、しんどい時はとても大変なのだ。だが、しんどくても容赦なく腹は減る。ついついチンするだけの冷凍食品やらお惣菜、お弁当、外食に頼ってしまう。当然割高になる。
なんとか出費を減らさなければならない。
先月末に、スマホからガラケーに戻した。時代と逆行しているが、スマホの月額料金は高い。千円でも2千円でも節約したい。新聞もやめることにした。もう少ししたら、契約更新のために販売員がやってくるだろう。相手も食い下がるだろうが、負けてはならない。
このサーバを維持管理するのに、1年で1万5千円くらいかかっている。月1300円くらいだが、こいつもいずれ廃止しないといけないだろう。そのときは、この日記も公開できなくなる。日記くらいは普通にブログサイトで書けばいいが、「生活保護日記」なんて情けなくて、そこまでしたくはない。
インターネットもPCも携帯も、今ではなくてはならないが、それらも切らなといけなくなるかもしれない。不便なことこの上なくなる。自分が管理してるあれやこれや、全部誰かに引き継いでもらわなければ。
どうせPCも携帯も壊れたら終わりだな。いや、それ以前に、冷蔵庫が壊れたらどうしよう。洗濯機は?電子レンジは?こいつらは生活のインフラなのだ。
区役所で相談したときには、月々の扶助の中から少しずつでいいから貯金するようにしてください、と言われた。しかし、どうやって切り詰めたら足りるのか、という心配をしている状態なのに、貯金なんて無理っぽい。
消費税8%も、ボディーブローのように地味にきいている。10%になったら、どうなることやら。しんどくて買い物に行くのが大変なので、ネットスーパーをよく利用しているが、105円だった配送料が、324円になってしまった。逆風ばかり。
こんなに心身ともにしんどい状態で、綱渡りの生活を一生続けて行かなければならないのか。家電製品よりも先に、自分が壊れる。