TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2004年2月24日

なんだろ…、今日やったこと…。

朝ごはんは、食べなかった。朝は何をしていたか、覚えていない。ずっと寝ていたのか。いつも、一度は起きて朝ごはんを食べるのに。

昼、彼女が買ってきてくれたパンを食べた。そのあと…、そのあとどうしたっけ。しばらくして、そうそう郵便局へ行った。楽譜をオンラインショップで買ったので、その支払いに行ったのだった。帰りにコンビニに寄ってチョコと週刊アスキーを買った。

帰って来てアスキーを読んでいたのは覚えているが、その他は…、そうそう、Western WindのCDを聴いていた。でもいつの間にか布団に入って寝てしまった。19時前まで寝ていた。いつの間に寝たのかは記憶が定かでない。

彼女が20時までバイトなので、昨日の残りのカレーを温めて食べる。

21時から、オウム真理教の地下鉄サリン事件から麻原逮捕までのドキュメンタリードラマをやっていたので観てたらもう23時だ。実際の映像も交えて見ごたえがあった。今でもオウムは活動し続けているというのが不思議だ。教祖が逮捕されても、一度マインドコントロールされた頭は元に戻らないのか。全部いんちきだったんだ、俺達はだまされてたのか、そうとは二度と考えられなくなるのだろうか。

それにしても、こんなにも多くの信者をマインドコントロールできるのは、善悪は抜きにしてすごい。私は自分の病気もマインドコントロールの手法を用いてよくならないか、要は「自分はいつでも活発に活動できる」というマインドコントロールを自分にかけられないだろうか、そう思ったことがある。

そしてマインドコントロールについていろいろ調べまくった結果、催眠術と深く関係があることがわかった。催眠術の専門書を買って読んでわかったのだが、催眠術は決してまやかしではなく、科学的に証明されているれっきとしたものなのだ。人間が「覚醒している状態」と「完全に睡眠に入った状態」の間に、ものすごく浅い眠りだが起きているでもない寝ているでもない「催眠」の状態が存在する。人間の進化した脳の部分である大脳新皮質だけが眠りに入り、人間の本来の本能の部分を司る大脳辺縁系だけが起きている状態である。この状態で人間に指示を与えたりすると、よけいな頭脳が邪魔することなく無意識の領域に直接働きかけることができる。

しかし、自分で自分に催眠をかけることは難しい。自己催眠のことも本に書いてあったのだが、自己催眠をかけるためには、まず他人に催眠術をかけることができないといけない。まずもってそれが難しいので、自分でだめなら人にかけてもらえばいいではないか。そう思って、そういうことをやってくれるところをまた探した。

そして、人を催眠状態にして暗示を与え、性格を変えるという「催眠療法」なるものが世の中に存在することを知り、横浜にある催眠療法センターへ行ってみた。しかし、話を聞いているとなんとなくうさんくさく、半年で70万円かかると聞いて、「こいつはインチキだ」そう思ってそこを後にした。

思えば何とか病気がよくならないか、いろいろと手を尽くそうとしたものだ。サブリミナルのCDを作ってもらったこともある。リラクゼーション系の音楽の中に、自分が指定したメッセージを耳では聞き取れないように混ぜ込んでCDにしてくれる、という業者をネットで見つけて頼んだのだった。あれはもう何年前のことだろう。結局そのCDも効き目はなかった。

この暗闇から抜け出す方法は他に何かあるだろうか。誰か私を洗脳してください。