TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2004年1月31日

何にもやる気がおきない。

昼まで寝ていた。まあ、休みだしいいだろう。

今日はとりたててやることもない。しかしまあ、暇だからと言って寝てばかりいるのもなんなので、何か暇つぶしでもしたらいいのだが、それができない。何もやる気が起きないのだ。

とりあえずコンビニに行ってみた。私の好きな漫画家の特集の雑誌が出ていたので買った。ここ数年は漫画を買って読むということもあまりなかったが、「まんがタイム」とか「まんがライフ」系の4コマ雑誌は割りとすきで買っていた。その中でも特に好きだったのが、週刊モーニングで「OL進化論」も連載している秋月りすだった。秋月りすのまんがが載っている雑誌は目ざとく買っていたのだが、それももう1年以上途絶えていた。

秋月りすの特集号を買って家に帰り、読もうとした。しかし、途中までしか読めなかった。まんがすら読む集中力がなくなっているのだ。最近は本も読めない、まんがも読めない。できることと言えば寝ることか、あとはただぼ〜っとテレビを見るか音楽を聴くくらいだ。受動的なことしかできない。以前は暇があったら外へ出てなんだかんだウィンドウショッピングをしたり漫画喫茶へ行って何かの漫画を全巻読破したり、ということをしていたが、今は全くそういうことをしようという気も起こらない。自分の好きなことすら気乗りがしなくて体が動かないのだ。

いったいどうしたことだろう。どうしたことも何も、それはうつ病の症状の典型例なのだが、どうも自分自身で納得がいかない。カウンセラーにも言われたが、やはり病気になる前のアクティブだった頃の自分のイメージが自分の中にあるので「こんなはずじゃない」という思いがどうしても強く、自分で自分に納得がいかないのだろう。病気のせい、と言われて頭で納得できても体で納得できない感じだ。

15時くらいになって、横浜へ行って新しく開通した地下通路をちょっとだけ通ってみた。みなとみらい線がいよいよ明日から開通するのだが、それに通じる地下通路はもう通れる。「行ってみたい」という強い欲求にしたがって行動したのでなく、「何もやらないとますますだめだ。何でもいいから体を動かさないと。どこでもいいから行ってみないと」という自分への思いからなんとか重い腰を上げていったのだ。重い腰、というか重い頭、という感じだったが。

しかし、せっかく横浜まで行ったものの、ちょこっと地下通路を通っただけですぐに帰ってきてしまった。せっかく横浜へ行ったのだから、新しく開通したところをもっと端から端までくまなく探検してみたり、大きな本屋でも服屋でもCDショップでも、どこでもいいからついでに行ってくればいいのに、とてもそんな気が起きなかった。ぼんやりする頭で、さっさと帰ってきてしまった。

家に帰るとウィルスメールが来ている。うちはウィルスバスター2004のパターンファイルを常に最新に更新しているのでウィルスにひっかっかったことはないが、ここ数ヶ月ウィルスは来てなかった。が、最近4日くらいにかけてたて続けにウィルスメールが来ている。トレンドマイクロのHPによると、1月26日からアメリカを中心に出回っているらしい。

夜になったが、テレビもつまらないし、2人でうだうだ時を過ごしている。何か有益なことをしないと時間がもったいないと思うのは貧乏性だろうか。それにしても今日だけでウィルスメールが4つも来ている。全部同じウィルスだ。やはり猛威を奮っているようだ。