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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2007年11月

いや〜、鬱じゃないって本当にありがたい。会社へ行って仕事をして帰ってきた。たったそれだけのことが当たり前にできる、それがとても嬉しい。

ネットワークチームの一員だが、今は仕事が少ないのが幸いだった。ユーザからの依頼も少ない。年末から来年2月頃にかけて、各研究室がDMZに公開しているサーバの一斉セキュリティ検査、そして研究所の半分のスイッチを入れ替えるというプロジェクトがあるので、その頃は忙しくなりそうだ。

と言うわけで、今のうちに作れるものは作っておけ、という感じでDB化されていない認証無線LANのユーザデータをDB化して、そのWebインタフェースのプログラムを作っている。

今まではユーザからの申請書を受け取ってRADIUSサーバに登録したら、登録情報をExcelの台帳に記入し、ユーザにメールでユーザIDやSSIDなどを送る、という運用だった。それをDBに登録するインタフェースを先々週に作ったのだが、今日はそれをエンハンスし、DBに登録したら自動的にユーザにメールが配送されるようにした。国際的な研究所なので、名前がASCIIコードだけだったら英語のテンプレートで送るようにしたり、ちょいと凝ってみた。

もうちょいで本番運用に載せられるかな、というところで時間もなくなって帰ってきた。明日は作りかけのユーザ側のインタフェースを作ろう。とは言え、新しくDBサーバを作ろうということになっているのに、それができてないから、まだ運用に載せられないんだよなあ。今は情シスのVLANにあるローカルなサーバにDBを載せている。

そもそもこの辺のイントラは、各メンバーが片手間で作っているのだ。サーバチームでメールアドレスなどを管理しているDBは、所内イントラのWebサーバに載せているという。そこから泥臭い方法でデータをローカルに持ってきていると言うが、システムのアーキテクチャとしては美しくない。APサーバのバックエンドにDBサーバがあり、そのDBを情シスのVLANからアクセスできるようにする必要がある。SEさんに依頼しているのだが、それはいつできるのかなあ。自分にやらせてもらおうかなあ。

今日はタイマーでセットしておいたファンヒーターが作動する音で目が覚めた。6時過ぎだった。6時半の目覚ましは止めてそのまま寝て、7時の目覚ましが鳴る前、7時ちょっと前に起きた。鬱ではない。よし!いけるぞ。

それにしても朝の冷え込みが厳しい。ファンヒーターは今年初めてつけたのだが、タイマーをセットしておいてよかった。「寒くて布団から出られない」というのも、これから強敵になってくるから。買ったばかりのセーターを着て、衣替えで出したばかりのマフラーを巻き、ハーフコートを着てこれから会社に行くのだ!(ただ今7時半)

今日は9時過ぎに起きた。はあ、また早く起きれなかったか、と思ってとりあえず起きて朝食のパンを食べていた。そして気がついた。

鬱じゃない!!!

これが平日だったら、遅刻にはなるが会社にはじゅうぶん行ける状態だ。

もうちょっとか。もうちょっとの辛抱か。

しかし、完全ではない。毎週の日課(?)になっている、薬の仕分けをやっているうちに、ちょっと疲れてしまった。鬱という感覚ではないが、ちょっと気力がなく、布団に横になってしまった。積極的に何かをする気が起きない。まだまだ油断はできない。

ここが大事だ。明日は慎重に無理のない範囲で、行けそうだったら会社に行こう。

はあ。

鬱が抜けない。

一日中寝ていた。夜になってやっと復活した。

明けない夜はない。明日を信じるのみ。

今日も鬱。ついに一週間会社を休んでしまった。夕方頃には鬱は落ち着いてくるようになったが、まだまだだ。がまんのしどころである。

今日は通院日だったので、重い腰を上げて病院へ。診察で鬱が続いていることを告げると、主治医は難しい顔。「波があるからね〜」とのこと。そう、それは私自身よくわかっている。薬も目一杯飲んでおり、これ以上増やしたくないし、増やしようもないところだ。「今は上がってくるまでがまんだと自分では思っています」そう言うと、「そうだね、それしかないだろうね」とのこと。

今はがまんである。なんとか来週からは出社できるように、土日の回復を祈ろう。