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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2008年12月

結局今週は5日まるまる会社を休んでしまった。ずっと低調だった。
先週までよりも一段階深い症状に入ってしまった。
鬱の症状にもいろいろある。自分なりにまとめると、

割とましな方:軽い憂鬱感、倦怠感、不安感

これは何とか会社に行って仕事ができる状態。

割とましな方2:疲労感、眠気で、体を動かすのがしんどい。

これは陽性症状の精神面の症状というより、陰性症状として症状が身体に現れる。このしんどさで今まで何度も会社を休んでしまったが、最近は自分なりにしんどさから抜け出す方法を模索して、効果が現れている。

先週まではこの「割とましな方2」な感じで、なんとか会社に行っていたのだが、今週はだめだった。今週は、

ましじゃない方:憂鬱感とか疲労感とかではなく、もう単に気力がない。何もできない。なぜ?と言われてもわからない。とにかく何をする気も起きず、一日中寝ている。

であった。なんとかこの状態を脱したい。

そしてこの状態より悪くなると、

もっとましじゃない方:離人感に襲われ、自責の念が強くなる。

「自責の念」というのは読んで字のごとく、自分を責める感情で、

「自分はだめな人間だ、世の中の悪いことは全て自分のせいなんだ」

というような「加害妄想」が強くなり、強烈な「自己嫌悪」に襲われる。さらにこれが強くなると

「自分なんて生きていたってしかたがない」「もう死にたい」

という「希死念慮」、いわゆる「自殺願望」となる。

正直、このモードに入るとしんどい。布団に横になりながら、妻に必死に「ごめんね、ごめんね」と謝っていたりする。

「離人感」というのは、正直人には説明しにくい。実際になってみないとわからないだろう。正常な人間の中で離人感を説明するための、それに近い感覚というのがないのだ。なんというか、自分が自分でないというか、自分が自分の体から抜け出して外から自分を見ているというか、それがとても気持ち悪いのだ。これが出ると体がぶるぶる震えたりする。

なんとか、これから持ちなおしてくれないかなあ。経済的にもピンチだよ。

躁状態のときも、その程度によって状態は様々だが、それは今度書くことにしよう。今日はもう疲れた。

今日は会社に行けなかった。

今月に入って、しんどいながらも自分なりに呼吸法とかストレッチとか水分を摂ったりして、なんとか体調を調整して会社に行っていた。

しかし、今日はそれが全然通用しない。昨日よりも鬱に入ってしまった。不思議なことに、鬱に入ると「憂うつ」という感覚はあまりなくなる。しかし、何もできなくなる。本当に何もやる気ができなくなるのだ。

そして会社に行けなかった。大事なミーティングもあったのに、行けなかった。明日は行けるだろうか。週例があるから行かないとなあ。でも行けなかったらしかがたないなあ。まあいいや。なるようになるさ。

昨日は妻の実家にWiiがやって来たというので、遊びに行って遊ばせてもらった。Wiiスポーツでテニスとか野球とかボーリングとかやったが、いや〜これははまる。本当にプレーしている感じなのだ。う〜やっぱWiiほしいなあ。でも、家に帰ってから手を振り回してみて、やっぱうちの狭さでは無理だなあ、とがっくし。

と昨日は調子よかったのだが、今日はちょっと落ち気味。朝も、まあ日曜日だし寒いからというのもあったけど、なかなか布団から出られなかった。9時頃やっと起きたが、外は雨で寒いし、どこへ行くこともなく家で過ごした。これが「のんびり過ごす」ならいいのだが、そんな感じではない。憂うつな気分を抱えたまま一日を過ごすのだ。正直つらい。気分が憂うつ、というだけでは鬱の症状としては軽いのだが、それでも慣れるということはない。

そしてこれを書いている日曜日の夜、まだその憂鬱感は抜けない。明日会社に行けるだろうか。憂うつな気分は次第に小さな不安を伴って南の海王ら上陸してきた。そのまま今夜中に北からオホーツク海に抜けてくれることを祈ってやまない。

昨日も朝から普通に動けて会社に行って、定時であがって病院に行って帰ってきた。

今のところ体調は何とかなっている。これをどこまでキープできるだろうか。

今朝は7時の目覚ましで起床。そんなにつらくない。何とか持ちなおしたようだ。通常通り家を出て会社へ。

今日は最近の仕事の中では一番の山場。あちらこちらに接続されている重要なスイッチングハブ2台をリプレースするのだ。スイッチングハブと言っても4ポートしかないようなちんけなものではない。48ポートのものが2台。極力ネットワークが停止しないように冗長化構成を活用しながらステップを踏んでリプレース。と言っても実際にやるのは業者なのだが、各ステップが終わった後に、各方面にネットワークがつながるか確認の電話をする。1箇所につき合計5回電話。電話しまくりな日であった。

しかし今日のスケジュールには重大な見落としがあった。と言うか私も渡された資料をきちんと確認していなかったのだが、最後の2回の疎通確認は、17時半過ぎと18時過ぎ。これは「定時をはみ出す」のだ。各方面には予め「作業当日は何度かネットワークの疎通確認をお願いします」とはメールしてあるのだが、「残業してください」とは書いてないし、もちろん今日それをユーザにそれを求めることもできない。

私が電話した中ではほとんどが「それくらいの時間ならいつもまだ残っているから大丈夫ですよ」とのことで何とかなったのだが1箇所だけ「え?そうなんですか。明日ではだめなんですか〜?」とのお返事。明日ではだめなのだ。それはリプレースが終わった後の障害試験であり、正系に障害が発生したときに自動的に副系に切り替わり、そのときちゃんとネットワークがつながるかの確認なのだ。業務時間内に入りきらなかったら明日にでもやればいいのだが、今晩障害が起こったときにどうする?ということになってしまう。

というわけで、各方面に電話越しに頭を下げて気疲れした一日であった。不正侵入されたサーバに仕込まれて実行されたperlのプログラム解析はほとんど進まなかったよ。他にもクロスサイトスクリプティングを誰かが踏んだというメールがネットワーク監視業者から来て、ユーザを特定して居室に行って確認したり、ああ疲れた。今週はあと1日!最近よく頑張っているよ、自分。無理するなよ、自分。疲れたら休めよ、自分。ロシア人は言ったよ、自分。