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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2004年6月

今日は朝から区役所へ行って障害者手帳を交付してもらった。ちょうど退院日の昨日に交付されるところだったのだが、今日交付してもらったのだ。これで正式に障害者となってしまった。だからと言って僻むことなく奢ることなく、丁寧に毎日を過ごしていこう。

昼から彼女と横浜へ出かけ、携帯のプラン変更をした。今はどこのキャリアも障害者割引プランがあり、そのプランに変更したのだ。その後どこへ行くか決めてなく、カラオケにでも行こうかと思ったが、疲れるのがいやだったので2人でマンガ喫茶に行った。平日のお昼はすいてていい。ドラマにもなった「Dr.コトー診療所」を4巻くらいまで読んだ。その後ダイエーやハンズに行ってショッピングをして夕方に家に帰ってきた。

この近くの商店街では毎年この季節に、月に3回縁日をやっている。今日はその初日だったので夜に行ってみた。いいお天気で湿度も高くなく、そんなに混んでもいなかったので快適だった。たくさん露店が出ていて、けっこう食べまくった。たこ焼き、フランクフルト、カルビ串、ステーキ串、焼き鳥。ずっと入院生活をしていたので食べ物には飢えていたのだ。おなかいっぱい食べて満足なのだ。こういう場所で食べるとおいしく感じるのはなんでだろう。

今日無事に退院したのだ。最初の1ヶ月くらいはなかなか調子がよくならなくて、うわーんこのままだと半年コースかぁ?と覚悟していた(1回目の入院は7ヶ月ちょっとだった)のだが、躁転して2週間くらいして落ち着いて、それから安定してきたので無事2ヶ月と1週間くらいで退院できたのだ。今回は無事軟着陸できた、という感じだ。このまま行けば8月くらいには3年ぶりに職場復帰できそうだ。

それはそうと帰ってきてまずやったのは、ウォシュレットの取り付けなのだ。なぜウォシュレットかというと、退院とは全然関係ない。先週の土曜日に彼女とその友達と一緒に夕飯を食べていたときに、私は今まで勘違いをしていたことを知ったのだ。それは、ウォシュレットというのはトイレを改造するもので、賃貸の住宅やマンションでは取り付けられないものだと思っていた、ということなのだ。そうではなくて、便器の蓋は簡単に取り外しができて、そこにかぽっとはめるだけで済むもの、つまりは賃貸でもつけられる、ということを話の流れで知って、前々からウォシュレットつけたいと思っていた私はさっそく日曜日にネットで安い店を調べて注文し、昨日までには自宅に届いていた、というわけだ。取り付ける際にちょっと工事が必要になるが、ネットで調べたところそんな難しい工事ではないようで、自分でできそうだった。

しかしいざやってみると、一番最初のステップで降参してしまった。タンクの横にある止水栓というのを締めて、そこからタンクにつながっている給水管というのをまず外すのだが、そのために回さないといけないボルトを回せない。タンクと壁の間が狭すぎてレンチが入らないのだ。他の工具でもあれこれ試したが、あまりの狭さにどうしようもできず、これは電動レンチなどの専用の工具がないとだめだぁ〜とお手上げ状態になったのだ。それでどうしたかと言うと、結局業者に頼むはめになった。TOTOのHPから取り付け工事ができる店を検索できたので、そこから自宅に近い業者を見つけ、連絡したらすぐ来てくれた。こういう水回りのトラブルなどを専門にやっている業者は足回りがいい。

というわけでこれから快適なトイレライフを楽しむのだ。それにしてもウォシュレットは最近進んでいるなあ。昔はコントローラが便器の横にどかっと突き出していて幅をとったものだが、今(というか私が買ったやつ)はコントローラがワイヤレスになっていて、ペーパーホルダーの上につけられるようになっている。便器周りもすっきりなのだ。