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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2006年9月4日

昨日は22時10分に就寝。そして眠れた。追加眠剤無しで眠れた。眠れた眠れた眠れた。ばんざいなのだ。2日続けて眠れたのだ。そして朝は6時半起床。自然に眼が覚めた。気持ちがいい。

朝からせっせとAccessで遊ぶ。昨日買ってきた本と、昨日見つけた解説サイトを参考にして一つ画面を作り上げていく。ウィザードを使って単票形式とか、簡単なことから始めたらいいのだが、いや最初はそうしたのだが、もっと自由なレイアウトで自由にデータを操作したいぞ、ということで、いきなりVBAでSQLをがりがり書いてダブりチェックとかいろいろやっていた。あっという間に時間が過ぎて10時くらいになった。こういうのをやり始めるとあっと言う間だ。

そして、ちょっと寝てしまった。1時間くらいだろうか。やっぱり午前中に寝てしまう。今日は朝早すぎたのだろうか。

午後からはAccessの勉強、と言うか遊びと言うか趣味というか。AccessのVBAプログラミングの解説サイトで、住所録をウィザードを一切使わずに作る手順、というのがあり、この通りにやっていけば、ある程度のことが理解できる、というものだ。なるほど、ウィザードは便利だが、それに頼ってばかりいたら応用が利かなくなるというか、中で何が起こっているのかわからずに終わってしまう。「あえてウィザードを使わないレクチャー」と言うのは勉強になる。それぞれの手順で、どういう仕組みになっているからこの設定が必要だとか、そういうことを理解できながら進めることができる。

とかやっているうちに夕方近くになった。今日は通院日なので、16時頃家を出て病院へ。着いたのは17時前だった。今日も混んでいるなあ、と思ったが30分ちょいで呼ばれた。この1週間の状態を話し、それから「そろそろ仕事を探そうと思っているので」と言ってハローワークから送られてきた「雇用保険受給資格に係る病状証明書」を書いてもらった。失業したら普通はすぐにハローワークへ行くのだが、病気で働けない場合などは失業保険の受給期間を延長できる。その手続きを取っていたのだが、それを解除する書類である。

いきなりフルタイムで働くのはきついが、この病状証明書では「週20時間働ける」と言うのが基準となっている。20時間というと1日4時間で週5日、あるいは1日7時間で週3日、というところだろうか。とにかく、この病状証明書に今日の日付が書かれた以上、私が雇用保険を受給できるのが今日から1年以内、ということになる。なんとか自分の病気を理解してくれて、調子が悪いときでも多少の融通は利かせてもらえるような職場を根気よく探そう。障害者の場合、給付日数は300日。焦ることはない。

帰ってきてから、またAccessで住所録を作るやつの続きをやる。テーブルを定義してフォームを作成してレポートを作成して、外側がやっとできた。やっと次の章が「VBAとADOを使ってデータベースへアクセス」なのだが、これは明日にまわそう。

さて、明日はさっそくハローワークへ行ってこよう。明日は求人申込みだけで、それから1週間後くらいだろうか、説明会があって、それから求職活動が開始となる。ハローワークのHPには「障害をおもちのみなさまへ」と題して

ハローワークでは、障害をお持ちの皆様のために、専門の職員・相談員を配置し、ケースワーク方式により、求職申し込みから就職後のアフターケアーまで一貫した職業紹介、就業指導等を行っています。
障害者に限定した求人のほか、一般の求人に応募いただくことも可能です。
ハローワークでは、個別にその方にあった求人を開拓したり、面接に同行する等、きめ細かなサービスを行っておりますので、ぜひご相談ください。

とか書いてある。本当にまともに相談に乗ってくれるのかなあ。障害者と言っても精神障害者の面倒は見ないとか、そういうことは…、いや十分ありえる。平成7年に新設されたこの精神障害者の制度は、法律上も身体障害者、知的障害者なら受けられるサービスが受けられないことが多い。

まあ、これは法律が古いというより、制度自体が新しいのである程度はしかたがないかもしれない。日本人もメンタルヘルスに関してようやく目を向けだしたような気もするので、これからに期待しよう。とりあえず雇用に関しては、去年に改正された「障害者の雇用促進に関する法律」で、ようやく精神障害者が法定雇用率に算入されるようになった。事業者は全体の何パーセント以上、障害者を従業員として雇用しなければならなくて、規定の人数に足りない場合はペナルティを払う、という例の法律である。障害者と言っても、今までは身体障害者と知的障害者だけで、精神障害者は対象外であった。今年の4月に先の法律が施行され、ようやく精神障害者にも雇用の道が開けてきた。しかし、まだまだ道のりは険しいだろう。