今日は映画「スウィングガールズ」を観てきたのだ。この間の「LOVERS」はいまいちだったけど、今度は「ウォーターボーイズ」の監督の映画なのでおもしろいかも、と期待していったら、期待通りおもしろかった。
「ウォーターボーイズ」のビッグバンド版と言ってしまえば元も子もないが、いやいやしかし音楽が好きな人、詳しい人でもそうでない人でも楽しめるだろう。野球の応援をしていて「フルスイングしろよー!」「スイングしなけりゃ意味がないぞー!」と檄が飛ぶところなんかは、わかる人は「にやり」とするところだ。
おもしろかったので帰りにパンフレットを買ってしまった。私がパンフまで買うのは非常に珍しい。パンフによると、演技している「スウィングガールズ」は、全員オーディションで選ばれて、しかも楽器未経験者も多かったらしい。しかし映画の中で演奏しているのは全部彼女たちなのだ。「ウォーターボーイズ」同様、彼女たちも猛特訓をして合宿したりしていたそうなのだ。そう思うと最後の音楽祭での演奏のシーンはすごい。スクリーンの中の観客が手拍子を始めるのだが、映画を観ている自分も手拍子したくなった。最後にはスクリーンに向かって拍手したくなったくらいだ。見終わった後に「よかったな〜」と嬉しくなる映画だった。DVDが出たら買ってしまうかも。