寝付きはまた時間がかかった。夜中にMZさんの足音やら何やらで何回も目が覚めた。2:30、3:00、4:30、5:10。夜中にがたがたやるのと、あのかたかたする足音はやめてほしい。いい加減に看護婦に言おうかな。まあ、ずっと眠れてはいたが、深く眠れていたかどうかはわからない。6:00の放送で目は覚めたが、まだ眠たくて起きるのに苦労した。H看護婦が「朝ですよ~」と部屋に来たときに「はまーさん大丈夫かな」とつぶやいて言った。電気をつけていかなかった。いつもは電気をつけてまわるのに。今日は気力がないわけではなくて単に眠たいだけだ。「起きなくては」そう思い、「目覚めのヨーガ」をやって何とか起きた。
喘息の薬をもらいにYK病院へ。8:03のバスに乗って行ったが、薬だけだとすぐで、9:00過ぎには終わった。
病棟へ戻ってからはのんびりした。15:00から山へ行って30分くらいオカリナを吹き、16:00からは久々にリラックス体操を時間をかけてやった。自律訓練法の後、覚醒暗示をかけるまでに半分夢を見ているかの状態になり、次々と空想が頭に浮かぶ。これは無意識レベルの思念の表出なのか。
主治医と面接した。けっこう時間を割いて話を聞いてくれた。今週調子を崩したこと、その原因として自分では焦りと不安が出てきていること、それは入院して半年過ぎたこと、Iさんが退院するときの不安な表情を見てから自分も不安になったこと、外泊から帰ってくるときに以前は病院に戻るとほっとしていたのが、今は「戻りたくない、いつまでいなきゃいけないんだろう」と思うようになっていること、先週の外泊が自分ではうまくいったと思ったのに帰ってくる途中の電車で寝てしまって「まだまだだ」とショックを受けたことなどを話した。「そろそろ何かやってみるとか、考えた方がいいかもしれませんね」と言われた。今までは外泊訓練という形でやってきたが、別の形の「訓練」というか「慣らし」というものを行っていくことを検討すべき時期かもしれない、ということだそうだ。とは言え、具体的に考えられるとすると、退院してデイケアに通うことくらいしか選択肢はない。この病院に通院とカウンセリングをしながら、どこか自宅近くの病院のデイケアに通う、そういう方法があるらしい。あまり早まらずにカウンセラーにも相談してからじっくり考えて決めよう。来週の月曜は祝日なのでカウンセリングはお休みだ。相談するとしてもその次の週になる。まあ、2月いっぱいはここにいるだろう。じっくり考えてみよう。