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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2003年10月

今日ははとバスで日帰りバスツアーに行った。昨日は早目にと22時に寝たのだが、これがなかなか寝付けない。昔から遠足の前の晩は寝られないタイプだった。1時間くらい経っても全く眠気が来ないので追加眠剤としてサイレース2mgを飲む。その後もしばらく眠れなかったが、いつの間にか寝てしまった。0時までには寝たと思う。

起きたのは6時半。今日は7時過ぎに家を出るので寝坊は許されない。昨日まで調子がずっと悪かったので今日は大丈夫か心配だった。そもそも起きられるかも心配だったが、起きて大丈夫そうだった。が、まだ眠たくて布団に引っ張り込まれそうになるのを「えいやっ」と気合で起き上がった。気合でなんとかなるくらいなら大丈夫だろう。もっとも、「気合でなんとかなる」レベルはその日のモチベーションによって左右されるかもしれないが。

集合場所の浜松町から30分遅れて9時にバスは出発した。何と30分も遅刻してきた人がいたのだ。バスもよく待っていたものだ。まあ、今日の行程は時間に余裕があるのと、その人の連れがいて携帯で「今タクシーで向かっているから」と連絡してきたからだろう。普通は定刻を過ぎても来なかったらほっていくだろう。何分くらいの遅刻まで待つのだろうか?

バスはアクアラインを通り、海ほたるで休憩。アクアラインは通ったことはあったが海ほたるは初めてだ。写真をぱちぱち撮りまくる。最近天気が悪かったが、今日は晴れて景色もきれいでよかった。海ほたる限定プリクラなんぞあったから撮ってしまった。なぜかゲーセンがあってUFOキャッチャーに「生茶パンダ」のパペットがあったので、取ってやろうと苦戦するが敗退。生茶パンダの人形ほしいなあ。

その後バスは千葉へ渡り、一路南房総へ。館山で昼食を食べる。サザエ、ホタテ、海老の食べ放題と松茸ご飯。ホタテは「こんなにでかいの見たことない」というやつばかりで、むちゃくちゃうまかった。調子にのって食べ過ぎてしまい、胃がもたれて苦しくなった。

そしてその後すぐ近くのコスモス畑へ行って。コスモス摘み。ピンクや紫、白といった色とりどりのコスモスを摘んで持って帰る。天気がよくてほんとによかった。彼女はかなり楽しんでいたようだ。

そしてその後くらいから調子は悪くなる。バスに乗ってても疲れてだるだる〜。胃はもたれているし、体は疲れているし、かと言って眠れないし、バスの中でぼ〜っと時間が経つのを待つ。途中、海鮮の店でトイレ休憩。かわはぎのみりん干しがうまそうだったので買ってしまった。そしてさらにしばらくバスは走り、木更津の梨園で梨狩りをした。1人2個ずつ梨をもいで帰る。なんつーか、あっという間に終わったイベントだった。一応今日のメインの一つなのだが…。まあ、でもおかげで調子が悪くてもなんとか参加できた。

梨狩りの後は再びアクアラインへ乗って再び海ほたるで休憩。デイケアとボーカルアンサンブルへのお土産を買った。あ、合唱団Pへのお土産を忘れた。しまった。ん〜、まあいいか。今頃気がついてももう遅いがな。

バスは17時半過ぎに東京駅へ着いて無事バス旅行は終了。東海道線で帰ってきたが、帰宅ラッシュと重なって疲れた体にはちょっときつかった。おなかの具合がまだ悪かったので、夕食は帰ってから軽いものを何か食べようということにして、コンビニに寄って家に帰る。そして食べたのが焼きそばUFO(大盛り)。これは軽いものに入るのであろうか。

帰ってからしばらく私はぐったりであった。超つかれた〜っつー感じなのだが、彼女は全く疲れてないという。ほとんどバスに乗っているだけで、実は各イベントの時間はそんなに長くなかったから、普通はそうなんだろう。相変わらずこの疲れやすさはどうにかならないのか。まあ、最近ずっと調子が悪くてデイケアにも行けなかったので、今日は最後までちゃんと参加できただけでもよかったとしよう。明日は金曜日。デイケアに行けるかなあ。

昨日は22時半頃寝た。調子がよくなるようにひたすら祈りながら。夜中何度も目が覚めた。中途覚醒が激しい。うつ病としての症状が重くなっているのだろうか。目が覚めるたびに直前まで夢を見ていた。眠りが浅い証拠だ。6時頃に起きて、PCに向かう。散歩に行こうと思ったら小雨が降っていてやめた。今は7時過ぎ。なんとか起きていようとがんばっているが、かなりしんどい。つらい。なんとか7時半くらいまで起きていた。

今日は院内運動会でいつもより早く家を出る。もう少ししたら家を出よう、そう思っていた矢先、全身が震えだした。手が足が頭が体が。かなりの精神的不安状態に陥ると体が震えることがときどきあるのだが、それが来てしまった。ぐったりとソファに横になる。とても動けそうにない。そして、そのまま昼まで寝てしまった。

昼頃、なんとか落ち着いてきた。今からならデイケアに行けるかも、そう思ったが躊躇した。明日は彼女と日帰りバス旅行に行くのだ。今日無理して行って、明日動けなくなったらどうしよう。先週のボーカルアンサンブルの練習も、なんとか行ったけど次の日は一日寝ていた。今日行かなくても明日はだめかもしれないが、できるなら明日は行きたい。当日キャンセルでもお金は戻ってこないし。そう思ってデイケアに行くのはやめて、無理しない程度に活動することにした。会社に送らないといけない書類があるので郵便局まで行き、帰ってきてからは音楽を聴いたりネットしたり。明日は大丈夫だろうか。

いかん、今日も動けなかった。早朝覚醒はなかった。7時半頃彼女に起こされたが動けなかった。鬱なのか?自分でもわからないまま寝ていた。9時頃起きて朝食を食べた。動ける、よし食べたらデイケアへ行こう、一度はそう思った。だがまた布団に潜り込んで寝てしまった。なぜだ?なんなんだ?わからない。

昼頃起きて彼女と一緒に昼食を食べる。せっかく朝早く起きてお弁当を作ってくれた彼女に申し訳ない。彼女がバイトに行ってしまった後、また横になってしまう。何が悪いのだ?どうすればいいのだ?あまり深く考えすぎないようにしなければ。自分を責めてまた悪循環に陥ってしまうから。自己嫌悪が悪循環の元なのだ。

でも、こう不調が続くと気が滅入ってしまう。自分は悪くないんだ、季節の変わり目が悪いんだ。無理やり自分を納得させる。が納得はいってない。でもどうすれば?考え出すと思考はループする。考えちゃだめだ。しかし、このまま自分はどうなってしまうんだろうか、また入院などの大きなトリガを与えないと元に戻れないのではないのだろうか。

そんな不安を拭い去ることができない。一度は自信をつけたのに、あれはどこへ行ったのか。焦ってはだめだ。いかん、いつの間にかループに入りかけている。これ以上考えるのはやめだ。

昨日は22時半頃寝た。夜中1回もトイレに行って、6時に起きたらまたトイレに行った。トイレが近いのは、夜中に起きたときに飲料をごくごく飲んでいるからだ。寝る前もそうだ。調子が悪いとなぜか私はものすごく喉が渇き、大量の水分を摂る。飲むのは最近はずっとVAAMばかり。500mlのペットボトルに作りおきしたVAAMがあっという間になくなっていく。VAAMは糖分が入ってないスポーツドリンクで、飲んでも吸収が早くて血糖値も上がらないからいくらでも飲めるのだろう。そして頻繁にトイレに行く。体の中がきれいになるように、そんな願いは込めてないが。

朝の気分はまあまあいい。昨日調子が悪くて「どうしたらいいんだろう」とつぶやいたときに、彼女に「また早朝散歩すれば?」と言われて、おおそういえばそういう手段があった、というのを思い出した。入院中の外泊時にもやってみて効果があった早朝散歩。調子がよくなるとすっかりさぼっていて、そしてすっかり忘れていたのだが、久々に散歩に行ってみよう。

家を出ると夜のうちに雨が降った形跡がある。太陽の光がとてもまぶしい。雨が降ると大気中のちりやほこりを洗い流してくれるので、太陽の光がきつくなるのだ。空気がとても清清しい。深呼吸をしながら近所をのんびり散歩する。普段気に留めないようなところを細かくウォッチングしながら行ったり来たり。15分ほど歩いて帰ってきた。

しかし、10時ごろまで起きていたものの、その後また寝てしまった。そして昼食を食べた後も夕方まで寝てしまった。なんでこんな眠たいんだ?昨日ほどの体のだるさ、鬱っぽさはないのだが、やたら眠い。今日は祝日で休みだったが、平日だったらどうなっていただろう?朝は調子がよかったからデイケアに行くことはできただろう。そして午前中のスポーツに参加して、また昼休みにぐったりなっていたかもしれない。

とりあえず今日は充電日として寝ててもよかったが、結局前からやろうやろうと思っていた衣替えもできてない。まあ、焦ることはないや。明日はまた朝早くからデイケアに行く。ちゃんと行けますように。水曜日は院内運動会で朝はいつもより早く起きる。そして木曜日は日帰りバス旅行に行く予定で、これまた朝早く家を出るのだ。調子がまた崩れないといいが。この辺でもちなおしてほしいものだ。

今日も調子がよくない。

昨日は22時頃寝て、朝は7時頃起きた。しばらくネットしたりして起きていたが、また寝てしまった。そして昼頃起きたがだるい。ひたすらだるい。なぜなのか。やはり昨日の疲れだろうか。

今日は彼女が10時から13時までバイト。昼過ぎに戻ってきた彼女と昼ごはんを食べ、しばらくのんびりしていた。彼女がほしい本があるから本屋に行きたい、というのでちょっと迷ったが、重い腰を上げて一緒に行く。

なんとか横浜まで一緒に行ったがだるさは取れない。ただ体がだるいだけでなく、頭の中にもやがかかったような状態で、自分が何をしていいかわからない。まるで思考回路がショートしたかのようだ。今から自分は何をすればいいのか、これからどこへ行くか全く決められない。鬱のときの特徴だ。やはりまだ不調は続いている。

最近節約のために本を買うのも控えていたが、「心の疲れをとるちょっとした方法」という本を買ってしまった。今まで何10冊と同じような本を読んできて、どうせ同じようなことしか書いてないだろうに、たった1つでもいいから何か自分にとって合う方法がないだろうか、何かヒントになるものはないだろうか、そう思ってこの手の類の本に手を伸ばしてしまう。

家に帰ってきてからも疲れてぐったり。なかなか調子がよくならない。今日外出したのは判断ミスだったか。おとなしく家で寝ているべきだっただろうか。夕食を食べた後、布団に横になってしばらく自律訓練法をみっちりやってみた。両手両足にかかる重量感。かなり自律訓練法が効いているようである。ということはやはり相当疲れが溜まっていたのか。無意識のうちに体に力が入っていたのか。何も緊張する必要がないのに、勝手に体が緊張状態になっていたのであろうか。やはり自律神経の不調から来ているのだろうか。

自律訓練法を終えてから少し体を動かそうと思って洗濯物をたたむ。少し動くとやはりしんどさを感じる。そしてまた、何週間か前のように「祈りの境地」に入った。ただひたすら祈る。誰に、何に、というわけではないが、ただ祈る。「どうか調子がよくなりますように。調子がよくなりますように。今までしてきた過ちはすべて悔い改めます。迷惑をかけた人には謝ります。だから、誰か私の調子をよくしてください」ひたすら祈る。

この前と違うのは「懺悔の心」が加わったことか。前はただ「調子がよくなりますように」だったのが、何の罪に対して、というわけでもないのだが「俺が悪かった、だから許してくれ」という気持ちが入っている。こういう境地になったのもはじめてだ。こういう心境のときに本物(あるいはにせもの)の宗教につかまるとやばいかもしれないなあ。「藁にもすがる思い」というのはこういうことを指すのか。

祈りが通じたのか、勝手に波があがっていたのかわからないが、その後少し気分は落ち着いて、彼女と代わりばんこに自分のお勧めの曲をCDで聴かせたりする。自分が持っているCDも何100枚あるかわからないが、ぜんぜん聴いてないやつばっかりだ。それにしても最近はめっきりCDを買わなくなった。以前は月に10枚くらいのペースで買っていた時期もあったのだが、あの頃は本当に「独身貴族」という感じだったな〜。今はとてもそんな余裕がない。毎日毎日1円単位で家計簿をつけては、支出のどこを削れるか考えているのだ。はぁ〜、一度ぜいたくな暮らしをしてしまうと、なかなか生活レベルを落とすのは苦しい。それでも地道に節約するのだ。

また調子が悪くなってきた今日この頃、早ければ来年の頭くらいには職場復帰できるかな、という以前の見通しもまた先が見えなくなってきた。傷病手当金と貯金でどこまで食いつなげるか、それも自分独りではない。休職のリミットがあること、そして実際には籍は入れてないが、実質的に扶養家族ができたこと、これらがプレッシャーとなっていることは事実で、カウンセリングでもそれについては言及されている。調子が悪いときに考えすぎると自分を追い詰めてしまうので、これ以上考えるのはよそう。