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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2006年1月

朝は相変わらずつらい。目が覚めているのに起きあがることができない。8時くらいから何度も起きようとして挫折した。結局8時40分くらいに起きた。

朝食も早々に、なんとか体が動くので9時過ぎに近くのスーパーへ日曜朝市に行って買い出し。地面が凍結していて危ないことこの上ない。そのせいだろうか、いつもはごったかえしている朝市の風景とは違って、人はそんなに少なくなかった。いつもは9時前に開店の列に並んで、開店と同時にセール品にダッシュ!という感じで、ちょっと出遅れるともう売り切れ、ということが多い。今日も出遅れたからもうお目当てのセール品はないかなあと思ったら、まだ山積みだった。みんなうちにこもっているのだね。

しかしながら、帰ってきたら疲れてしまった。やはり朝はあんまり調子はよくないのに、ちょっと体が動くからといって、無理してしまったためだろう。今日はずっとだるかった。頭がぼんやりして、書かないといけないメールも文面が思い浮かばずに停滞している。あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、と思いつつ昼になり夕方になり夜になった。今日は夜にかけて調子がわるくなるという、変則パターンだった。やはり朝市で朝いちに無理をしたからか。

明日は通院日だ。最近の経過を、鬱の症状、疲労感の症状、睡眠の状況など、できるだけ詳しくしゃべらないと。それから、32条から自立支援法に移行する書類も書いてもらわないといけないし、障害年金の申請のための診断書もお願いしないといけない。しかし、頭がずっとぼ〜っとしているので、そのままだったら何か忘れそうだ。全部メモしていかないと。でも、ときどきそのメモを出すのすら忘れることもあるのだ。それを忘れないようにするにはどうすればいいのか。

今日はなんとか8時半過ぎに起きた。これが精一杯である。朝はつらい。そして寒い。外は雪が降っている。全国的な大雪が続く中、横浜は今までほとんど雪は降らなかったのだが、ついに降ってきた。

夕方くらいまであまり調子はあがらず。外を見るとこんこんと雪は降り続ける。「こんこんと」というオノマトペがよくわからん。なんで「こんこんと」なのだろうか?「雪はこんこ、あられはこんこ」と言うのもよく考えるとよくわからん歌詞だ。

調子が17時前になってようやくあがってきた。夕食はウィンナー鍋。メインの具材がウィンナーで、あとは白菜、しらたき、キノコ類という変わり鍋だ。これをポン酢でいただく。数年前に友人の家の忘年会で食べたのだが、鍋とウィンナーという組み合わせに驚いたものの、なかなかうまかったので作ってみた。明日も今日の鍋の残りと、あとはサラダでいいや。最近はいろいろなメニューに挑戦している。料理はおもしろい。

今日も起きたのはちょっと遅かった。9時前くらいだったろうか。朝、自然に早く起きることができない状態が続いている。ただ、体が動き出せば、なんとか一日はもっている。

今日は一週間ぶりにバイトが休みの彼女と久しぶりに映画を観に行った。みなとみらい線の新高島駅すぐにある「109シネマズMM横浜」へ初めて行った。一昨年の秋くらいにできた映画館だったと思うが、この辺りはみなとみらい地区の中でもまだ閑散としていて、これから商業施設やマンションなどができていくのだろうなあ、という感じである。横浜で映画というと相鉄ムービルで観ることが多かったが、そのムービルも今年の5月いっぱいで閉鎖される。その跡には何ができるのだろう。ヨドバシの跡地には今日からドンキがオープンしたようだ。

今日観た映画は「THE有頂天ホテル」である。いやはや、おもしろかった。いくつもの交錯する同時進行の人間ドラマを、混乱することなく堪能でき、思わず笑ってしまうシーンも数知れず。極上のスラップスティックという感じだ。三谷幸喜の緻密に練り上げられた脚本のたまものだろう。なんせ、リアルタイムに進行する時間軸に沿って、スクリーンに出ていない登場人物が裏で今何をやっているか、というタイムスケジュールまで作ってあって、矛盾がないようにできている、との制作裏話を先日テレビで観たのだ。いや、おもしろかった。

おもしろかったのだが、見終わってしばらくするとどっと疲れが出てきた。久しぶりに「電池が切れた」ような状態に。どうも映画館の中で2時間あまりじっと映画を観ているだけで、たとえおもしろく鑑賞したとしても、神経は消耗しているようだ。横浜に戻ってラーメンを食べるはずだったが、そのまま帰宅した。やっぱりおうちが一番である。

今朝起きたのは9時頃。最近はずっとこれくらいで、なんとか9時までには起きているが、ちょっとつらいという感じだ。

午前中は昔通院していた病院へ行って、障害年金用の診断書を書いてもらうようにお願いしてきた。7350円かかるという。手帳とか年金の診断書は高いのだ。来週には今通院している病院で診断書を書いてもらわないといけないが、確かその病院では1万円だったと思う。まあ、これはしかたがない。

病院をあとにして、横浜へ戻ってDoCoMoショップへ。携帯のバッテリーが異常に早く切れるようになって、少し使うと1日もたないときもしばしば、という状態なのだ。一昨年の5月に買った携帯だから、1年と8ヶ月くらいか。バッテリーは2年くらいが寿命だという話をよく聞くが、そんなヘビーユーザでもなかったのにもう腐ってきている。

と言うわけで、昔の機種だけどバッテリーだけ買えるのか、買えるのならいくらなのか、あまり高いようだと機種変更、と言うかFOMAなので買い増しするか、するなら新機種の値段はいくらくらいか、それを調べに行ったのだ。DoCoMoショップで聞くと、バッテリーは取り寄せになるけど2000円ちょっとで買えるということなので、さっそく予約した。DoCoMoはやはり高い。買い増しだと3万円前後するのだ。機能的にはまだまだ余裕で使えるので、ここで3万も出して新しいのを買うつもりはない。

ところが、入荷は2月中旬くらいになるという。そんなにかかるのですか?と聞いたら、実は私の他に同じ機種のバッテリーを予約している人がその店だけで50人以上いると言う。あらら、やはりみんなバッテリーが腐ってきた頃なのね。ソニーの機種ではないが、ふと「ソニータイマー」と言う言葉が頭をよぎった。

家へ帰ったらまだ11時頃。ちょっとしんどいが寝込むほどではない。ソファに寝転がってニンテンドーDSでゲームをしていた。昼はカップ麺で済ませた。14時半頃スーパーに夕食の買い物に行き、帰ってきた頃には調子はよくなっていた。その後は夜まで調子がよかった。日によって波がある。明日の調子はどうなるのか自分でも見当がつかない。そうすると何の予定も立てられない。困ったもんだ。私も突然バッテリーが切れてしまう。だれか交換してくれないものか。

最近調子はぼちぼち、といったところか。よくもなければ悪くもない…、いや少し悪い。夜は眠れているが、朝は少しつらい。昼はあまり外へ出ていないが、たまに外に出るとすぐに疲れてしまう。

今日はハローワークへ行った。ハローワークと言うと電話帳みたいで聞こえがよいが(よいこともないか)、要は「職安」である。失業保険というのはハローワークへ行って失業認定をしないともらえないのだ。元気で働いている頃は、そんなこと知らなかったなあ。

とは言え、私の場合すぐに失業認定の手続きができるわけではない。失業保険は「働く意志があって」「働く能力がある」のに関わらず、職が見つからない人に支給されるお金である。「怪我や病気などですぐに働けない場合」は失業認定ができない、とはっきり書いてある。しかし、離職後1年という受給期間を3年に延長する、ということはできる。その手続きをしに行った。

行って話をしたら、その手続きは離職日の1ヶ月後から1ヶ月間の間に、と決まっているという。つまり12月31日付けで退職した私の場合、1月31日から2月27日の間に延長申請をしないといけないらしい。と言うことは今日行ってもまだ早すぎたのだ。しかし、また来るのもめんどうでしょうから郵送でいいです、と言われて必要な書類をもらってきた。

その後は社会保険事務所へ行って障害年金の相談をした。45分ほど待たされたが、その間にいくつもの窓口の方を観察していると、ここの職員は我慢強くないとつとまらないなあ、とかわいそうになった。なんせ年金相談なので、ほとんどがお年寄りの方ばかりだ。そのお年寄りたちに、わかりにくい年金の制度について説明して、あなたの場合は何年間未払いがあるからどうのこうのとか、納得するまで説明している。何度も同じ説明を繰り返しているのに、おばあさんはなかなか納得しない。また別の男性には、「昭和44年から46年が不明ですけどどうしていましたか」「ええと大阪の方で仕事をしていたと思うけど、忘れました」「思い出してください!!!」などという会話が。ここで働いているとストレス溜まるだろうなあ。

ようやく私の相談になったら、担当のおばさまは親切丁寧だった。窓口の人にも当たりはずれがあるだろうなあと思っていたが、どうやら当たりだったようだ。「障害年金の場合は手続きがややこしいので、一つずつ説明しますね」と言って説明してくれたが、説明を聞いて「じゃあとりあえず○○して××したらいいんですね」などと確認すると、「まあ理解が早い!やりやすいわ」などと言われた。別にそんなに難しい話でもないのだが。毎日お年寄りを相手に話していると、そういう感覚になるのかなあ。

それはともかく、しょっぱなから私は大きな勘違いをしていたことがわかった。私は3級の障害者手帳を持っている。そして、障害年金についてネットなどで調べて「国民年金は2級からだが、厚生年金は3級から受給資格がある」と言うのを知ったのだが、この2級3級というのは障害者手帳の等級とは関係なくて、障害年金の申請をしてから審査の結果決定するという、また別物らしいのだ。てっきり「3級の手帳を持っているから、自分は審査が通ったとしたら3級で厚生年金の受給資格があるが、通るかどうかはまた別の審査がある」と思いこんでいた。

とりあえず、通る通らないは出してみないとわからないので、申請してみましょうということになり、必要な書類をもらって帰ってきた。今の病院は3つめなのだが、初診日と、それから1年半後の診断が重要だということだ。どちらも1つめの病院なので、そこの病院で所定の診断書を書いてもらわないといけない。今は通院していないのに、どうやって書いてもらったらいいのだろうか?と思い、家に帰ってから病院に電話してみた。総合病院なのだが、1階の窓口に診断書の受付があるので、そこへ持ってきてもらえばいいです、と言われた。さっそく明日行ってこよう。別の病院に移ったあとも、内科にかかったりしているのでカルテはあるはずだ。

それから、来週の月曜日に今の病院(今は単科のクリニック)に通院するのだが、そこでは「現在の診断書」を書いてもらわないといけない。それとは別に精神障害者通院費公費負担制度(通称32条)から障害者自立支援法へ移行するための書類も書いてもらわないといけない。それから、健康保険が会社の健保から国保に変わったので、32条の保険の変更手続きを同時並行で行わないといけない。めんどくさい手続きばっかりで大変なのだ。

それにしても横浜市の保険証ってぺらぺらの紙だなあ。カードサイズなのはいいが、これではすぐにぼろぼろになってしまいそうだ。ちょうどいいケースなんか文房具屋に行けば売ってるかな?明日探してみよう。