「ざっと見て、段ボール30箱くらいですね。今日10枚置いていくので、後日20枚届けます」
と「見積もりアドバイザー」という肩書きの書いた名刺をくれた、あの調子のいい兄ちゃん。
梱包を開始して、すぐに「あと20箱じゃ足りねー」と思い、10枚追加して、30枚届けてもらった。計40箱。
その40箱を使いきって、さらに余っていた宅配便の段ボールやら、ネットスーパーや生協の宅配で箱買いしている2Lのペットボトルの箱やら使っても、まだ足りねー。「段ボール足りないんですけど」と電話すると、「予備の段ボールを持っていきますので」とのこと。しかたがないから、紙袋とかに小分けして、すぐに梱包できるようにしておいた。いや、しておこう。まだ途中なのだ。明日、午後からにしておいてよかった。
見積もりを誤ると、一番被害を被るのは作業員である。学生時代に引越のバイトをしたことがあるが、「これは3人がかりでしょう」というところに2人で行ったことがある。めっちゃしんどかった。お客さんまで手伝ってくれた。引越センターに戻ったら、社員の人が「見積もったの誰じゃ~!」と怒っていた。
まあ、明日は引越し先が超近距離だから、何往復でもしてもらいますが。
タンスと段ボールとわずかな通路と段ボールと本棚と部屋とYシャツと私と酒と泪と男と女と僕と不良と校庭で。3つ並んだ本棚の向こうにはパソコンラックがある。段ボールは手前が隠れてよく見えないが、4段ずつ、見てわかるように2列ずつ、そして手前から奥に向かって3列積んである。当然これはほんの一部。
今日は梱包より大掃除で疲れた。もう寝よう。