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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2009年10月21日

今日も調子が悪い。いっこうに良くなる兆しを見せない。夕方になってもしんどくて、内科に行くつもりだったのに行けなかった。近所なのに。

今回の不調は今までと違う。つらさが違う。一昨年に再就職してから、調子を崩してもここまで「しんどい」「だるい」「つらい」という状態に陥ったことはない。本格的な「鬱」に入ってしまった。「こじらせた」とはこういうことを言うのか。

会社のメールをしばらくチェックしてなかったが、夕方にまとめてチェックしていたら、テーマ管理システムに書き込むと同報で送信されてくるメールに、同僚のDさんからこんなのがあった。

> ・××管理システム(はまーさん)
はまーさんダメそうなのでとりあえず私の方で着手しました。

あああああああ、ごめんなさい、ごめんなさい、すみません、すみません。私がずっとこの日記でも「手をつけなくては」と書いていたやつだ。申し訳ない。Dさんごめんよ。私がずっとこの調子だから。私が悪いんだ。私がこの会社で働いていたばっかりにこんなことに。私が何もできない癖にのうのうと生きているからこんなことに。私なんかやっぱりはじめから存在しなければ良かったんだ。産まれてすみません。すみません。すみません。

はあ、思い切り凹んでしまった。大袈裟かと思っただろうか?本人にとってはちっとも大袈裟ではないのだ。鬱で心が弱っているところに、傷に塩を塗り込まれたような感じで、とてもつらくなる。

調子が悪いとはいっても、もう少し自分の状態がよければ、これくらいのメールは

「ああ、迷惑をかけてしまっているなあ。でも調子が悪いし、しかたかがないか」

と開き直れるのに、今のような鬱が強い精神状態では、

「他人に迷惑までかけて生きていくのはもう嫌だ。消えて亡くなりたい!」

そういう思いに駆られる。最近話題にしている「希死念慮」である。

別に悪意があって「ダメそうなので」なんて書いているわけではないのだろうが、精神的に参っている人間にとっては、これくらいのちょっとしたことに非常に敏感になってしまう、ということを、周りにうつ病の人がいる方々は注意してほしい、と思うしだいである。うつ病の患者と接するのは難しい。何年も連れ添っている妻もそう言うし、自分自身もそう思う。だからこそ自ら伝えたい。知ってもらいたい。理解してもらいたい。

その思いこそが、私がこの日記を書き出した原点なのである。