今日は妻が退院してから初めての通院日。
胸のレントゲンを撮り、その後しばらく待ってから診察。
レントゲンの結果は異常なしで、あとは手術の傷口が塞がればOK。毎日傷跡をチェックしてくださいと言われていたので、自分が一応毎日見ていたのだが、かさぶたみたいになっている上に保護テープが貼ってあるので、見ても正直よくわからなかった。濡れたりしてこなければ大丈夫、と言われていたので、膿んだりしてないか確認しておけばよかったのだろう。
今日、女医さん(ここ重要)が妻の傷口のテープを取り、「う~んと、ちょっと傷がくっつくのが遅いですね~。またテープでとめておきますね~」とテープを貼り直したのだが、そのときに傷口を見せてもらった。
唖然。
なんか、長さは3センチくらいだが、深さが5ミリくらいにぱっくりと割れているのだ。そしてその傷の断面は、驚くほどきれいで、かまぼこに少し包丁を入れたかのようだ。
くっつくのか、これ?と思ったのだが、くっつくんだろうなあ。人間の体って不思議。
そして、切除した病変の病理検査の結果も出ていた。
術後の先生の目視では、腫瘍ではない、との判断だったが、その見立て通りで癌ではなかった。しかし、全くの異常なしというわけではない。検体を薄くスライスして何枚も顕微鏡で検査したところ、
「異形成なんとかかんとか」
の組織が含まれていたということだ。赤字にしていて「なんとかかんとか」とか書くなよ、と言われそうなところだが、先生がしゃべるのが早くてメモするのが追いつかなかったのだ。「異形成」というのは、Wikipediaによると、
上皮内癌ほどではない構造異型や細胞異型を示す細胞から成る病変で、異型の高度なもの=高度異形成は、前がん病変あるいは良性と悪性の境界病変とされる。通常は体積の増加がみられないものを指す(体積が増加しているものは、「境界悪性腫瘍」などと呼ぶ)。異型度が高度でないものも、しばしば不可逆的に徐々に異型度を増してゆくこともあり、時として悪性腫瘍に進行する。
ということで、要は、
「前がん病変」
だったということである。
前がん病変とは、癌ではないが「癌になる確率が高い」組織である。つまり、CTでに写ったあのシロい影は、全くのシロではなかったとうことだ。
早期に発見できて、早期に切除してよかった。