TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2007年12月

今日は寒かったべ。1週間ぶりに会社に行って仕事して帰ってきた。ちょっと今回はタイミングがまずく、ユーザからの依頼が立て続けにあった上にトラブルが発生して、Nさんが孤軍奮闘していたようだ。申し訳ないが、いたしかたがない。

それにしても、WebアプリがどうしてもCGIで動かない。CPANの英語のドキュメントを読んだり、ググりまくったりして、これかな?と思った解決法も空振り。うわ〜ん、どうして動かないの?また明日に持ち越しとなった。マイナーな技術なのか、ちょっと情報が少なすぎる。

明日は給料日。障害年金も入るので、ちょっとほっとする。今月はHDDレコーダーを買ったりして散財してしまったが、これは買ってよかった。超・便利便利使利便利だ〜。フルハイビジョンを4倍撮りできるPanasonicのDIGA。これは長く使えるだろう。

しかしながらそれを映しているのは平成元年製の14インチのモノラルテレビ。なんてもったいない。でもテレビまで買う余裕はない。この際だからワイドな薄型テレビを、なんて思ったが、ちょいと調べたら8万円近くする。こいつがぶっ壊れるか2011年が近くなったら買うことにしよう。

さて問題です。この日記には意図的な誤字がありますが、さてそれはどれでしょう。(意図しないのもあるかも…)

今日は6時にばっちり目が覚めた。鬱じゃない!ひゃっほー!体が軽い!鬱じゃない朝はなんて気持ちいいんだろう。昨日のリフレッシュ効果だろうか。友人に感謝。それにしても寒い。外はまだ暗く、雨が降っている。朝早くからご苦労なことだ。(誰に言ってるのやら)

うつ病の人と接するのはとても難しい。それは、同じうつ病(私は躁鬱病だが)でも、その時の症状によって、休んだ方がいい、無理しない方がいいというときと、今は動けるんだったら動いてリフレッシュした方がいいときとあるからだ。自分自身でも「今だったら動けそうだけど、あとから追い打ちをかけるようなことにならないか」とか自分で悩んだりする。昨日はでかけて正解だった。本人でさえわからないから、周りの人もどうアドバイスすればいいか難しいだろう。

ただし、この日記を読んでくださる方にお願いしたいのは、「本当に調子が悪いとき」このときはそっとしておいてほしい。寝込むほどでもないが、ぼ〜っとテレビを観たりするくらいのことしかできないようなときに、「気分転換に散歩でも行ったら」とか「旅行でも行ってみたら」と言われたことがある。

しかし、うつ病、躁鬱病は精神医学では「気分障害」に分類される病気であり、その「気分」をコントロールできなくなる、というのがそもそも症状なのだ。「気分転換に」と言われても、「気分転換」そのものができなくなる病気である。自分でももどかしく思っているときに、周りからそう言われると、よけいにプレッシャーを感じたり焦りを感じたり、言われてもできない自分に悲しくなったりする。

まだ朝の6時45分である。なんでこんなに一晩で切り替わるのか、自分でも不思議でしかたがない。双極性の運命か。さて、また躁になっている可能性があるから、今度は自分で精一杯ブレーキをかけなくては。慎重に、慎重に。

今日も朝から低かった。でも午後からならなんとか行けるかもしれない、と思って、職場には「体調しだいで午後から出勤するかもしれません」と連絡した。しかし昼になってもまだしんどいので、結局「やっぱりお休みします」と連絡した。昨日の夜は元気まんまんだったのに、この病気はなんでこうなんだろう。一晩寝たらしんどくなってる。なんじゃいそりゃ〜。

安定してきたのは14時過ぎてから。それから出勤して、15時とか16時から仕事をしてもいいが、それはちょっとあまりにあまりにである。(よくわからん日本語だな〜)せめて午後いちくらいから出られるときに行くことにしよう。

そして今日は関西から大切な友人が来るので、夜に会うことになっていた。16時半くらいに家を出て渋谷へ。調子が悪くて会社を休んでいるのに、思うかもしれないが、日内変動のなかで、動けるときはむしろ無理のない範囲で動いて気分転換した方がいい。スポーツとかもできたらした方がいいし、入院中やデイケアに通っているときも運動療法でがしがし運動させられた。

まあ、それは置いておいて、渋谷で久しぶりに友人と会っていろいろ話した。話したいことがいろいろあったので、会えてよかった。もっとくたばっているときだったら、夜もしんどくて寝ているから。

帰りは遅くなってしまったが、なんか自分もリフレッシュできたし、明日は早く起きて鬱から抜けているといいな〜。

う〜ん、今日も低い。でも、鬱の感覚は少し治まったような気がする。でもやっぱ低い。会社は休んだ。いくら職場で上司が理解してくれていると言っても、先月も1週間休んだし、あんまり休んでばかりもまずいなあ。鬱ベースのときでも、多少動けるようだったら午後からでも行って、できることをやった方がいいかもしれない。もちろん無理のない範囲で、だが。それを見極めるのは難しい。

今日も鬱。朝は起きれず、会社を休んだ。ユーザ対応で途中になっているものが何件かあったので、金曜日にNさんに託そうと思っていたら、Nさんも金曜日休みだったらしい。10時頃電話をかけて、あの件とこの件、すみませんがよろしくおねがいします、とバトンタッチ。

今日は昨日よりは体調はましだったような気がする。でも大きな波の中の、中くらいの波の上がったところかもしれない。波でもいろんなスパンの波があり、大きな波の中にそれよりも小さな波が隠れている。経済学で言う「キチンの波」とか「コンドラチェフの波」みたいなものだ。

私にとって一番小さな波は日内変動、大きな波は数週間〜数ヶ月にわたる躁ベース、あるいは鬱ベースの波。この波は私の場合緩やかに変化するというより、パルスのように一晩で突然切り替わったりする。

その中で、「今日は割と調子がいい」「今日はちょっとしんどい」というのが中くらいの波である。大きな波のリズムに乗れないとなかなか苦しい。

最近は大きな波、つまり躁鬱のどちらがベースになっているか、という周期が短くなっている気がする。それは何日か前に書いたが、周期の長短よりも、波の震幅が小さくなること、これが大切なのだが、なかなか自分でコントロールできない。自分は震幅を抑えたいのだ。

震幅が大きいまま波の周期が短くなると、これはとても大変である。私が入院しているときに、1日の間にテンションが超高くなってはしゃぎ回っていたと思ったら、ばたっと倒れたりするおばさんがいた。1日の中で躁鬱が激しく入れ替わり、それが極端なのだ。彼女は「躁鬱混乱状態」という病名をつけられていた。彼女自身も周りの人も大変だった。

早くあがってこい。自分の大きな波よ、上がってこい。多少躁が入ってもいいから、とにかくあがってこい。じっと待つのみ。