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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2010年5月

朝イチで注文したPCが届いたので、新サーバへの移行、完了。

ん~、どうも昨日、今日と調子がいまいちである。めちゃくちゃしんどいわけではないが、なんかしんどい、そんな感じがずっと続いている。今週末は高校時代の部活の友人と東北地方へ旅行へ行く予定なのだが、こんな調子では楽しめないじゃないか。

高校時代は卓球部に所属していた。同期は自分を含めて11人。高一の春に部活で出会ってからの腐れ縁。この仲間たちは、我が人生において最大の悪友にして親友たちである。卒業してからも旅行やらスキーやらドライブやら、よくもまあ一緒に遊んだものだ。高校は大阪だったが、私が大学を卒業して上京してからは、あまり頻繁に遊びには参加できなくなった。それでも若いうちには夜行バスで帰阪して旅行に行って新幹線で戻ってきたりしていた。

1995年に10周年記念パーティーを開いたのをきっかけに、5年ごとに記念のイベントをやっている。しかし5年前の20周年には私は参加しなかった。いや、参加できる状態ではなかった。「25周年には必ず出る」と切に願っていた。

友人たちはそれぞれ偉くなって、弁護士になって法律事務所を開いた奴もいれば、サラリーマンをしながら勉強して弁理士の資格をとり、特許事務所を開いた奴もいる。東大の大学院を出てからずっと物理の研究をやっている奴もいれば、一級建築士の試験に合格した奴もいる。

11人のうち9人が関西在住とあって、この25周年の企画は、関西組が飲み会で打ち合わせて決めたらしいのだが、みんな経済的に余裕があるのか、「5月に第一弾でみちのくツアー、夏に第二弾で海外旅行」という企画になった。その企画の内容を聞いたとき、私は既にリストラ宣告済みだった。

「あかん、金かかるからこの話、断るよ」

そう言った私に妻は、

「行ってきなよ。これが最後になるかもしれないじゃない」

と言ってくれた。そう、まだまだこの先どうなるかわからないが、下手したら本当に最後になるかもしれない。今ならまだ国内旅行に行くくらいはできる。仕事に子育てに忙しい40歳の11人のうち、今回のみちのく旅行は10人が揃うのだ。10年くらい会ってない友もいる。妻の言葉に甘えて、参加することにした。夏の海外は多分無理だろうだが、この旅行には行きたい。

四半世紀のイベントである今回の旅行に備えて、なんとか今週中に体調を整えなければ。

昨日の夜と今日の午前中は、先に書いたサーバの暫定復旧に追われた。なんとかなったので、午後からは雨も降っているし、おとなしく家で映画鑑賞。先週TSUTAYAの半額クーポンがメールで来たときに借りておいた「ゴースト」を観た。妻が前からお勧めだと言ってたので借りたのだ。

観ている途中、妻がコンビニまで行くというので中断して一緒に行った。坂の上にあるうちのアパートからコンビニまで傘をさして歩く。最後はけっこう急な坂を下りるのだが、その坂の最後の辺りで、側溝の蓋に足を滑らせて思い切り転んで尻もちをついてしまった。

痛くて泣きそうだったが、幸い手を少しすりむいただけで済んだ。頭でも打ったら自分がゴーストになるところだった。それにしても、転倒した瞬間は何が起こったのか全くわからなかったのに、気がついたら傘を持っていたはずの手はいつの間にか受け身をとっていた。条件反射、恐るべし。

転んだときに、しばらく動かずに、どこが痛いか、どこか捻ったり打ったりしてないか自分で観察していたのだが、そのときに坂の上からわざわざ見知らぬおばさまが来て、「痛かったでしょう」と言ってバンドエイド(と一般的に言われている何か)をくれた。捨てる神あれば拾う神ありとはこのことか。(そうか?)

帰ってからゴーストの続きを観たら泣いてしまった。最近ちょっと涙腺が弱いのかもしれない。

それにしても昨日、今日と続けてPCといい転倒といい、ついていない。ついていないが、なんとかなった。いろいろ教訓を得たような気がする。

・バックアップを過信するな
・雨の日の側溝の蓋はあなどれない
・アンラッキーの中にもラッキーはある

昨日、PCがぶっ壊れた。このサイトの実体である、私の足元にあるLinuxサーバ機がぶっ壊れた。何がどう壊れたのかよくわからないが、OSが起動したりしなかったり、起動しても数分でkernel panicを引き起こす。

4年の保証は切れたところである。このPCはあきらめて、OSなしモニタなしでBTOで安く買えるショップでPCを注文した。痛い出費である。

それまでのつなぎとして、WindowsPCにVMWareで暫定サーバを立ち上げて、そこにバックアップの外付けHDDから設定やデータを移行しようとすると、

バックアップファイルが非常に古い

ことが判明。つまりだ、いつの時点かわからんが、バックアップ用の外付けHDDがアンマウントされていて、毎晩rsyncでコピーしていたと思っていたファイルは、マウントポイントのディレクトリにコピーされていただけだったのだ。先日買ったアイ・オーデータのHDDはWindowsマシン用のHDDなので、そのタイミングではない。

そして先にも書いたが、このサイトの実体はこのサーバそのものである。こいつからデータを救出しないと、8年くらい書いているこのブログをはじめとして、外向きに提供しているサービスのデータを全て失うことになる。メーリングリストやら他の人のブログまであるのだ。仕事でやってたらエラいことだ。

とりあえずPCを分解し、なんとかHDDを救出して、こんなときのために用意してあるSATA-USB変換ケーブルを接続し、他のPCをDVDからubuntuで起動してそのHDDを接続。無事ファイルが見えることを確認してから、いったんumountしてからread-onlyでmount。さらにバックアップ用HDDを接続し、rsyncでまるごとバックアップ。とりあえず一安心。

それからVMWareの環境を作り直し、なんとか元の環境を再現。VMを動かしていたらWindows自身が重くなって嫌になっていたが、いろいろ調べてGRUBの設定を変更し、ブート時にXを起動しないようにしたら驚くほど軽くなった。サーバなんだからXなんかいらん。Ubuntu9.10からGRUBがGRUB2になり、いろいろ変わっていたのでちょっと苦戦した。

とりあえずこの日記を書いている今の時点では、割とさくさく動いてくれている。とは言えVM上で動かすと、Windowsマシンを起動しっぱなしにしないといけないし、Windows Updateやらなんやらでリブートするたびに仮想サーバも落ちてしまう。早く新しいPCが来てくれんかのう。

今日も朝はいまいちで、午前中はずっと寝ていた。

しかし、午後からは元気になり、めちゃめちゃ暑いのもなんのその、歩いて30分以上かかるスーパーまで、今日は妻と一緒ではなく一人でウォーキングがてら買い物へ。帽子をかぶり、眼鏡の上からかけるゴーグルみたいなサングラスをかけ、デイパックを背負ってペットボトルの水筒を斜めがけにして早足で歩いていく中年男性。ちょっと怪しいかもしれない。

スーパーで安い食材をゲットした後、横浜へ移動してさらに買い物の続き。一風堂で待望の「ホットもやしソース」をゲット。ラーメン屋の一風堂には、自由に食べていいピリ辛のもやしがあるのだが、それがとてもおいしいと前々から妻と言っていた。同じことを考えている人がたくさんいたらしく、レシピの問い合わせが一風堂にたくさん来るので、その素を商品化したらしい。最近その情報をテレビで知り、スーパーで探したけど売ってなかったのでネットで調べたら、一風堂か一部のデパート、あるいはネットでないと買えないのであった。

というわけで今日の戦利品である。今日は飛び切りホットだったが、明日はこれでさらにホットな「一風堂のピリ辛もやし」を作るのだ。

hot_moyashi.jpg