今日は県営住宅の二次審査。なんとか頑張って起きて、10時半までに会場まで行って書類を出した。いろんな書類を1つずつチェックされて、15分くらいで終了。特に書類の不備等はないので、おそらく大丈夫だろうとのこと。(念のためもう一度別の人が後からチェックするらしい。)しかし、無理やり朝から動いたからか、終わった頃には疲労困憊。今日は会社を休ませてもらった。
それにしても、あきれ果てた。県営住宅は団地なのだが、風呂場はあるが浴槽、給湯器はない。自費で購入して設置しないといけないのだ。なんで今どき風呂を自分でつけなあかんね~ん!!と思いつつ、いろいろ調べていたら、15万~25万円くらいかかるではないか。低所得者向けの公営住宅なのに、なんでそんな初期費用をかけないといけないのだ。そもそもなぜ風呂がないんだ。21世紀だぞ、今は。おかしいだろう。古い物件なので人が入れ替えるタイミングで順次リフォームしていき、風呂だけは自分でつけて、ということなのか。
いろいろネットで検索していたら、驚愕の事実が明らかになった。これは東京都の公営住宅などでも同じ事情らしいが、
団地が建てられた数十年前は、風呂なしが当たり前だったので、風呂場のスペースは用意したから風呂をつけたい人は自分で購入して設置してちょうだい。
ということらしく、この県営住宅もそうだったかどうかわからないが、驚くべきは説明資料の退去時の手続きに関して、以下のように書かれていることである。
県営住宅を明け渡す場合、入居期間、汚れ、破損の程度にかかわらず下記の入居者負担修繕部分については入居者において修繕を行った後、明け渡していただきます。
- 畳の表替え
- 襖、障子の張替え
- 破損ガラスの取替えなどです。
また、風呂釜、換気扇等入居者が設置したものの撤去・原状回復や、故意・過失により汚破損したものの清掃・修繕も入居者の負担になります。
つ・ま・り、、、
前の人が出ていくときは自腹で風呂を撤去して、次の人が入るときにまた自腹で風呂を設置しないといけない。
ということだ。
なんだそりゃ?
民間の賃貸アパートやマンションで、そんな話は聞いたことがない。いったいなんなんだ。そう言えば今日、審査会場に入るときに、2つの業者から風呂のパンフレットを手渡された。
なんか、業者との癒着の匂いがする・・・・。
エアコンも換気扇もガスレンジもない(要はなんにもない)ようなので、それらも自分で設置しないといけない。今のアパートにあるエアコンは、備え付けのものなので持っていけない。と言うことはエアコンも購入して設置しないといけない。ものすごい出費だ。
引っ越すと家賃が安い分楽になるが、その代わり一気に貯金は減って、生活がやばくなる。せっかく当選したのに、お金がなくて引っ越せない人もいるのではないだろうか。
お役人のやることはよくわからん。