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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2006年9月5日

昨日は22時半に就寝。昨日も早く眠れるか、と思ったが無情にも1時間にセットした扇風機のタイマーが切れた。くそっ、1時間経ったか、と思っていったん起き、追加眠剤を飲む。隣の部屋でPCを立ち上げた直後、ふら〜っと眠気が来て、「今なら寝れる」と思い、そのままその部屋でクッションを枕に寝る。

そして1時半頃目が覚め、寝室に戻って寝直す。たっぷり眠ったような気がして目が覚めたら3時。まだこんな時間かあ、と思ってまた寝たが、それから睡眠が浅くて15分おきに目が覚めるような状態。そして7時に起きた。

朝9時過ぎまで「Accessで住所録を作ってみそ」の続きをやった。VBAでDBアクセスするところなんかを記述した。

そしてその後、彼女と一緒にハローワークへ。いよいよ職探しが始まる。ハローワークへ入って、とりあえず受付で「病気で給付期間の延長をしていたのですが、その解除に来ました」と言ったその瞬間「障害者手帳をお持ちの方はお見せ下さい」の文字がけっこうでかく書いてあるのを発見。とりあえず「障害者手帳も持ってるんですが」と言ったところ、「それではあちらにお願いします」と一番奥のカウンターを指示した。そこには「みどりの窓口」いや違う、それは切符売り場だ。何だったかな「みどりのコーナー」だったかな。まあいいや、そう書かれた看板がでかでかとぶら下がっていた。

そしてそのカウンターに行っていろいろ手続きをする。と思ったら、求職の手続きではまだない。希望職種やらなんやらいろいろと根掘り葉掘り聞かれ、登録用紙に前の勤務先や出身大学を書いたら驚かれる。そして登録が済んで「ハローワークカード」というものを渡された。これは何か。これは「障害者求職登録」の証明カードなのだ。そう、私はよくわからないまま「障害者求人枠での求職者」として登録されてしまった。

いやしかし、これはこれで好都合だ。そもそも私はオープンでの就職を目指していたから。窓口のお姉様(と書いておこう)は、それはそれは親切で、今年の4月から精神障害者も法定雇用率に算入されているし、といろいろなことを教えてくれた。(法定雇用率の件は知っていたけど)そして親身になっていろいろ相談に乗ってくれるようだ。そして言われた。「細く長くやっていけばいいわよ」そう。私の今のキーワード「細く長く」だ。やはりハローワークは求職者の味方であった。

かつてハローワークが昔々「職安」と呼ばれていた頃には、せっせと紙の求人票をめくってはみんな職を探していたそうだが、今ではPCがブースにずらーっと並んでいて、みんなPC検索である。条件を入力して検索し、それにマッチした求人情報がだ〜っと出てきて、さらに詳細を見てプリントアウトできたりするのである。へ〜、ハローワークってこんなんだったんだ。

そしてそのハローワークのみどりのコーナーにあるPCでは「障害者限定」の検索ができる。他の一般のPCや、私が行ったのは関内のハローワークだが横浜駅近くのハローワークやインターネットの検索では障害者の募集は「微妙に外されている」とのこと。微妙に、て何だ?と思ったのだが、ともかく障害者の求人情報はそこに行くのが手っ取り早いということだ。

障害者枠での求職者、という登録が終わってから、ようやく普通に求職の申込み。離職票やらなんやらを渡して、「雇用保険の失業給付受給資格者のしおり」という小冊子を渡された。次回9月21日に「雇用保険説明会初回講習会」と言うのがあって、それに行かないといけない、と言われたのだが、そのときに説明する内容が書いてあるらしい。要はこの制度についていろいろと解説している冊子で、説明会もあるのでちゃんと出席しないといけない。しかしそれは「求職活動」としてカウントされるのだ。失業給付金を受けるには、4週間ごとにハローワークへ行って「失業認定」をしなければならないが、その4週の間に2回以上求職活動をしないと給付金はもらえないのである。その1回分としてカウントされるらしい。

それらの手続きが終わって、さっそく「みどりのコーナー」の検索機で障害者の求人を探す。職種を事務系に絞って、エリアを横浜駅からアクセスのいい区に絞って検索。いろいろと見ていったが、とりあえず候補に入れられそうなのはどんどんプリントする。探しているうちに、先日友人が紹介してくれた障害者を専門に雇用する会社も出ているではないか。勤務地も条件もいい。出てなかったら直接自分でコンタクトを取ってみるつもりだったが、ここで見つかったのはラッキーだ。ハローワークを通して応募した方が有利らしいからだ。それは、ハローワークの紹介状を持って来た人を採用すると、会社に国からお金が降りるからだそうである。

ハローワークを後にしてから昼食を食べ、ダイソーへ寄ってから帰宅。家へ帰ってから例の小冊子を読んで、プリントアウトした求人票を見て、よし決めた。まずここを受けてみよう。それは先日友人から紹介された会社。善は急げだ。明日ハローワークへ行ってさっそく申し込もう。

4月から法律が改正されたとは言え、まだまだ精神障害者への門戸は狭い。失業給付金の受給資格はこれから1年。長いようで短い。数打てば当たるかどうかわからないが、のんびりはしていられない。今日見つけた求人票の中で、やはり障害者を専門に雇用している会社があったのだが、そのホームページを見ると、

従業員数

健常者 116名
障がい者 309名
合計 425名

障がい部位別内訳

じん臓機能障がい 195名
心臓機能障がい 7名
聴覚障がい 18名
視覚障がい 4名
肢体不自由等 55名
知的障がい 28名
精神障がい 2名

という状況なのだ。障害者が309人いて、精神障害者はたったの2人?う〜ん、まだまだ道のりは長い。本当に数打たないといけないかもしれないし、そのためにはどんどん動くのだ。無理をしない範囲で。