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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2004年8月

今朝、起きたら動けなかった。今日こそは病院に行かなければいけない。昨日から、一昨日から、3日前からずっとそれである。しかし今日も動けなかった。今日は鬱だった。なぜか、病院に行くことに対して非常にプレッシャーを感じていて、それで体が動かなくなっている気がする。いったいなんなんだ?

今日は彼女も通院なので一緒に行くはずだったのだが、結局彼女1人で行ってもらい、私の薬を代理でもらってきてもらうことになった。彼女は8時半過ぎに家を出た。

私はしばらく横になって「なんでかな〜」と思いつつ寝ていた。10時頃になると、いつの間にかましになっていた。なんとか動けたので、彼女を追いかけて病院に行くことにした。予約外で薬をもらうのでかなり待たされるかもしれない。とりあえず私も行ってみよう、そう思って家を出た。

電車に乗っていると彼女からメールが来た。病院はぜんぜん混んでいなくて、すぐに終わったらしい。彼女はもう病院から戻ってくるところだから、私は病院まで行く必要がなくなった。病院の最寄りの駅で待ち合わせとなった。

そこで食事をしてまた帰ってきた。この時点で私はかなり疲れを感じていた。やはり調子はあまりよくない。動けると思って出てきたものの、かなり体に無理を感じる。彼女は買い物をするというので横浜で別れ、一人だけ先に家に帰ってきた。

昼はネットで調べ物をする。ちょっとやっかいなことになっているのだ。昨日から私あてにエラーメールが何通も来ている。それらは、おそらく出会い系サイトかなにかのスパムメールが宛先不在で返ってきたものなのだ。それで、私に返ってくるということは、つまり私のアドレスで発信されている、ということである。まじ?送信者を詐称するウイルスなら最近はたくさんあるが、出会い系などのスパムメールの送信者が実際のアドレスに詐称されている、ということはあるのか?私あてにも毎日のようにスパムメールは来るが、それらの送信者は適当にでっちあげた架空のアドレスか、業者のフリーメールだと思っていた。何の関係もない第三者のアドレスで偽装することがあるのか?

とにかく情報収集だ。ネットを検索して、実際にそういう「スパム冤罪」の被害を受けている事例がたくさんあることがわかった。自分がスパムメールの送信者にされてしまって、大量のエラーメールや苦情メールを受け取っている、という人がけっこういるのだ。そしてそれらの情報を交換する掲示板で、今日の昼に私と同じ被害にあっている人の書き込みがあった。やはり昨日からエラーメールがたくさん来ていて、そのエラーになったメールの本文に書いてある出会い系サイトのURLが私に来たものと一致するのだ。どうやらこのスパムは私だけでなく、何人もの実在のアドレスが使われているようだ。

夜になってもまだエラーメールは来る。こういう宛先不達のエラーメールは、通常はメールを送信して届かなかったらすぐ返ってくる。昨日から来ていて今日の夜になってもエラーメールが来るということは、まだスパムメールが送信され続けている、ということか。まだ苦情メールは来ていないのだが、自分の名前で怪しいスパムメールがばらまかれていると思うと気持ち悪くてしかたがない。なんとかしたいところだが、どうしようもないのだ。ああ気分悪い。

昨日の夜は寝ているときに何度も目が覚めて、そして悪寒を感じた。

何度も目が覚めるのは眠剤が足りないためだ。そう、病院に行けずにいるので薬がないのだ。全くないわけではなく、ストックしている眠剤はあるのでそれを飲んだのだが、それだけでは足りない。量が足りないというわけでなく、いつもはそれプラスもう3種の類眠剤を飲んでいるのだ。それがないので眠りが浅い。今は4種類の眠剤を処方されているのに、余りがあるのは1種類だけなのだ。何でそんなに何種類も飲むかというと、微妙に作用が違うのだ。寝付きをよくする作用、眠りを持続させる作用、眠りを深くする作用などなど。

そして朝起きたら、がくがくぶるぶる、なんか悪寒がするのだ。そして首が異様に凝っている。私はこの症状が出たら風邪の前触れだ。今日こそ病院に行かなくては、と思っていたのに朝からずっとこの状態だったので、バファリンを飲んでおとなしく寝ていた。今日も病院へは行けなかった。

一日おとなしくしていたらどうやらよくなったようだ。明日こそ、明日こそ病院に行かなくては週末になってしまう。でも今夜もあまり眠れないかもしれない。寝るのが憂鬱だ。

今日も動けなかった。病院へ行けなかった。あいかわらずひきこもっている。

昼頃起きるまでは、また夢を見ていた。まだ8時だから十分間に合う。今から病院に行こう。そう思ったら実は12時だった。そんな夢を見ていた。他にも夢を見た。大阪の実家に帰って、彼女とそに住まわせてもらう。そんな内容だったと思う。未来に絶望している証か。

ひっきーと言っても某アーティストのことではない。某掲示板で「ひきこもり」を意味する言葉だ。

今日は診察に行けなかった。朝起きても動けなかった。動けなかったのか?動かなかったのではないか?動きたくなかったのでは?

今、自分で自分の状態がわからない。鬱ではなくてひきこもりになっているような気がする。鬱とひきこもりは違うのだ。不安が強くなっておかしくなってしまっているような気がする。

夢を見ていた。病院に予約のキャンセルの電話をしていた。「明日でも先生は診てくれますよ」電話越しに看護婦さんがそう言ってくれて安心した。でも本当は火曜日しか私の主治医の外来はない。本屋でひきこもりの本を探している夢も見た。だめだめな自分である。

結局11時頃起きて、本当にキャンセルの電話を入れた。キャンセルしたはいいが、薬が切れるから予約外で明日にでも病院に行かなければならない。行けるのだろうか。

今日も一日何もせずに終わってしまった。相変わらず不安定だ。

明日は病院に行けるのだろうか。気が重い。