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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2007年12月10日

今日も鬱。朝は起きれず、会社を休んだ。ユーザ対応で途中になっているものが何件かあったので、金曜日にNさんに託そうと思っていたら、Nさんも金曜日休みだったらしい。10時頃電話をかけて、あの件とこの件、すみませんがよろしくおねがいします、とバトンタッチ。

今日は昨日よりは体調はましだったような気がする。でも大きな波の中の、中くらいの波の上がったところかもしれない。波でもいろんなスパンの波があり、大きな波の中にそれよりも小さな波が隠れている。経済学で言う「キチンの波」とか「コンドラチェフの波」みたいなものだ。

私にとって一番小さな波は日内変動、大きな波は数週間〜数ヶ月にわたる躁ベース、あるいは鬱ベースの波。この波は私の場合緩やかに変化するというより、パルスのように一晩で突然切り替わったりする。

その中で、「今日は割と調子がいい」「今日はちょっとしんどい」というのが中くらいの波である。大きな波のリズムに乗れないとなかなか苦しい。

最近は大きな波、つまり躁鬱のどちらがベースになっているか、という周期が短くなっている気がする。それは何日か前に書いたが、周期の長短よりも、波の震幅が小さくなること、これが大切なのだが、なかなか自分でコントロールできない。自分は震幅を抑えたいのだ。

震幅が大きいまま波の周期が短くなると、これはとても大変である。私が入院しているときに、1日の間にテンションが超高くなってはしゃぎ回っていたと思ったら、ばたっと倒れたりするおばさんがいた。1日の中で躁鬱が激しく入れ替わり、それが極端なのだ。彼女は「躁鬱混乱状態」という病名をつけられていた。彼女自身も周りの人も大変だった。

早くあがってこい。自分の大きな波よ、上がってこい。多少躁が入ってもいいから、とにかくあがってこい。じっと待つのみ。