6時20分起床。目覚めはよい。よし、1週間の折り返し点を過ぎても調子は崩れてないようだ。しかし油断は禁物。ゆっくりと朝を過ごし、出社。駅から会社までの道のりはマイチャリ「スーパーメタボ(メタリックボディの略である)」に乗ってルンルンルン。5月の風は爽快だ。って、もう暑いんですけど。
今週からスタートしたスイッチングハブのリプレース作業。毎日少しずつリプレースをやっていってるが、今日の作業も無事終わったと15時前にネットワーク業者が報告に来た。Yさん、Mさんと
「こんなに順調だとかえって気持ち悪いなあ」
「なんかどこかに落とし穴があったりしそうな気がするぞ」
そんな話をしていた矢先、私のPHS(うちの会社の電話は皆PHS)が鳴った。
「ネットワークが全くつながらなくなったのですが」
うお〜、来たよ〜今切り替え作業をやったばかりのところじゃねえか。でもつながらないのはそこのVLANだけで、他は大丈夫そうなのだ。とりあえずMさんが業者さんと現地に向かい、SEさんにコアスイッチのACLがおかしくないか調べてもらっている間、私はネットワーク監視ツールでブロードキャストストームが起きてないか、ループが発生してどこかが切れてないかを調べていた。
私とSEさんの調べた結果はシロ。私も現場に向かったところ、どうもスイッチのリプレースを行ったら、別のVLANが割り当てられてしまったようなのだ。しかしPCはDHCPサーバからリプレースされた元のVLANのアドレスを持っていて、デフォルトゲートウェイのアドレスが間違って与えられたVLANのアドレスとはセグメントが違う。それで通信できなくなっていたのだった。
結局のところ、業者さんのミスだったわけだが、そもそもスイッチへのコンフィグの仕込みが打ち合わせで提示したやり方と違っていた。どのスイッチのどのポートにどのVLANが割り当てられているか、パッチ管理表というExcelのファイルでうちは管理している。しかし、それが完全に正しいとは限らない。ユーザからの依頼でスイッチのコンフィグをいじったのに、Excelファイルの方を修正し忘れることがあるからだ。
だから、何が正しいかというと「現在スイッチに設定されているコンフィグ」なわけで、今回の移行では各スイッチからコンフィグを落として、それを元にプログラムでコンフィグ投入のスクリプトを作り、実行することになっていた。
しかし、業者さんはご丁寧にExcelの表を見てえっちらおっちらコンフィグを作っていたらしい。それで今回のトラブルが起きた。上に書いた通りの修正漏れがあったからだ。話が違うのだ〜。その後、私は定時なので帰ったがどうなったかなあ。Yさんはご立腹。業者さん絞られただろうなあ。
現場で、そのセクションのネットワーク担当と話していて、「さっきまで、今回は順調だなあ、とか話していたんですけどねえ」と言うと、
「あ〜それは言っちゃいけませんよ。言うとトラブルが起こりますよ」
そうであった。世の中はマーフィーの法則でできてるのだった。
そう言えば、今日上司に呼ばれて、契約に関しての話をした。私の今の契約は6月まで。実は短縮勤務にしたにもかかわらず、4月に3週間も休んでしまって、私は自分のクビがどうなるか冷や冷やしていた。しかし、7月以降も契約更新ということだった。よかった〜、クビつながったよ〜。そこで上司が、勤務時間をどうする?と尋ねてきた。
5月に入ってからは調子がよくて、ほとんど出勤している。季節的なものなのか、自分が少しずつ悪いパターンに入りそうなのを食い止められるようになってきたのか、短縮勤務で体が楽だから続いているのか、まあ要因はいろいろありそうだ。しかし、油断はできない。でもとりあえずフルタイムに戻すことになった。これから1ヶ月ちょいかけて、少しずつ勤務時間を前と後ろに延ばしていって、体を慣らしつつ自分の境界線を見極めていきたい。
自分を見失わないこと。躁でもなく鬱でもない今だから言えることではあるが。