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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2003年11月

朝起きたら今日はしんどい。でも今日は診察がある。いつもは朝早くの予約にしていたが、調子が悪いので今日は14時にしてもらっている。それまでになんとかいかなくては。でも調子が悪いのでとりあえず朝は休んでいた。前回は彼女に代理で行ってもらったが、今日こそ自分で行かなくては。

12時前ごろ、体が動きそうなのでとりあえず彼女と一緒に家を出る。一人だと不安なので彼女についてきてもらった。病院についたら13時過ぎ。予約は14時だがすいていれば早く診察してもらえる。15分くらい待ってると呼ばれたので彼女と一緒に診察室に入り、最近の調子を話す。カウンセラーと話した内容についても話す。あまり復職のこととか深く考えないで、焦らずやりましょう、と言われた。薬が増えてしまった。ドグマチールという薬だが、男性でも母乳が出ることがあるというちょっと怖い副作用がある薬だ。やだなあミルクが出たら。

その後彼女は先に戻って駅ビルで待っていた。私はデイケアに途中から参加した。ちょうしはあまりよくないが、なんとかゲームに参加して帰ってきた。帰る途中にカウンセラーとすれ違ったので少し話をした。今週の月曜日にカウンセリングに行けなかったし、来週の月曜日もお休みだ。また飛んでしまう。「デイケアに来ることをあまり重く考えないように」と言われた。

家に帰ってくるともうへとへとである。くたくたである。ものすごい疲労感。夕食を食べて横になってテレビを観て、夜遅くになってもまだ体がだるい。今日はまあ診察に行けたからよしとしよう。でも、ほんとに何でこんなに疲れるんだろう。先週後半は調子が悪くはなかったのに。やはり「デイケアに行くこと」が自分の中で相当重いのだろうか。まだまだだなあ。

今日もデイケアに行けなかった。病棟対抗の卓球大会もあったと言うのに。

そんなに調子は悪くないような気がする。睡眠もとれているし、朝起きたときも、動けない、というわけではなかった。だが、動けるのに行けないのだ。なんというか、「まるで行く気がしない」とでも言おうか。病的なほどの重い鬱ではないし、軽い鬱、というほどまでの身体感覚はない。だが、これも鬱の一種なのだろうか。それとも単なるサボリなのか。ひきこもりモードに入ってしまっているのか。

デイケアに行くことは嫌ではない。けっこう楽しい。それに、今日は自分の得意な卓球の大会だ。去年も一昨年も優勝している。それなのに、なぜ行く気がまるでしないのか。行く気がしない、というより、その場から動くのがひたすらめんどくさい。そんな感じだ。鬱と引きこもりの境界線上に立っているような感じ。あまりにも動けない日々が続いたので、動くのがめんどうになってしまったのか。なんなのか。

結局今日も無駄な一日が過ぎていった。でも、これは無駄な一日だったのだろうか。それは今はわからない。じゃあいつわかるのか。結局いつになってもわからないんだろうな。

明日は診察だ。これはなんとか行かなくちゃ。はぁ、気が重い。

今日もデイケアに行けなかった。朝ちゃんと起きたのに、PCに向かうことはできてもその他のことは何一つできやしない。朝飯も食べずまた布団に潜り込む。まるで現実逃避だ。何からの逃避?現実とはいったい何なのか?

昼過ぎ、なんとか這い出して用事を済ますために郵便局へ行った。頭にもやがかかっているようで全身がだるい。郵便貯金のインターネットサービスで昨日落札された古いデジカメの入金を確認し、Yahoo!ゆうパックを出しにファミリーマートまで行く。週刊アスキーを買おうと思うと置いてなく、ローソンへ行って買った。

夕方までPCに向かったり横になったりを繰り返す。なんとか寝ないようにがんばった。週刊アスキーを読もうとしても、頭がぼんやりして内容が入ってこない。夜になってテレビを観ていても、まるで内容が頭を素通りしていって、おもしろいともつまらないとも思わない。ただ落ち込みだけが自分を襲う。

明日は病院内での卓球大会。出たいのだが、いつもより早起きして行かないといけない。この状態でいけるのだろうか?一昨年は入院中だったので病棟代表選手として、去年はデイケア代表選手として出場し、いずれも優勝した。今年も出たいのだ。

今日は動けなかった。昨日までは大丈夫、だと思っていたのに。なぜだ。

昨夜は早目に、22時前に寝た。久々に追加眠剤も飲まずに早く寝付いてぐっすり寝た。起きたのは7時。じゃっかんのだるさを感じながらも起きて、メールの処理をした後、洗面をしたり朝食を食べたりしているうちに、だんだんだるさが増してきた。着替えようと思ってタンスの置いてある寝室へ入ったとたん、そのまま布団に潜り込んで寝てしまった。そして、1日中寝てしまった。

なぜこうなってしまうのだろうか。今日はカウンセリングもあったのに。なぜいきなり動けなくなるのだろうか。自分はいったいどうなっているのだろう。自分はいったいどうすればいいのだろうか。

夜、昨日の夜にビデオに撮っておいた「おしゃれ関係」を観る。6年間のうつ病生活を克服した高島忠雄がゲストだったから観たかったのだ。高島忠雄は私よりずっと症状が重いようだったが、しかし6年かけて回復したという。私も希望を捨ててはいけない。

昨日はあれだけ疲れていたのに、なかなか寝付けなかった。しかたがないので1時間くらいしてから追加眠剤を飲んだら、その後すぐに眠れたようだ。なぜ疲れているし眠気もあるのになかなか眠れないのだろうか。やはり自律神経が狂いまくっているのか。ちょっと前の日に夜更かしをしたくらいですぐに体の調子は狂ってしまう。

今朝は6時に起き、またもやメールの整理。と言うか、もうほとんど整理するものはない。懸賞の締切日の期間別にフォルダを分けたので、入ってくるメールはほとんど読まずにすんでしまう。午前中はのんびり過ごしていた。

お昼に彼女の実家に行って少し猫と遊び、途中の金物屋で買い物をして帰ってきた。おもちを買ったのだが、焼く網がなかったので買ってきたのだ。そして今日のお昼ご飯は買ってきたパンとお汁粉となった。お汁粉は私の希望である。

午後ものんびり過ごす。今日は徹底的に体を休めるのだ。ところが今度は眠たくなってきた。昼間に眠ってしまうと、また夜眠れなくなってリズムが狂ってしまう。眠らないように、またPCに向かって新たな作業を始めた。PCに向かっていると眠気が気にならないで集中できるのだ。

新たな作業とは、昨日懸賞に応募したメルマガのフォルダを15日ごとに分けたが、それをさらに5日ごとに分けて振り分けるように設定していった。これもまた地道な作業だったが、おかげで眠らずにすんだ。

途中、夕食を食べてテレビを観たりして中断し、20時過ぎに作業終了。これでこれからますますメールの処理がやりやすくなる。あれだけ懲りた懸賞の応募も、またやってしまうかもしれない。というかもう今日新たに数件応募してしまった。賞品がPCだとつい手が出てしまう。

先週後半はメールの処理に追われて結果的にデイケアは休んだものの、決して精神的に不調だったというわけではなかった。彼女と元町へ出たりみなとみらいへ歩いて行っても疲れなかった。明日からまた新しい1週間が始まるが、このまま調子よく復活できるといいなあ。