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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2013年2月

大雪の予報(外れたけど)が出たと思ったら春一番かと思うような風が吹いたり、気温が下がったり上がったりしている今週、体調はちょっと低め。今日の午前中は寝ていた。

昼過ぎ、重たい体を引きずって妻とともに横浜駅へ出た。3日後の日曜日は母の三回忌。そのため明後日の土曜日に大阪に帰るのだが、昼に関西の友だちと食事の約束をしているので、朝早く家を出ないといけない。二人とも朝は苦手である。当日はなんとか頑張って起きて、フラフラでもいいから機械的に新幹線に乗るところまで辿り着きたい。

というわけで、新幹線のチケットと手土産を買ってきた。新幹線の指定席は事前にネットで予約しておいた。したがって発車時刻に間に合わないとアウトである。いつもは当日に駅まで行ってから指定席を取るのだが、三連休の初日の朝に二人で、というのが初めてなので、どれくらい混雑するのかが読めず、やむを得なかった。必ずその列車に乗るのだ。頑張れ自分。頑張れ妻よ。

帰り道、しんどい体を引きずりながら帰っている途中、ずっと足元ばかり見ている自分に気がついた。人はしんどいときに無意識に下を見る、とこの前に友人Fに教わったばかりである。とりあえず眼球を右上にして歩いたが、それはそれで危ないのでやめた。

明日はしっかり休んで、明後日に備えよう。

今日はメンタルクリニックへの通院日。4週間前の通院で、寝る前に3mg飲んでいた安定剤のデパスが2mgになり、2週間前にはさらにそれが1mgに減った。三環系抗鬱剤のノリトレンも、1日100mgから75mg、50mgと減薬してきた。もう少し慎重に様子を見ながら時間をかけて減薬していくのかと思ったが、自分の予想よりペースが早い。

そういうわけで、今日の診察では、今のところ大丈夫だけれど、あまりペースが早いと離脱症状が怖い、ということを話した。その結果、ノリトレンはそのままにして、デパスを頓服という形で処方してもらうことになった。

しかし、依存性が高いと言われているデパスをこのペースで減薬しているのに、全く離脱症状が出ない。一昨日は1日しんどかったが翌日には回復したし、この2週間、それ以外の日も特にしんどくはなく、夜もちゃんと眠れている。状態はむしろ安定してきている。

そもそも自分はデパスには依存していなかったのではないか、つまり毒にも薬にもなってなかったのではないか、という気がしている。(いや、毒にはなっていたのかも)

大量の薬を処方されているのは、なかなか自分の状態が改善されないので少しずつ増えていった、という経緯がある。新しい薬を追加して効果がなかったら中止すればいいのに、ずっとそのままなケースが多いのだ。ジェイゾロフトもリフレックスもサインバルタも、追加されてから効果が出てないのに、中止はされずにずっと継続されてきた。最近になってやっと、新たに薬を追加するときは、漸減漸増で他の薬と入れ替えていたが、さすがに医師もこれ以上は多すぎると思っていたのか。

思えば、今までどの抗鬱剤や安定剤を追加しても、明確に状態が改善されたという記憶はない。もしかして、そもそも自分の体は薬が効きにくいのだろうか。それは、元々そういう体質なのか、耐性ができてそうなっているのかだろうか。どちらかはわからない。眠剤は飲まないと眠れないので、全く効かないというわけではないのだが。

さて、これからどうするか。デパスには0.5mg錠も0.25mg錠もあるのだが、1mg錠で出してもらってしまった。0.25mg錠で2週間分出してもらい、自分で調節できるようにしてもらえばよかったのかもしれないが、診察の時には気がつかなかった。

薬の種類によっては半分に割れるようになっているものもあるが、こいつはそうなっていない。まあ、砕いて水に溶かして、その水を少し減らして飲む、というようなセルフ減薬方法もあるようだが、それはそれで吸収が早くなりそうで、どっちに転ぶかわからない。

とりあえず1mgで続けて、次回の診察で0.25mg錠で2週間分を出してもらうことにでもしようかな。うん、そのほうがフェイルセーフだ。

先日の日記で、デパスをベンゾジアゼピン系と書いたが、よく調べると違っていたことが判明。本当はチエノジアゼピン系だった。自分が飲んでいる薬については、自分で調べてある程度把握しているつもりだったが、デパスについては今までずっと勘違いしていた。

しかし、「デパス錠の副作用・依存性の離脱」というサイトをを見つけて、読んでみると、依存性が高く、減薬は慎重に行わなければならない、と書いてあったので、やはりベンゾジアゼピン系の薬と同じように扱う必要があるだろう。

以下、そのサイトからの抜粋。

デパス錠はその主要成分として、「エチゾラム」を配合した薬品です。
エチゾラムはおだやかな鎮静作用、睡眠導入作用をもつ精神安定剤ですが「依存性をもたらす可能性が高い成分」でもあります。
(中略)
そして、症状の改善が見られ、お薬の使用を辞める際にも、医師の指示通り少しずつお薬を絶って行くことが重要です。

一応、間違った情報をアップしてしまったので訂正しておいた。以前の日記も修正しておこう。