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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2005年3月18日

7時半頃に起きた。朝は少し低い。今日は人事部との面接である。
そしてその面接で思いもよらない事実が発覚した。なんと私の休職のリミットは、自分が思っていたよりも3ヶ月早かったのだ。具体的には7月4日と思っていたのが、実際は4月4日だったのだ。つまりもう目の前で、嘱託医と相談して決めた「5月復帰」では遅いのだ。なぜそんな重大なミスが起きたのか?それは「休職期間のリミット」と「職場復帰のリミット」が3ヶ月ずれている、ということを認識してなかったのだ。

それはどういうことか、なぜそういう間違いが起きたか、日記として改めて書くのはもうしんどいから、帰ってきてからまとめたその面接メモを匿名にしてそのまま転載してしまおう。
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人事部Wさんとの面接記録

・自分よりWさんに、去年の復職の話が流れたとき以降の自分の状態について、レジメを元に説明。

・Wさんから見た第一印象
去年面接したときに比べて、会って話した印象がずっとよくなっている。前回は「本当に復職して大丈夫だろうか」と心配だったが、今日の様子を見ていると大丈夫ではないかという印象を受ける。

・復職までの手続きについて

仮出社期間を3ヶ月とし、その間の給料は本給のみ支払われる。仮出社期間に欠勤したらその分だけ引かれる。

仮出社までの手続きは、以下の通りである。
 主治医に「職場復帰判断のための診断書」を書いてもらい、会社の嘱託医へ郵送してもらう。
 それに嘱託医が目を通し、自分と面接を行って仮出社の可否を判断し、仮出社の開始日を決定する。

・仮出社期間について

仮出社期間中はフレックスでなく、8:40〜17:10での勤務となる。通院による遅刻または欠勤は認める。

仮出社期間はあくまでも休職期間の一部である。したがって、休職期間が満了する7月4日の3ヶ月前、4月5日が仮出社開始のデッドラインである。この点について自分の方で誤解があり、嘱託医も把握していなかった。

自分の認識:仮出社期間は休職期間のカウントがストップすると思っていた。残り2ヶ月の時点で仮出社したら、休職期間のリミットが2ヶ月先延ばしになると思っていた。

つまり「5月から職場復帰(仮出社開始)」というのは本来ならば既にアウトだが、そこは会社側で配慮をするとのこと。できるだけ早く仮出社を開始して、休職満了の7月4日までの期間を仮出社期間とする。

・経過観察期間について

仮出社期間を過ぎれば一応復職ということになるが、その後は経過観察期間となる。(期間は1ヶ月〜3ヶ月。厳密には確定していない)経過観察期間中もフレックスではなく、残業も禁止。まだ様子見の段階である。経過観察期間中を無事過ごせば、他の社員と同様のフレックス勤務となる。

実は、過去の嘱託医との面接の中で経過観察期間の話は出てきたが、自分は仮出社期間のことと混同していた。

経過観察期間中に欠勤した場合、通常なら残っている休職期間の1日を消費したという扱いになる。(この説明は去年自分が聞いたはずだが、これを仮出社期間のことであると解釈していたため、仮出社期間中は休職期間のカウントがストップすると誤解していた)

しかし自分の場合、休職期間が満了した上での経過観察となるため、欠勤に充当する休職期間はない。つまり、経過観察期間中は一日も休むことが許されない。
それにもかかわらずこの期間中に欠勤した場合の扱いは、現段階では人事部でも明確に取り決めはない。今までではこのようなケースはなく、休職期間が満了した上で復職を試みるのは自分がファーストケースである。この点については人事部側で今後検討する。

今後のスケジュールとして、
3/22 通院し、主治医に「職場復帰判断のための診断書」を書いてもらうように依頼。
3/24 嘱託医と面接。この時点までに主治医の診断書が間に合っていれば、その時点で仮出社の開始日を決定
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というわけで、いきなりピンチを向かえてしまった。今の主治医も3月いっぱいで病院を変わるというのも非常に痛い。22日の通院で「職場復帰判断のための診断書」という、詳細な診断書を書いてもらうように主治医にお願いしなければならない。この診断書というのが、たとえば「会社側としてどういう点に配慮すればいいか」など、記入してもらう項目がものすごく細かいのだ。当然「その場で書いてください」というのは他の外来患者も待っているので無理があるため、通常は用紙と一緒に会社の健康管理室宛の封筒を渡し、書いて会社に送ってください、ということになる。

しか〜し、そんな悠長なことは言ってられないのだ。次に健康管理室へ行って嘱託医と面接するのは24日。2日後である。事情を説明して「明後日の午前中取りに来ますから、それまでに書いておいてください」と主治医に頭を下げてなんとか書いてもらい、木曜日に受け取ってそのまま健康管理室へ行くしかない。主治医も病院を移るので相当忙しいはずなのだが、そこをなんとかごり押しで頼み込むしかない。

あ〜〜〜〜〜〜、なんでこうなったのだろう〜〜〜〜〜〜。コミュニケーション不足であったことは否めない。くぅ。