今日で7月も終わり。毎日1円単位できっちり家計簿をつけているが、今月の支出と現時点の全財産の額を見てがっくり。まあ、毎日見てはいるが。
うちの収入は自分と妻の障害年金だけ。年金は偶数月の15日に2ヶ月分振り込まれる。しかしそれだけではとても食べていけず、貯金を切り崩しながら生活している。その貯金ももうわずかしかない。6月の年金支給日には、
「この調子でいったら、8月まではもつだろうが、10月までもつだろうか。大きな臨時出費があれば、ちょっと危ないな」
と思っていた。
悪い予感ほど当たるものだ。6月頃から妻がずっとお腹を壊して病院に通い、大腸の内視鏡検査までやったり、咳が止まらなくて肺のCT検査をやったりしたので、6月の医療費は35,800円、7月にいたっては46,550円と、呆れるような金額になってしまった。
そして先日の叔父の急逝。新幹線でなく夜行バスを使ったりしたが、それでも交通費やらお香典やらなんだかんだお金がかかってしまった。
8月の支給日まであと半月。残りの貯金で、そこまではもたせることができるだろうが、10月の年金支給日まではおそらくもたないだろう。そうなると、最後の虎の子である「妻の生命保険」を解約せざるを得なくなる。できればこれは解約したくない。したくないが、他に金策がない。自分もすぐに働ける状態にないし、貯蓄型の保険を契約している状態では生活保護も申請できない。
生命保険を解約したくないのは当たり前の話だが、ここで実にタイミングの悪い話がある。
先に書いた妻のCT検査だが、結果が少し難ありだった。とりあえず経過観察で、10月に再検査ということになっている。そしてその結果しだいでは、最悪の場合入院、手術ということもあり得るのだ。保険を解約してしまったら、当然保険金は下りない。しかし、それまでに貯金が底をついたら、ご飯も食べられなくなる、家賃も公共料金も払えなくなる、病院に行ってもお金が払えない、という状態になってしまう。しかし保険を解約したら、保険金が・・・・。うう、なんてジレンマだ。何かいい方法はないだろうか。
もちろん10月の検査の結果が良好で、入院も手術も必要なければそれが一番だし、心からそうであるように願っている。
考えるんだ。何か知恵を絞れ。祈るだけでなく、今の自分にできることはないか。考えろ、自分。