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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2006年9月

昨日は早く寝ようと思いつつ、なんだかんだやっているうちに気がついたら23時。やばいよ面接前日だってのに、と思って焦って寝た。ブラームスを聴いているうちに追加眠剤を飲まずに眠れたが、寝つくまでちょっと時間がかかったかと思う。そして夜中たびたび目を覚まし、6時前に起きた。また今日も鼻水がじゅるじゅる出る。昼と夜の気温差が激しくて困る。葛根湯を飲んで予防するべし。

今日はいよいよ2次面接の日。スーツに身を包み、バスに乗って就職希望先の会社へ行った。面接まではちょっと、というか結構緊張していたが、いざ始めてみると割と落ち着いて話したいことをちゃんと話せた。ただ、相手が今度は2人くらいかと予想していたのに4人もいたのでちょっと驚いた。

その会社には、他にも私と同じようなキャリアでやはりうつ病の人もいて、うまくソフトランディングできている人もいるし、もうちょっとかな、という人もいる、ということだった。既に実績を作ってくれている人がいるというのは、ちょっと心強い。

「事務職・庶務を希望とのことですが、ゆくゆくは今までのキャリアを活かせるような仕事をしたいとは思っていますか?」という話から、今日の面接の核心に話は進んでいった。もちろん自分が培ったスキルを活かせるなら活かしたい。しかし、それによって自分にかかるストレスやプレッシャーなど、心身にかかる様々な負荷が大きくなり、またつぶれてしまうのは避けたい。「どこまでやれるか、それはやってみないとわからない、今の段階では、そう申し上げるしかありません」と言うと、まあそうでしょうね、と納得してくれた。

「最初は本当に簡単なコピーとりとか簡単な書類整理とか、そういう仕事になると思いますが、それはプライドがちょっと、ということはありませんか?」と聞かれたのだが「いや、むしろその辺りから始めさせていただきたい、できるだけ慎重にいきたい、というのが正直な気持ちです」と答えた。一瞬面接官の方もほっとしたような表情を見せた、ような気がする。

面接は40分くらいで終わった。けっこう好感触だったと思う。「結果はできるだけ早く伝えます」と言われたが、できるだけ早くってどれくらいだろう。

いったん家へ帰って日記の続きを書いたりネットしたりして、16時頃家を出た。今日は通院日。先週が祝日だったので3週間あいてしまった。病院はめちゃくちゃ混んでいた。3週間あいたというのもあるだろうが、ひとりひとりが長い。季節の変わり目で調子を崩している人が多いのか。それにしても今日は最長記録だ。3時間待った。ほんと、待ちくたびれた。私のあとにもまだ待合室には10人以上待っている人がいたのだが、みんなゾンビみたいだった。

診察では、最近はずっと好調が続いていること、ハローワークへ行って求職活動を始め、とんとん拍子に行って今日2次面接を受けたことなどを話した。最後にハローワークに提出する「主治医の意見書」というのを書いてもらった。前回の診察でも「失業給付金の受給資格延長解除」のために似たような書類を書いてもらったところなのに、求職の申込みにハローワークへ行ったら「精神障害の場合はこれも書いてもらってください」と渡されたのだ。それなら前の紙と一緒に最初から渡してくれればいいのに。全くもう、お役所はお役所仕事だなあ。

それにしても、また再来週の月曜日がハッピーマンデーで休みである。だからまた3週間あいてしまう。なんでハッピーマンデーばかり増やすかなあ。月曜日だけ減ってしまって、学校とか病院とか、困っているところは多いだろうに。3連休を増やして経済効果を期待するのだったら、バランスを考えてハッピーフライデーにしてくれたらいいのに。就職して通勤しながら通院することを考え、次から金曜日に変えてもらった。あ、13日の金曜日だ。

昨日は22時半に就寝。ブラームスのモテットを聴きながら寝た。どれくらいで眠れただろう?しばらくは聴き入ってしまったのだが、多分1時間もかからずに眠れたと思う。朝は7時前に起床。うわ、ちょっと寒い。また鼻水がじゅるじゅる出る。今、風邪をひくわけにはいかない。とりあえず葛根湯を飲む。体調管理にものすごく気を遣う季節だ。

今日は私が所属していた(今でも所属しているつもりだが)合唱団の演奏会を聴きに行った。いつもながらの濃い選曲。よくもまあ歌いきったものだ、と感心する。久しぶりにメンバーや、聴きに来ていた先輩や後輩に会えて楽しかった。学生時代に所属していた合唱団のOBがなぜか多いのだ、この合唱団。元々はぜんぜん別の大学のOB合唱団なのだが。

見ていると自分も歌いたくなるが、まずは普通に生活して仕事ができることが先決だなあ。しかし、この合唱団はレベルが高く、練習でもかなり神経を使う。本番前になると特別練習(本番の指揮者の練習)がばんばん入ってかなり大変なのだ。やっぱちょっと無理かなあ。

しかしまあ、久々の遠出である。横浜から上野まで行って演奏会を聴いて帰ってきただけで、かなり疲れてしまった。明日は2次面接だ。今日は早く寝よう。

昨日は22時半にに寝ようとしたが、久々に寝つけず23時半過ぎに起きて追加眠剤を飲んだ。その後、そうだブラームスを聞けば前は眠れたよな、と思ってブラームスを聴きながら寝ようとしたが、それでも眠れない。なんで眠気が来ないかなあ。ずっと聞き入ってしまっている。眠れないので0時半くらいにもう一度追加眠剤を飲んだ。でも眠れない。もういいや、と思ってヘッドホンを外して普通に寝ようとしたのが確か1時頃。ちゃんと眠れたようだ。

それでも朝が起きれなかったらどうしよう、と心配だっのだが、ちゃんと7時前に目が覚めて起きることができた。うぅ、朝早く起きることができるなんて、なんてすばらしいんだ。神様ありがとう。いつまでもこの調子が続きますように。ほんと、毎日「起きたら鬱になってたらどうしよう」とびくびくしながら寝ている。

午前中はExcelの本を復習したりしていた。昼食後、今日は歩いて横浜まで行った。35分くらい。ビブレのユニクロへ行って、チラシに載っていた6足990円の靴下を買う。靴下は消耗品だから、こういうときに買いだめしておくのだ。その後ヨドバシをぶらぶらして、帰りはバスで帰ってきた。調子はいいが、無理はしないことにしよう。明日は私が所属している、いや今となっては「所属していた」というべきだろう、合唱団の定期演奏会があり、上野まででかけるのだ。台風が心配だったが逸れていきそうなので大丈夫そうだ。

昨日は22時半に就寝。寝つきはよかったかと思う。夜中もぐっすり眠れた。5時半くらいにいったん目が覚めたけど、その後また寝て7時に起床。気分は上々。

今日は妻の通院日で、10時の予約だったのでついていった。最近ウォーキングに精を出しているので、今日も歩いて行ってみよう!ということで妻と二人で9時過ぎに家を出て病院まで歩いた。45分くらいで着いた。ちょうどいいくらいかもしれない。

しかし、明日の土曜日が祝日ということもあってか、病院は大混雑。山小屋のように人が互い違いになって寝ている状態。(一部嘘あり)1時間以上待たされて妻は呼ばれ、3分くらいで戻ってきた。そして会計も待たされ、薬局でもこれまた待たされて、13時くらいにやっと昼食にありつけた。

その薬局で待っているとき、面接を受けた会社から携帯に電話が入り「2次面接を行うので来てください」とのこと。

よっっっっっっっっっっしゃああああああああ。

これで第2関門は突破した。あ、ちなみに第1関門は書類選考。ここで自分の病歴や主張したいことを型破りな職務経歴書でぶっちゃけたのだが、普通だったら「うつ病、精神障害者」という時点で書類で落とされるところだろう。

しかしそこはさすがに特例子会社だけあって、私の病気と熱意を理解してくれて、面接してくれて、さらに2次面接までしてくれるというのだ。この会社は非常に理解がある。精神障害者は他に5人いるらしいが、「たった5人」でなく「5人も」いるのである。世間のレベルと照らし合わせるとそういうものなのだ、精神障害者の扱いは。

え〜と、とにかく来週の月曜日が2次面接である。前は人事担当の人との面接だったが、今度は実際に仕事をする現場の人との面接である。現場の人は親会社の人で、どれだけ私の病気を理解してもらえるかわからない。しかし、受かりたいがために、できそうもないことを「できます」と言うことはしない。それは結局自分の首を絞めることになる。正直に、誠実に、今自分ができることとできないことをきちんと区別して話し、あとは自分の熱意を汲み取ってもらえればいい。理解のない上司の下で働くのはもうごめんだ。

がらりと話は変わるが、以前エアコンがカビ臭いので「高圧洗浄」なるものを業者にやってもらった、と書いた。あれはえ〜と、そう9月1日のことであった。あのときは実にクリーンなエアーを存分に堪能したのであった。

しかし、それから数日経って、また少しエアコンから出る風がカビ臭くなったことに気がついた。もういい加減古いから、高圧洗浄とやらをやってもしかたがないのかな、と思っていた。それから涼しくなってエアコンをしばらく使わない日が続いたが、また最近暑くなってエアコンを入れるようになった。すると、かび臭さが日に日に増してきて、また「フィルタ」ランプが点灯しているのである。フィルタはきれいなのに。完全に元の状態に戻ってしまった。

これはいくらなんでも納得いかないというか、なんなんだろう。もう一回やればきれいになるのか、それとも一回やってだめだったら、もうこのエアコンは使い物にならないということなのか、とにかく業者にもう一度電話して状況を話してみた。すると、担当に連絡して、今日中に来て様子を見てくれるという。なんとかなりそうだったらもう一度洗浄します、もちろん無料で対応します、とのこと。おお、良心的な業者だ。プロはそうでなければならない。何はともあれ、電話してみるものだ。

そして夕方、業者がやって来て様子を見た。「カビは取れたけど、匂いだけが染みついて残っているのかもしれません」と言う。でも、フィルターはきれいなのに「フィルター」のランプが点灯している、と指摘すると、「完全にきれいになるかは保障できませんが、もう一度高圧洗浄することもできなくはないですが…」と少し消極的なニュアンスで、でもどうしてもというならやりますが、という感じのお答え。「お願いします」と言ってやってもらったところ、黒い液体がじょぼじょぼじょぼ。業者のお姉様も少し驚いたようで「けっこう残ってましたね、すみませんでした」とのお言葉。無料でやってもらった上にクオカードまでいただいてしまった。なにはともあれ、良心的な業者でよかった。

昨日は22時半に就寝。寝つきは…、あまりよく覚えてない。すぐに眠れたわけではなくて、「まだ眠れないなあ」と思った記憶はある。が、一度起きて追加眠剤を飲んだりしたわけではない。多分1時間くらいで眠れたと思う。朝は7時に起床。いいペースだ。

今日はハローワークへ行く日。この「雇用保険の制度」についての初回説明会兼求職講習会。会議室みたいな部屋にパイプ椅子がずら〜っと並べられ、たくさんの資料を手渡されてぎゅうぎゅう詰めになったところで2時間くらい説明が休憩無しに続く。お前ら失業者を人間扱いしてないだろ、と言いたくなる。何種類も資料を渡されて、次はこっちの資料、次はこっちの資料。手に持っている資料を入れ替えるのに机もないので非常に手元が忙しい。メモも取りたいのにとても取りにくい。

そんなこんなで、まあ説明会は終わって、質問がある人はどうぞ、と言ったらみんなずら〜っと行列ができた。私は障害者求人者として別枠なので、障害者担当のお姉様(と一応書いておこう)に直接聞く。失業していた期間の失業給付金だけでなく、一定の条件を満たせば、就職時に「再就職手当」というのが支給されるらしい。その条件の一つに「1年以上雇用されることが確実」というのが入っているのだが、そんな「1年以上が確実」って誰が保障するんだろう、私のような不確定要素の多い障害者の場合どうなの?と聞いてみたが、これは求人票に「3ヶ月間の契約」というような条件がついてなければ普通大丈夫、と言われた。さらに私のような障害者は「就職困難者」として、「常用就職支度手当」というのも支給されるらしい。

とにかく今は2次面接の知らせが来るのを待つ状態。うう、待つ身はつらい。「NGの場合は早いです。すぐに履歴書を返送しますから」と面接で言われたのが先週の金曜日。今日は木曜日だが、毎日履歴書が返ってきてないかひやひやだ。今週いっぱい返送されてこなかったら、1次面接は大丈夫だったと期待していいかな。