今日、予定通り妻が退院した。
荷物も多いことだし、退院時にはタクシーで帰ることにしていた。
今日も体調がいまいちな自分は、9時半に病院に着くべく、バスと徒歩で迎えに行った。へろへろだったからタクシーを拾いたかったが、行きも帰りもタクシーを使うわけにはいかない。タクシー代もバカにならない。とにかく病院に着けば、後は荷物を持ってタクシーに乗るだけだ。
病院についたら、妻はぴんぴんしていたが、自分はぐったりしていた。
そのまま家に帰るかと思いきや、自由の身になった妻は、ユニクロに行きたいと言い出した。
手術で切ったのは、脇腹を3センチくらいと、背中を1センチくらい。普通の下着だと、ちょうど傷になったところが擦れるかもしれないので、いわゆる「ブラトップ」というやつを買いたい、とのこと。
それを女医さん(ここ重要)が勧めていたのを自分も昨日聞いていたので、へろへろだったが、妻につきあって近くのユニクロまで歩いた。
結局その後はバスで帰った。へろへろになって家にたどり着いた。
退院にあたって一番気をつけないといけないのは、「安静にすること」だと女医さん(ここ重要)に言われた。ずっと寝ていたりすると、筋肉が固まってしまうので、よく手を回すこと、1日1時間は歩くこと、などと言われた。1時間はきつい、と妻が言うと、30分でもいいと。日常の生活も、重いものを持ったりしなければ、普通にやってかまわない、というかどんどんやってください、とのこと。
とりあえず、短いようで長かった男やもめの生活が終わった。
正直、きつかった。
自分自身調子が悪い中、最初はきちんとご飯を作ったり布団を干したり、家事をやっていたのだが、週の半ばからもうヘトヘトだった。
鬱の身体症状である「易疲労感」が恨めしい。
ただの「疲労感」や「慢性疲労」ではなく、「易疲労感」である。読んで字のごとく「疲れ易い」ということだ。少し何か家事をやっただけで、くたくたになる。しばらく休んで、また何かやると、またくたくたになる。その繰り返し。改めて、これでは働くどころではないな、と思った。
今回の妻の入院では、いろいろ考えさせられた。
家事の大変さ、自分の脆さ、そして妻の存在の大きさ。
いつもはちょこちょとっと手伝っているだけの家事を、本気でやるとこんなにしんどいとは。妻に任せっきりだった自分が情けなくなる。
これからは、もっと積極的に妻をサポートしなくては。それが自分の役目だから。そして妻の役目もまた同じ。支えあって生きている。
なんだか今日の日記はまとまりがないが、
何はともあれ、
無事で何より。